*《グリード/Greed》 [#pbb950b1]
*《グリード/Greed》 [#top]
 永続罠
 カードの効果でドローを行ったプレイヤーは、そのターンのエンドフェイズ終了時に
 カードの効果でドローしたカードの枚数×500ポイントダメージを受ける。

 色んな意味で「惜しい」カード。~
 相手にカードをドローさせるカードはそれなりに種類があるものの、ドローさせる事による危険性と、その代価であるダメージが全く釣り合っていない。~
 しかも自分にまで効果が及ぶとは何事か。~
 現環境におけるドロー加速の強さを考えると、ダメージは最低でも800は欲しかった。~
 [[SOUL OF THE DUELIST]]で登場した[[永続罠]]。~
 各[[プレイヤー]]は、[[エンドフェイズ]]毎にその[[ターン]]に[[カードの効果]]で[[ドロー]]した枚数に応じた[[ダメージ]]を受ける[[効果]]を持つ。~

 趣味の域は出ないが、《大盤振舞侍》や《電動刃虫》、《攪乱作戦》などで相手に何枚もドローさせておいて、《大暴落》で一気に突き落とすというようなコンボも出来る。~
 実用性はともかく、上手く決まれば相手の手札を大量に落とせるうえ、ゲームエンド級のダメージを与えることも不可能ではないだろう。~
 [[相手]]に[[ドロー]]を強制させて、この[[カードの効果]]で[[ダメージ]]を与えるのが基本となる。~
 大量[[ドロー]]を行う[[相手]]に対する[[メタ]]や抑止力としては[[ダメージ]]が小さい上に与えるのが遅く、[[除去]]されてしまいがちである。~
 [[ドロー]]させる場合も、[[相手]]に得をさせないことが前提となる。~

//**関連カード [#kb273a18]
//-[[]]
//(無いと思われる場合は見出しごと削除)
 上手く使えれば16枚[[ドロー]]で[[相手]]の[[ライフ]]を削り切れ、累積もするため、特化すればそこそこ効率は良い。~
 この[[カード]]を使う場合には、[[《攪乱作戦》]]や[[《手札抹殺》]]等の[[手札交換]]を行わせる[[カード]]や、[[《大盤振舞侍》]]・[[《電動刃虫》]]等の[[相手]]に何枚も[[ドロー]]させる[[カード]]を併用することになる。~
 大量[[ドロー]]させた後は[[《大暴落》]]で一気に手札を減らす[[コンボ]]も可能。~
 [[《メタモルポット》]]や[[《プレゼントカード》]]も相性が良く、[[ドロー]]による[[アドバンテージ]]を帳消しにしつつ、2500の[[ダメージ]]を確定できる。~
 もっとも、[[自分]]も[[ダメージ]]を受けることがあるため、考えて使わなければ自滅する恐れもある。~

**収録パック等 [#jc9f3a72]
-[[SOUL OF THE DUELIST]] SOD-JP055
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP055
 [[トリックスター]]は相性が良く、[[《トリックスター・マンジュシカ》]]は倍率こそ低いがこの[[カード]]と同様に[[ダメージ]]を与え、[[《トリックスター・ブルム》]]・[[《トリックスター・ブラッディマリー》]]は[[相手]]に[[ドロー]]させることができる。~
 [[《トリックスター・リンカーネイション》]]は[[除外]]版[[《攪乱作戦》]]といえる[[効果]]でやはり大量[[ドロー]]させることが可能。~

**FAQ [#zf937928]
Q.
 この[[カード]]で[[ダメージ]]を与えることに特化した[[デッキ]]が[[【グリードバーン】]]である。~

A.
-[[表側表示]]で[[適用]]中に[[効果]]で[[ドロー]]した枚数だけ数えるので、[[発動]]前に[[ドロー]]した枚数はカウント対象外である。~
また、[[破壊]]等で[[フィールド]]を[[離れる]]とカウントもリセットされ、[[エンドフェイズ]]前に再[[発動]]しても[[ダメージ]]を与えることができない。~

-「[[エンドフェイズ]]終了時」と表記されているが、[[ターン]]終了時ではなく[[エンドフェイズ]]中に[[効果の発動]]を行う。~
そのため他の[[エンドフェイズ]]に行う処理がある場合、任意の順番で処理する事が可能。(22/07/29)~
--他にも「[[エンドフェイズ]]終了時」と表記されている[[カード]]は何枚か存在するが、いずれも[[効果の適用]]タイミングを記したものであり、[[効果の発動]]を伴うのはこの[[カード]]のみである。

-「グリード/Greed」は英語で「強欲」を意味する。~
キリスト教における「[[七つの大罪>《No.77 ザ・セブン・シンズ》#sevensins]]」の一つにも数えられる。~

-原作・アニメにおいて―~
元ネタは原作第1話で闇遊戯が牛尾に対して実行した[[罰ゲーム>《罰ゲーム!》]]だろう。~
これを受けた牛尾は「欲望の幻想」を見せられ、朝まで金に見えている枯れ葉と戯れる事になる。~

--原作での虚像は紙幣だったが、この[[カード]]の[[イラスト]]では金貨である。~

--東映版アニメでは上記の話自体が全体的に改変されたため、[[罰ゲーム>《罰ゲーム!》]]の内容も全く違ったものとなっている。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスでは牛尾が使用した場合に専用ボイスが用意されており、原作で幻想を見せられたときとほぼ同じセリフを喋る。~


**関連カード [#card]
-[[《罰ゲーム!》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【グリードバーン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[SOUL OF THE DUELIST]] SOD-JP055 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP055 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[カードの発動]]に[[《地獄の扉越し銃》]]を[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(08/05/16)~
  →[[《我が身を盾に》]]と[[永続罠]]の関係も参照。

Q:[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:はい、作られます。(10/06/11)

Q:[[お互い]]の[[プレイヤー]]が[[カードの効果]]で[[ドロー]]をしなかった[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]終了時に[[チェーンブロック]]は作られますか?~
A:作られます。(10/09/01)

Q:[[ダメージ]]を与える[[効果]]に[[チェーン]]して[[カード]]を[[ドロー]]する[[効果]]を[[発動]]した場合、この[[ドロー]]分の枚数もカウントされますか?~
A:《グリード》の[[ダメージ]]を与える[[効果]]に[[チェーン]]して[[カード]]を[[ドロー]]する[[効果]]を[[発動]]した場合、《グリード》の[[効果]]に[[チェーン]]して[[発動]]した[[カード]]の枚数も含めて[[ダメージ]]を与えます。(10/07/17)

Q:この[[カード]]が[[適用]]している[[ターン]]中に[[カードの効果]]による[[ドロー]]を行い、その後、[[《王宮のお触れ》]]が[[発動]]しました。~
  [[《王宮のお触れ》]]がその[[ターン]]内に[[破壊]]された場合、[[《王宮のお触れ》]][[発動]]前の[[カードの効果]]による[[ドロー]]は、[[エンドフェイズ]]時に参照する「[[カードの効果]]で[[ドロー]]した数」として数えられますか?~
A:数えられます。(10/09/01)

Q:この[[カード]]が[[表側表示]]で[[フィールド]]上に存在し、[[《王宮のお触れ》]]が[[適用]]している状態で[[カードの効果]]による[[ドロー]]が行われ、その[[エンドフェイズ]]までに[[《王宮のお触れ》]]が[[破壊]]された場合、この[[ドロー]]は[[エンドフェイズ]]時に参照する「[[カードの効果]]で[[ドロー]]した数」として数えられますか?~
A:数えられます。(10/09/01)

Q:[[《強欲で謙虚な壺》]]で[[手札]]に[[加える]][[カード]]は[[《グリード》]]の[[ダメージ]]を与える[[効果]]で「[[カードの効果]]で[[ドロー]]した数」としてカウントされますか?~
A:いいえ、[[《強欲で謙虚な壺》]]は[[カード]]を[[手札]]に「[[加える]]」[[効果]]の為、[[ダメージ]]を与えることはできません。(11/11/04)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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