*《グリーン・ガジェット/Green Gadget》 [#tccc5e3a]
*《グリーン・ガジェット/Green Gadget》 [#top]
 効果モンスター
 星4/地属性/機械族/攻1400/守 600
 このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
 デッキから「レッド・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。
 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
 デッキから「レッド・ガジェット」1体を手札に加える。

 [[LIMITED EDITION 6>LIMITED EDITION#ue8f37d7]]で登場した、同系統[[モンスター]][[サーチ]]能力を持つ[[効果モンスター]]。~
 [[ガジェット]]トリオの中では[[守備力]]は最低だが、[[攻撃力]]は最高である。~
~
 [[ガジェット]]は[[【古代の機械】]]では[[アンティーク・ギア]]をはじめ、一部の[[モンスター]]の能力を引き出す役目を持つ。(関連カード参照)~
 [[《血の代償》]]が用意できれば、[[《古代の機械巨竜》]][[《古代の機械巨人》]]等の[[生け贄]]を確保したうえで、追撃を仕掛けることが可能。~
 [[LIMITED EDITION 6>LIMITED EDITION#LE6]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[召喚・特殊召喚に成功した]]時に[[《レッド・ガジェット》]]を[[サーチ]]できる[[誘発効果]]を持つ。~

 《グリーン・ガジェット》・[[《レッド・ガジェット》]]・[[《イエロー・ガジェット》]]の中では[[攻撃力]]が最も高く[[守備力]]が最も低い。~

 [[ガジェット]]はいずれも[[ステータス]]が低いため、単体では使いにくい。~
 [[《収縮》]]等で[[攻撃力]]を補い、[[《地砕き》]]等で[[除去]]を繰り返し、その展開力を活かして[[ダメージ]]を与えるのが第一のフォローの仕方になる。~

 現[[環境]]では[[エクシーズ召喚]]して[[《ギアギガント X》]]となり、[[《ブリキンギョ》]]など、後続の[[機械族]]を[[サーチ]]して展開していく手法が主流である。~
 [[《ブリキンギョ》]]および[[ガジェット]]トリオはいずれも[[レベル]]4であり、[[《サモンチェーン》]]などで[[召喚権]]を確保できれば複数体展開できる。~

 [[【古代の機械】]]では[[アンティーク・ギア]]をはじめ、一部の[[モンスター]]の能力を引き出す役目を持つ。~
 [[《二重召喚》]]などで[[召喚権]]が用意できれば、[[《古代の機械巨竜》]]や[[《古代の機械巨人》]]等の[[リリース]]を確保したうえで、追撃を仕掛けることが可能となる。~
 [[《起動兵士デッドリボルバー》]]に[[《機械複製術》]]を使った後に[[召喚]]すれば、[[攻撃力]]2000の[[アタッカー]]を3体並べることができる。~
 絶え間なく[[召喚]]できる特性上、[[《古代の機械城》]]の[[カウンター]]を続けて乗せることも可能。~
~
 [[《パーフェクト機械王》]]の[[召喚]]・[[攻撃力]]の補助としても非常に優秀。~
 [[《高等儀式術》]]の出現以降は利用価値が薄れたものの、[[儀式召喚]]の[[生け贄]]も揃えやすい。~
~
 当然のことだが、[[ガジェット]]はステータスが低く、単体では機能しない。~
 [[攻撃力]]の低さを補う[[《収縮》]]等でサポートすれば、その展開力を活かして[[ダメージ]]を狙うことができる。~
~
 もっとも、実戦では、[[【ガジェット】]]で[[ガジェット]]三体のみが独立して用いられることが多い。~
 ステータスは低いものの、[[召喚]]する度に[[デッキ]]から新たな同系[[モンスター]]を[[手札]]に加えることができる。~
 そのため、[[モンスター]]不足が弱点だった[[除去]][[デッキ]]と組み合わせることで[[除去]]と[[モンスター]]の絶え間ない攻撃ができ、相手の[[除去]]が追いつかなくなる。~
 さらに、自身が[[機械族]]のため、[[《リミッター解除》]]の対象になることや、[[地属性]]のために[[《ギガンテス》]]の[[コスト]]になる点も見逃せない。~
 これらを全て活かした[[【ガジェット】]]は非常に厄介な展開をおこない、それに対して悪戦苦闘した決闘者は数知れない。~
 その他、[[《パーフェクト機械王》]]の[[リリース]]展開・[[攻撃力]]強化を図る際にも、十分な役割を果たす。~
 [[儀式召喚]]の[[リリース]]も揃えやすく、[[《高等儀式術》]]と比較して高い安定性を保てる。~

 永続的な[[効果]]ではないとはいえ、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]にはかなり弱い。~
 サポート[[モンスター]]ごと断ち切るため、対[[ガジェット]]に対して極めて有効である。~
 とはいえ、[[《サイバー・ドラゴン》]]などをはじめとする他の[[アタッカー]]の存在により完全なる壊滅とはいかない。~
 しかも、最近では[[《カオス・ソーサラー》]]が[[禁止カード]]になったため、危険度はかなり下がっている。~
 また、[[ホルスの黒炎竜]]、[[《有翼賢者ファルコス》]]、[[《ハイドロゲドン》]]等、相手[[モンスター]]を[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]したときに[[効果]]を発動する[[モンスター]]で攻められると辛い。~
 [[【ガジェット】]]で[[ガジェット]]3体のみが独立して用いられる事も多い。~
 持ち前の[[サーチ]][[効果]]に[[除去]][[カード]]を交えながら、絶え間ない[[攻撃]]を行う。~
 [[機械族]]であるため[[《リミッター解除》]]の対象になる点や、[[地属性]]のために[[《ギガンテス》]]の[[コスト]]になる点も見逃せない。~
 [[手札]]にダブついた場合も、[[《マシンナーズ・フォートレス》]]の[[コスト]]にして、[[手札事故]]回避と打点の補強を両立させる事もできる。~
 こうした特徴が認められ、[[【除去ガジェット】]]や[[【代償ガジェット】]]等、様々な[[デッキ]]が作られる事になった。~

-また、その[[【ガジェット】]]も、下記のように様々な種類が存在する。(一部割愛)
--[[【除去ガジェット】]]~
[[《炸裂装甲》]]や[[《奈落の落とし穴》]]、魔法では[[《地砕き》]]や[[《地割れ》]]等での[[除去]]を基本とし、がら空きの場に物量を展開する、[[【ガジェット】]]の基本型。~
--【お触れガジェット】~
上記の[[デッキ]]に[[《王宮のお触れ》]]を搭載し、罠を減らしたタイプ。[[《王宮のお触れ》]]への耐性を持たせた派生型。~
--[[【代償ガジェット】]]~
[[《血の代償》]]で一気に5体の[[ガジェット]]を並べ、そのまま物量で一気に攻める型。[[《リミッター解除》]]を最も必要とする型ともいえる。
 主な弱点として、低[[ステータス]]のために[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]や[[シンクロモンスター]]等の[[特殊召喚]]しやすい大型[[モンスター]]に押し返される事が挙げられる。~
 もっとも、[[ステータス]]の低さは[[エクシーズ召喚]]に繋げれば解決できる話であり、余程異質な構築にしなければまず問題ないと言える。~
 むしろ問題なのは[[サーチ]][[メタ]]で展開を封じられる場合であり、単体では[[戦闘]]でも押し切られ[[エクシーズ召喚]]すら封じる[[《ライオウ》]]は最悪の天敵である。~
 [[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]で後続を封殺されると[[モンスター]]の維持が難しくなる他、単純に[[モンスター効果]]を[[無効]]にされるだけでも手詰まりになりやすい。~
 高い安定性こそあるが、性質上その安定性が一度でも崩壊するとかなり厳しい展開となるため、これらの対策も意識するようにしたい。~

>これらは全て「致命的な弱点らしい弱点が特にない」点が特徴。~
一時は[[《連鎖破壊》]]や[[《マインドクラッシュ》]]等も弱点だったが[[《貪欲な壺》]]の登場で解消されてしまった。~
[[《貪欲な壺》]]は[[制限化>制限カード]]されたものの、今度は[[自己再生]]能力を持つ[[モンスター]]揃いの天敵[[デッキ]][[【ネフロード】]]が[[制限改訂]]とほぼ同時期に発売された[[ENEMY OF JUSTICE]]によって大幅に弱体化。~
又、この[[制限改訂]]自体でも[[ガジェット]]自身やメイン[[アタッカー]]である[[《サイバー・ドラゴン》]]がすり抜けるなど大した影響を及ぼすことはなかった。~
[[ガジェット]]の猛威は衰えることなく続いていくことだろう。~

-かつては[[LIMITED EDITION 6>LIMITED EDITION#ue8f37d7]]でしか手に入らなかった限定カードであった。~
-かつては[[LIMITED EDITION 6>LIMITED EDITION#LE6]]でしか手に入らなかった限定[[カード]]であった。~
希少価値が高く、[[【ガジェット】]]には[[必須カード]]であったので、3枚セットでは非常に価値が高かった。~
そのような状況の中、[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]]にて[[ガジェット]]一式が再録された。~
これで海外での使用もそのうちできるようになるだろう。
現在は[[ストラクチャーデッキ]]に何度か再録され、入手しやすくなっている。~

-この能力は、元々は[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]を発動しやすくするために作られたものだったと推測される。~
だからこそ、当初はここまで能力が悪用されるなどと、発売元のコナミでさえ夢にも思わなかったに違いない。~
だが、最近は悪用しろといわんばかりに[[《E・HERO エアーマン》]]に同様以上の[[効果]]が追加されている。~
-[[07/09/01>禁止・制限カード/2007年9月1日]]に、他の[[ガジェット]]共々[[準制限カード]]に指定される。~
しかし、それからすぐ[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]で[[ガジェット]]全てが[[無制限カード]]に解除された。~
大会等では[[ガジェット]]を2枚ずつ投入するのが主流だったことや、[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]の存在が考慮されたのだろう。~

-数多の決闘者達を苦しめ、掲示板などでは[[制限>制限カード]]だ[[準制限>準制限カード]]だと騒がれたが[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]の[[制限改訂]]ではノータッチ。~
そして[[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]の[[制限改訂]]でも周囲の予想を覆しノータッチとなった。

-原作・アニメにおいて―~
原作の最終決戦である「闘いの儀」において、「闇遊戯VS表遊戯」戦で登場。~
[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]を機動させるために遊戯が投入した[[モンスター]]であり、《同胞の絆》によって一気に「[[ガジェット]]」3枚を並べ、見事に起動に成功した。~
なお原作では[[効果]]なしの[[通常モンスター]]であるが、[[ストロング・ホールド>《機動砦 ストロング・ホールド》]]の起動に際し全てが一蓮托生となる設定であった。~
そのため、後に登場した[[《オベリスクの巨神兵》]]によって、[[ストロング・ホールド>《機動砦 ストロング・ホールド》]]共々、ゴッド・ハンド・クラッシャーの一撃で[[破壊]]されている。~
その後、アニメ版になってからは実物と同じになり、個々の[[モンスター]]として活躍している。
「戦いの儀」における「遊戯vsアテム」戦において遊戯が使用。~
この[[カード]]に[[《同胞の絆》]]を使うことで一気に[[ガジェット]]3体を並べ、[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]を起動させる。~
しかし[[《オベリスクの巨神兵》]]により[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]が[[戦闘破壊]]されたことで、一緒に[[破壊]]されてしまった。~
アニメでは[[ガジェット]]一式が[[OCG]]版の[[効果]]になっており、[[召喚]]時に[[デッキ]]から[[《レッド・ガジェット》]]を[[手札]]に加えている。~
また[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]が[[破壊]]されても[[破壊]]されることなく[[フィールド]]に残ったが、最後は[[《キングス・ナイト》]]に[[戦闘破壊]]された。~

**関連カード [#gf1b0535]
-[[《レッド・ガジェット》]]
-[[《イエロー・ガジェット》]]
--アニメGXの英語版では影丸が[[三幻魔]]に精気を吸い取らせる場面で、双六の店の中で吸い取られていく[[モンスター]]の中に確認できる。~

-[[《起動兵士デッドリボルバー》]]

--アニメ5D'sのセキュリティのコンピューター内部の[[詰めデュエル]]において登場。~
[[攻撃表示]]で[[相手]]の場に存在しており、[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]の[[攻撃力]]を3000に保つ役割を果たしていた。~
ブルーノの正答では、[[《死者への手向け》]]により[[破壊]]され、これにより[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]の[[攻撃力]]が0になった。~

--「遊星vsアンチノミー」戦においてアンチノミーが使用した[[通常罠]]《マグネティック・ストーム》の[[イラスト]]に描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]、[[2009>ゲーム付属カード#WCS2009]]では対戦[[相手]]として登場。~
いずれも[[【除去ガジェット】]]を使用する。~
また[[2009>ゲーム付属カード#WCS2009]]では[[【パキケガジェット】>【除去ガジェット】#kdafa24b]]使いの[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]と共に[[タッグデュエル]]でも登場する。~
それぞれ「ウンザリ3兄弟」、「なんぼでもガジェット」、「COMでも使いやすい」と[[【ガジェット】]]の単純かつ強力な様を現した、少々皮肉が利きすぎた[[デッキ]]名がつけられている。~

**関連カード [#card]
-[[ガジェット]]

―[[サポートカード]]
-[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]

-[[《古代の機械巨竜》]]
-[[《古代の機械合成獣》]]

**収録パック等 [#t70cab40]
―《グリーン・ガジェット》の姿が見られる[[カード]]
-[[《起動指令 ギア・チャージ》]]

-[[《起動指令 ギア・フォース》]]
-[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]
-[[《強烈なはたき落とし》]]
-[[《召喚制限−猛突するモンスター》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ガジェット】]]
--[[【除去ガジェット】]]
--[[【代償ガジェット】]]
--[[【コアガジェット】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[LIMITED EDITION 6>LIMITED EDITION#LE6]] LE6-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]] SD10-JP006
-[[LIMITED EDITION 6>LIMITED EDITION#ue8f37d7]] LE6-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−マシンナーズ・コマンド−]] SD18-JP015
-[[デュエリストセット Ver.マシンギア・トルーパーズ]] DS14-JPM06 &size(10){[[Ultra]]};
-[[決闘王の記憶−闘いの儀編−]] 15AY-JPC16
-[[デュエリストパック−王の記憶編−]] DP17-JP021

**FAQ [#x9384971]
Q:~
A:
//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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