遊戯王カードWiki - 《グレート・モス》のバックアップ(No.64)

《グレート・モス/Great Moth》 †

効果モンスター
星８/地属性/昆虫族/攻2600/守2500
このカードは通常召喚できない。
「進化の繭」が装備され、自分のターンで数えて４ターン以上が経過した
「プチモス」１体をリリースした場合に特殊召喚する事ができる。

　Vol.6で登場した地属性・昆虫族の特殊召喚モンスター。
　《プチモス》・《進化の繭》を召喚条件として特殊召喚される。

　正規召喚の厳しさに加え、攻撃力2600のモンスターを特殊召喚するためだけにカード２枚ものコストと４ターンもの時間を掛けるのは明らかに効率が悪い戦術である。
　レベル・属性・種族・攻撃力のいずれを見ても《デビルドーザー》や《鉄鋼装甲虫》等もっとマシなモンスターは幾らでも存在する。

　運用方法については、《究極完全態・グレート・モス》と《進化の繭》の項を参照。

OCGでもトップクラスの召喚難度だが、より攻撃力と難易度の高い《究極完全態・グレート・モス》の陰に隠れている。

アルティメット・インセクト系はこのカードを意識したカードだと思われる。

Ｖジャンプ2009年3月号の小冊子で、攻撃力が2400になっていた。

Vジャンプによるレジェンドモンスター総選挙の投票結果では全20体中、６位だった。

原作・アニメにおいて―
「決闘者の王国編」における「遊戯vsインセクター羽蛾」戦において登場。
《究極完全態・グレート・モス》への進化を止められてしまった羽蛾が召喚したモンスター。
その能力を駆使して《ルイーズ》や《竜騎士ガイア》を戦闘破壊し遊戯を苦しめたが、《魔霧雨》の効果で攻撃力が上がった《デーモンの召喚》に倒され、羽蛾は敗北した。
攻撃名は「モス・ハリケーン」（地上用）及び「モス・バーニング・デス・トルネード」（空中用）。

原作では飛行能力の他、毒鱗粉を撒き散らして相手のモンスターの攻撃力を下げる効果、飛行能力を持たないモンスターをまとめて攻撃できるという効果を備えていた。
OCGではこれらの能力が全て再現されず、召喚条件が追加されかなり弱体化してしまった。

原作では究極完全態の存在を羽蛾が公言していたが登場はせず、デュエル内で確認できる《ラーバモス》の最も成長した姿である。

アニメでは、王国編の海馬がジュラルミンケースに入れていた。

アニメオリジナル「デュエルクエスト編」でも登場。
《進化の繭》から羽化し、集団で遊戯達に襲い掛かったが、《カタパルト・タートル》で射出され《増殖》で無数に増えた《クリボー》によって全て撃ち落された。

米国で制作された『遊戯王カプセルモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Capsule Monsters)にも登場。
頭部がメロンの形をしたイモムシが金のリンゴを食べたことで、《進化の繭》を経て進化した。
その後、《究極完全態・グレート・モス》に進化した。

コナミのゲーム作品において―
《究極完全態・グレート・モス》を参照。
それらのゲームでは一族ともども強力なカードであるが、DM4ではこのカードは制限カードな上に、《プチモス》から《究極完全態・グレート・モス》まで５体全てのモンスターは城之内デッキでしか使用する事ができなかった。
生け贄が必要でコストも高いが、DM4は２体生け贄で攻撃力2600はほぼ最大値かつ城之内デッキでは《心変わり》が使えるので全く問題なかった。
同ゲームではオリジナルのテキストが存在する。
「巨大な蛾　燐粉を撒き散らして攻撃　森ではかなり強力」と書かれてある。

真DM2では原作の設定を反映し《モスのさなぎ》というゲームオリジナルモンスターが戦闘破壊された場合に特殊召喚されるモンスターとして登場。
表側守備表示で自分のターンを迎えると、相手のモンスター全ての攻撃力・守備力を100ポイントダウンさせる原作に則った効果を持っている。

関連カード †

アルティメット・インセクト

収録パック等 †

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