*《グレイブ・スクワーマー/Grave Squirmer》 [#d3a54fd8]
 効果モンスター
 星1/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
 フィールド上のカード1枚を破壊する。

 [[デュエリストパック−ヨハン編−]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~
 この[[誘発効果]]は[[戦闘によって破壊>戦闘破壊]]され[[墓地に送られた]]時に[[強制発動]]する。~
 [[戦闘破壊]]された時に[[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。

 [[《ニュードリュア》]]と違い、[[モンスター]]以外にも対応できるが攻守が0となっている。~
 そのため、この手の[[効果モンスター]]の常套手段[[自爆特攻]]が使いづらくなっているのが難点。~
 特に[[コンボ]]にできるカードがなければ[[裏側守備表示]]で出して[[相手]]の意表を突くのが無難。~
 同じ[[種族]]・[[属性]]・[[発動条件]]でほぼ同じ[[効果]]を持つ[[モンスター]]として、より高い[[ステータス]]を持つ[[《ニュードリュア》]]が存在している。~
 しかしこの[[カード]]は[[魔法・罠カード]]も[[破壊]]することができるため、こちらの方が[[効果]]の[[汎用性]]自体はかなり高くなっている。~
 ただし[[ステータス]]はどちらも0なので[[自爆特攻]]による[[発動]]には向かず、基本的には[[セット]]状態で[[相手]]の[[攻撃]]を待つ事になる。

 しかし、[[ステータス]]が低いが故に[[《ダーク・バースト》]]・[[《悪夢再び》]]で回収できる等の[[メリット]]も存在する。~
 [[蘇生制限]]もないので、この[[カード]]を[[蘇生]]させるなり[[サルベージ]]するなどして使いまわされれば、[[相手]]にとってはまさに悪夢としかいえないだろう。
 低[[ステータス]]であることは、自身が[[闇属性]]であることも相まって、[[サーチ]]・[[リクルート]]・[[サルベージ]]が非常にやりやすい利点にもなっている。~
 また[[《強制転移》]]等の[[送りつけ]]とも相性がよく、上手くいけば[[ライフ・アドバンテージ]]・[[ボード・アドバンテージ]]共に大きく奪うことが期待できる。~
 [[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]なので[[除外]]には弱いが、[[《スキルドレイン》]]の影響下でも[[発動]]でき、それを[[除去]]してしまえるのも大きな利点。

 [[コントロール転移]]や[[送りつけ]]にうってつけの[[カード]]である。~
 [[攻撃表示]]のこのカードを[[相手]]に[[送りつけ]][[攻撃]]すれば、[[直接攻撃]]と同じ[[戦闘ダメージ]]を与えられる上に[[カード]]を1枚[[破壊]]できる。~
 しかし、[[強制効果]]であることに注意したいところ。
 以上の様に[[送りつけ]]を使わなければ受け身な[[モンスター]]だが、[[メタ]]となる[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]の突破に適した[[カード]]と言える。~
 現在は[[戦闘破壊]]依存でない[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]の存在があるためやや評価は落ちているが、両者は一長一短である。~
 ただしこの[[カードの効果]]は[[強制効果]]なので、[[効果]]が[[発動]]した場合は、必ず[[カード]]を1枚[[破壊]]しなければならない点にだけは注意しよう。

 [[ダメージステップ]]での[[効果]][[発動]]なので、[[カウンター罠]]等の一部の[[カード]]を除き、[[破壊]][[効果]]に対して[[魔法・罠カード]]を[[チェーン]][[発動]]する事はほぼ不可能である。~
 また[[《ニュードリュア》]]等同様、[[《スキルドレイン》]]との相性が良い。~
 そして、[[《スキルドレイン》]]や[[《D−HERO Bloo−D》]]を[[効果]]で[[破壊]]する事もできる。~
 これは[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]には無い利点。~
 しかし、同時に[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]は[[除外]]系のカードが[[適用]]されていても発動可能という特徴があり、一長一短とも取れる。~
-この[[カード]]及び他の[[カードの発動]]順の詳細は[[ダメージステップ>ダメージステップ#f84f19a7]]を参照。~
[[ダメージステップ]]終了前に[[発動]]するため、[[ダメージステップ]]で[[発動]]できない[[魔法・罠カード]]を[[チェーン]][[発動]]されることはない。

-''このカード及び他の[[カードの発動]]順の詳細は[[ダメージステップ>ダメージステップ#f84f19a7]]を参照''。~
[[ダメージステップ]]終了前のタイミングで[[発動]]する。
-[[自分]][[フィールド]]上の[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]も[[破壊]]することができる。~
無意味に[[場>フィールド]]に残り続けている[[永続罠]]が[[《冥府の使者ゴーズ》]]の[[効果]]の[[発動]]を阻害している場合などに使えるだろう。

//-[[闇属性]]・[[悪魔族]]なので[[天魔神]]や[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《ダーク・ネクロフィア》]]の[[コスト]]にもなる。~
-[[レベル]]1の[[モンスター]]の中ではかなり[[汎用性]]の高い[[効果]]を持つので、[[《ワンショット・キャノン》]]の[[シンクロ素材]]の選択肢としても優秀。~
他にも[[《スピリットバリア》]]や[[《サベージ・コロシアム》]]を採用したり、[[送りつけ]]を用いるタイプの[[レプティレス]]でも使えるだろう。

-[[闇属性]]・[[悪魔族]]なので[[天魔神]]や[[《ダーク・ネクロフィア》]]の[[コスト]]にもなる。~
-「グレイブ(grave)」とは「[[墓地]]」を「スクワーマー(squirmer)」とは「もがく者」を意味する。~
なおグレイブは、[[《グレイヴ・キーパー》]]等に見られる「グレイヴ(grave)」と同じ意味である。

-最近は類似した[[効果]]を持つ[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]に出番を奪われがちである。~
とは言えサポートの豊富な低[[攻撃力]]・[[闇属性]]であるため、このカードの力は衰えていない。~
-WJ2007年41号でこの[[カード]]が紹介されているのだが、[[カード名]]が「グレイブ・スクワーマ」と誤植されている。~

-グレイブ(grave)とは「[[墓地]]」を、スクワーマー(squirmer)とは「もがく者」を意味する。~
他方で[[《グレイヴ・キーパー》]]はグレイヴ(grave)なのがややこしい。

-WJ2007年41号でこの[[カード]]が紹介されているのだが、[[カード名>カードの名前]]が「グレイブ・スクワーマ」と誤植されている。~

-原作・アニメにおいて―~
GXの「アモンvsヨハン([[ユベル>《ユベル》]])」戦において、ヨハン([[ユベル>《ユベル》]])が使用した[[カード]]。~
[[墓地]]で[[発動]]する[[モンスター効果]]は[[無効]]化できないという[[《霧の王》]](アニメ効果)の死角を突き、[[自爆特攻]]を仕掛け、《王家の剣》を[[破壊]]した。~
「十代vs[[ユベル>《ユベル》]]」にて[[ユベル>《ユベル》]]が[[《チェーン・マテリアル》]]とのコンボで[[《超融合》]]により[[融合召喚]]しようとした12の次元を統一する超融合神の[[融合素材]]として選んだ[[レベル]]1の[[モンスター]]がこの[[カード]]だった。~
[[墓地]]で[[発動]]する[[モンスター効果]]は[[無効]]化できないという[[《霧の王》]](アニメ[[効果]])の死角を突き、[[自爆特攻]]を仕掛け、《王家の剣》を[[破壊]]した。~
また「十代vs[[ユベル>《ユベル》]]」[[《超融合》]]による超融合神の[[融合召喚]]の[[素材>融合素材]]として選んだ[[レベル]]1の[[モンスター]]がこの[[カード]]だった。~
[[攻撃]]名は「ストラグル・クロウ」。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#kc062583]
-[[《ニュードリュア》]]

-[[《マシンナーズ・フォートレス》]]

**収録パック等 [#gf457880]
-[[デュエリストパック−ヨハン編−]] DP07-JP010 &size(10){[[Super]]};

//**FAQ
//Q:~
//A: