永続罠 フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体を選択して発動する。 選択したモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。 このカードが破壊された時、選択したモンスターを破壊する。
ABSOLUTE POWERFORCEで登場した永続罠。
発動時には選択のみを行い、このカードが破壊されて初めてモンスター除去となる。
能動的に2体のモンスターを破壊したいのなら、このカードとこのカードを破壊するカードの2枚が必要となり、2:2交換となるが、手間がかかり強力とは言い難い。
《邪神の大災害》等の全体魔法・罠除去に巻き込むのが正しい利用法と言えるだろうか。
《ダブル・サイクロン》の対象にすれば無駄がない。
《氷帝メビウス》等の複数除去のついでに破壊する手もある。
もちろんこのカードを伏せておき、相手の魔法・罠除去を誘うというのも有効な一手である。
相手フィールド上に表側攻撃表示モンスターが2体いる状況でこのカードに対して相手が《サイクロン》等を使用した場合に1:3交換を狙えるのは魅力的。
また、このカードを直接破壊せずとも、対象にとったモンスターの片方がフィールドを離れるとこのカードが自壊し、ひいてはもう一方の対象カードを破壊する。
自分のモンスターへの除去や攻撃に対応して相打ちを狙ったり、相手モンスターを除去する直前に発動してもう1体余分に破壊したりすることも可能。
《速攻の黒い忍者》や《オネスト》等、自身をフィールドから一時的に離脱する効果と組み合わせれば攻撃表示モンスターの単体除去にもなる。
タイミングは限定されるがスピリットや《N・グラン・モール》等でも同様のことができる。
また、自分がリリースを行う場合やシンクロ召喚前にシンクロ素材の片方を指定してやるだけでも良い。
魔法・罠除去を意識しなくともそれなりに汎用性が高いカードと言えるだろう。
Q:このカードの発動にチェーンして《強制脱出装置》を発動し、対象となったモンスターのうち1体を手札に戻しました。
この場合、このカードは自壊しますか?また、選択した他のモンスターはどうなりますか?
A:その場合、残された1体と《グレイモヤ不発弾》の間に「お互いに破壊された時もう1枚を破壊する」関係が継続されます。(09/11/14)
効果解決時に片方が裏側守備表示だった場合も同様です。(09/11/17)
Q:このカードと対象をとり続けている状態のモンスターが裏側守備表示になった場合でも、対象をとり続けますか?
A:いいえ、関係はなくなります。(10/04/09)
Q:対象を選択したモンスターが効果解決時に表側守備表示になった場合でも、このカード効果は適用され対象をとり続けますか?
A:はい、その場合でも適用され対象をとり続けます。(09/12/02)
Q:このカードと対象をとり続けている状態のモンスターが表側守備表示になった場合でも、対象をとり続けますか?
A:はい、対象をとり続ける関係は続きます。(09/12/02)
Q:モンスターを破壊する効果はチェーンブロックを作りますか?
A:作りません。(09/11/14)
Q:このカードの自壊効果はチェーンブロックを作りますか?
A:作りません。(10/11/08)
Q:発動されたこのカードがダメージステップ時に破壊された時も対象モンスターは破壊されますか?
A:その場合でも破壊されます。(09/11/21)
Q:選択したモンスターのどちらか一方がフィールド上から離れたときにもこのカードは破壊されますか?
A:破壊されます。そして選択したもう一方のモンスターも破壊されます。(09/11/14)
Q:選択したモンスターのどちらか一方がユニオンでありそのモンスターが装備カードになった場合、関係はどうなりますか?
A:このカードの対象にしていたユニオンモンスターが自身の効果によって装備カード扱いとなった場合、このカードとの関係はなくなります。(10/05/19)