*《ゲール・ドグラ/Gale Dogra》 [#kba39870] 効果モンスター 星2/地属性/昆虫族/攻 650/守 600 3000ライフポイントを払って発動する。 自分の融合デッキからモンスター1体を墓地に捨てる。 // ttp://www.youtube.com/watch?v=KcCtQUVrgs8 // 上記動画の0:48周辺 [[BOOSTER6]]で登場した、[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級モンスター]]。~ [[融合召喚]]の手間を省いて[[融合モンスター]]を利用する[[起動効果]]を持つ。~ だが、後に正規の手順を踏まずに[[墓地]]へ送られた[[融合モンスター]]は[[特殊召喚]]できない、とルール改正が行われた。~ ([[蘇生制限]]参照)~ これにより、[[CYBERNETIC REVOLUTION]]で[[《龍の鏡》]]・[[《ミラクル・フュージョン》]]が登場する5年以上もの間、存在意義が無いと言われてしまった[[モンスター]]である。 [[地属性]]・[[昆虫族]]のため一応は、[[《共鳴虫》]]・[[《巨大ネズミ》]]による[[リクルート]]、[[《ゴキポン》]]による[[サーチ]]に対応している。~ [[ライフポイント]]3000という高い代償を払い、できることは[[融合モンスター]]もしくは[[シンクロモンスター]]1体を[[墓地に送る]]のみ。~ しかし、逆に[[エクストラデッキ]]から[[モンスター]]を[[墓地に送る]]カードとしては貴重な存在であるとも言える。~ 例えば、[[《龍の鏡》]]・[[《ミラクル・フュージョン》]]・[[《ダーク・コーリング》]]を使って[[墓地融合]]を行うならば意味のある[[効果]]になる。~ [[《青眼の究極竜》]]・[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]等を[[墓地]][[除外]]すれば[[《究極竜騎士》]]・[[《E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン》]]を[[墓地融合]]できる。~ また、[[《マルチ・ピース・ゴーレム》]]と[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]を[[墓地]]に送り、[[《ダーク・コーリング》]]を使えば[[攻撃力]]6100の[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]を[[融合召喚]]できる。~ [[《究極竜騎士》]]・[[《F・G・D》]]を捨てて[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]・[[《フェルグラントドラゴン》]]を[[強化]]したり、[[《遠心分離フィールド》]]にも繋げられる。~ [[ライフコスト]]も[[《巨大化》]]による[[攻撃力]]増強や[[《自爆スイッチ》]]の[[発動]]補助、[[【大逆転クイズ】]]でライフを減らす手段としても使える。 [[墓地]]に[[捨てた>捨てる]][[モンスター]]を[[《ファントム・オブ・カオス》]]でコピーするのも強力。~ [[《混沌幻魔アーミタイル》]]を[[墓地]]に送り、高い[[攻撃力]]を得ることができる。(無論[[戦闘ダメージ]]は与えられないが)~ [[融合]]体の[[HERO]]を[[墓地]]に送り、[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]で能力を使用する事も可能。~ ライフが減る事によって真価を発揮する[[《E・HERO エアー・ネオス》]]とは特に相性がいい。 だが、カードを[[墓地に送る]]ために使うなら、[[手札]]補充・[[手札交換]]を兼ねる[[《手札抹殺》]]・[[《メタモルポット》]]等の方が圧倒的に強力である。~ [[自分]]の[[ライフポイント]]を減らすにしても、支払う[[ライフコスト]]を調整でき、[[モンスター]]の[[攻撃]]を防ぐ[[《光の護封壁》]]の方が明らかに強力である。~ とはいえ、上記のカードは軒並み[[制限カード]]になっており、一概には比べられない。~ さすがにこのカードをこれらの代わりにはできないだろうが、こちらには確実性があるのが強み。~ -[[《フュージョン・ガード》]]と比べ、任意のカードを[[墓地に送る]]ことができる点と、[[ライフコスト]]さえあれば複数枚の[[融合モンスター]]を[[墓地に送る]]ことができる点で勝る。~ が、莫大な[[ライフコスト]]を消費する点と、低[[攻撃力]][[モンスター]]を場に出してしまう点で劣る。~ なお、[[種族]]を[[サイキック族]]にすれば[[《脳開発研究所》]]で[[ライフコスト]]をほぼ無視できる。 -[[《フュージョン・ガード》]]や[[《成功確率0%》]]とは違い、[[シンクロモンスター]]を[[墓地に送る]]事が可能である。~ 上記の二枚はテキストに「[[融合モンスター]]」とはっきり記されているが、このカードは「[[融合デッキ]]から〜」としか書かれていないためである。~ また、[[エクストラデッキ]]から[[シンクロモンスター]]を[[墓地に送る]]事ができるのは長年この[[カード]]のみであったのだが[[《ドラグニティナイト−トライデント》]]の登場でこの[[カード]]のみではなくなった。~ しかし自分の[[エクストラデッキ]]から[[シンクロモンスター]]を[[墓地に送る]]事できるのはこのカードのみである。 -このカードを使う場合、やはり[[ライフコスト]]に注意したい。~ 3000という数値は単純に考えて[[《青眼の白龍》]]の[[ダイレクトアタック]]に等しいのである。~ またこのカード自身の[[攻撃力]]も低いので、反撃には十分注意したい。~ -初期のルールには[[蘇生制限]]が無かったため、このカードで[[融合モンスター]]を[[墓地]]に捨てて[[《死者蘇生》]]で復活させることを目的にデザインされたのだろう。~ しかし、[[蘇生制限]]のルールが存在する今、3000という[[ライフコスト]]は妥当とはいいがたい。~ 同時期に登場した[[《デビル・フランケン》]]よりも遠回しな[[効果]]が、かえって足を引っ張ってしまっている。~ -このカードの立場を考慮してか、[[エクストラデッキ]]から[[融合モンスター]]を[[墓地に送る]][[効果]]を持つカードはいずれも癖が強く、扱いにくいカードとなっている。 -「ただ[[墓地に送る]]だけで[[特殊召喚]]できないのに[[ライフコスト]]3000」のインパクトは強い。~ 故にかつては使えないカードの筆頭として、よくネタにされた1枚。~ だが、新たな[[効果]]を持つカードが登場するごとに、「《ゲール・ドグラ》の可能性」を探求されることがある。~ このカードは既に入手困難であり、使用頻度も少ない。~ だが現在、[[融合モンスター]]を[[墓地に送る]]事や[[自分]]の[[ライフポイント]]を減らす事で[[メリット]]が得られるカードは着々と増えている。~ そのようなカードとの[[コンボ]]で突然このカードが脚光を浴びる可能性は少なくない。~ //全く役に立たないカードと評される時期もあったが、現在は《ゲール・ドグラ》よりも役に立たないであろうカードは数多く存在する。~ //《ゲール・ドグラ》とはそういったカードなのである。 -コナミのゲーム作品において―~ GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~ 「毒燐粉の竜巻を起こしながらまわりを飛び回る蛾」と書かれている。 **関連カード [#o3337a91] -[[《デビル・フランケン》]] -[[《フュージョン・ガード》]] -[[《融合破棄》]] **この[[カード]]を使用する代表的な[[デッキ]] [#n6538478] -[[【大逆転クイズ】]] **収録パック等 [#n8705198] -[[BOOSTER6]] -[[トーナメントパック2007 Vol.4]] TP04-JP005 **FAQ [#x6e52b0c] Q:《ゲール・ドグラ》の[[効果]]で[[シンクロモンスター]]を[[墓地]]に送れますか?~ A:はい。[[エクストラデッキ]]から[[対象]]を[[墓地に捨てる]][[効果]]なので可能です。(08/03/15)