永続罠 (1):自分フィールドのサイバース族Lモンスターは相手の効果では破壊されない。 (2):1ターンに1度、自分と相手のモンスター同士が戦闘を行うバトルステップに発動できる。 その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで0になり、 お互いのモンスターはその戦闘では破壊されず、その戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。 (3):自分の「コード・トーカー」モンスターが攻撃したダメージステップに相手が効果を発動した時、 墓地のこのカードを除外して発動できる。 その発動を無効にし、その攻撃モンスターの攻撃力を700アップする。
ANIMATION CHRONICLE 2023で登場した永続罠。
自分サイバース族リンクモンスターに効果破壊耐性を付与する効果、モンスター同士の戦闘のバトルステップに相手モンスターの攻撃力を0にしてお互いのモンスターに戦闘破壊耐性を付与し戦闘ダメージを0にする効果、自身を墓地コストにコード・トーカーが攻撃するダメージステップに発動した効果の発動を無効にし、攻撃モンスターを700強化する効果を持つ。
(1)は自分サイバース族リンクモンスターが相手の効果で破壊されない耐性付与。
戦闘を補助できる(2)(3)と併せて、サイバース族リンクモンスター全体の場持ちをかなり上げられる。
(2)は相手モンスターの攻撃力を0にし、戦闘破壊を防ぎ、戦闘ダメージをなくす効果。
そのままでも戦闘を1回防ぐ、防御カードにはなる。
その他「戦闘を行った」などをトリガーとするカードとコンボも可能。
2回攻撃できるモンスターとは相性が良く、1回目の攻撃で攻撃力を下げて2回目の攻撃で直接攻撃に等しい戦闘ダメージを与えつつ戦闘破壊できる。
同様のコンボが可能な《ロケット・パイルダー》と比較すると、罠カードゆえに発動までの遅さがあるが、相手からの攻撃にも使用できて戦闘ダメージを受けずに相手モンスターの攻撃力を0にできるなど使い易さが光る。
(3)はコード・トーカーの攻撃宣言時相手の発動した効果を無効にし、攻撃モンスターを強化する効果。
効果を無効にし、強化まで行えるが、範囲が狭く相手には見えているため、牽制の意味合いの強い効果となる。
一応戦闘時に発動する強制効果持ちであれば、能動的な発動も狙える。
総じて【サイバース族】全般で有用な永続罠であるが、特に(3)を狙いたいのであれば【コード・トーカー】での採用となるだろう。
―イラスト関連