*《コアキメイル・テストベッド/Koa'ki Meiru Prototype》 [#t00bf374]
 効果モンスター
 星4/地属性/岩石族/攻1800/守1800
 フィールド上に表側表示で存在する「コアキメイル」と名のついたモンスターが
 エンドフェイズ時に破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する事ができる。
 また、フィールド上に表側表示で存在する「コアキメイル」と名のついたモンスターが
 エンドフェイズ時に破壊された時、自分フィールド上に「コアキメイルトークン」
 (岩石族・地・星4・攻/守1800)1体を特殊召喚する事ができる。
//ソース:7/21発売のVJより

 [[EXTRA PACK Volume 4]]で登場する[[地属性]]・[[岩石族]]の[[下級モンスター]]。~

 [[コアキメイル]]の[[エンドフェイズ]]の[[破壊]]の身代わりになる[[効果]]と、[[コアキメイル]]の[[エンドフェイズ]]の[[破壊]]を[[トリガー]]に[[トークン]]を生成する[[効果]]を持つ。~

 [[下級]][[コアキメイル]]としては[[ステータス]]の高さのわりに維持[[コスト]]が不要であり、癖が強くないので比較的安定して運用できる。~
 だが、その[[効果]]はどちらも受動的であり、扱いにくいと言える。~

 1つ目の[[効果]]は[[コアキメイル]]の[[エンドフェイズ]]の[[自壊]]を肩代わりできるので悪くなさそうだが、[[《鋼核収納》]]と同様に結局1度だけの使いきりの[[効果]]であり、使い勝手が悪い。~
 さらにこちらは[[モンスター]]であるため、[[通常召喚]]権を消費しやすい。~
 そのためあちらと違い、[[コアキメイル]]を出した[[ターン]]の[[自壊]]を凌ぐことすら難しく、余計に使い勝手が悪いと言わざるを得ない。~

 また、[[【コアキメイル】]]で主戦力となる、[[岩石族]]の[[コアキメイル]]を維持するのであれば、この[[カード]]を[[手札]]にキープして[[公開]]すればいいだけであり、わざわざ[[召喚]]して[[自壊]]の身代わりにする必要はなく、どうにも[[効果]]と噛み合っていない。~
 さらに、維持[[コスト]]となる[[岩石族]][[モンスター]]は強力な[[《コアキメイル・ガーディアン》]]と[[《コアキメイル・サンドマン》]]や、この[[カード]]より扱いやすい[[効果]]を持った[[《コアキメイル・ロック》]]が存在している。~
 [[コアキメイル]]以外のものも含めれば[[《伝説の柔術家》]]・[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]までいるので、この[[カード]]を維持[[コスト]]だけのために投入するのも微妙である。~

 一方で2つ目の[[トークン]]生成[[効果]]は、[[アドバンテージ]]を失いがちな[[コアキメイル]]にとって有用な[[効果]]と言えるが、やはりその受動的な[[発動条件]]が頭を痛める。~
 似たような役割の[[《鋼核合成獣研究所》]]と比べると[[コンボ]]性に乏しく、能動的に[[発動]]させようものならただ総[[攻撃力]]が下がるだけである。~
 やはり安定性を考えるならこの[[トークン]]生成[[効果]]に頼るより、各[[コアキメイル]]の維持[[コスト]]となる[[カード]]を充実させた方が良い。~

 ただし、条件を同じくする[[《鋼核合成獣研究所》]]と組み合わせると面白い[[シナジー]]を形成する。~
 [[コアキメイル]]を[[自壊]]させると[[フィールド]]の[[カード]]が減らずに[[手札]]が増えるので、なんと逆に[[アドバンテージ]]を稼げてしまうのだ。~
 また、この[[トークン]]生成能力を[[《コアキメイル・ヴァラファール》]]や[[《コアキメイル・ルークロード》]]の[[リリース]]を確保する手段として使うこともできる。~
 [[コアキメイル]]を[[自壊]]させて[[《鋼核合成獣研究所》]]によりそれらを[[サーチ]]→場に[[モンスター]]を残して次の[[ターン]]に[[アドバンス召喚]]という流れを作ることができる。~

 総合的に見ると全体的に扱いにくい[[効果]]の[[モンスター]]であるが、[[《鋼核合成獣研究所》]]をメインに据えるなら採用してみると面白いだろう。~
 多少のタイムラグはあるものの、[[アドバンテージ]]を稼ぎながら[[デッキ]]を高速で回転させられるのは単純ながらも非常に強力である。~

-重ねて言うが[[ステータス]]はなかなか高く、維持[[コスト]]もない。~
そのため、無理に[[効果]]を使わなければそれなりに扱いやすい[[モンスター]]ではある。~
(もちろんその場合は、上記のようなもっと優先度の高い[[モンスター]]が多数存在するが)。~
したがって、普通の[[下級モンスター]]のように使うこともできるし、その場合も[[コアキメイル]]である点を活かして[[最上級>上級モンスター]][[コアキメイル]]の[[リリース]]要員にできる。~
ただしその場合も、1900の[[守備力]]と優秀な[[効果]]を持つ[[《コアキメイル・フルバリア》]]が存在するのをお忘れなく。~
一方でこちらは[[アタッカー]]としても十分な[[攻撃力]]を備えているのが利点。~

-[[【岩石族】]]において、[[《ロックストーン・ウォリアー》]]、[[《マンモ・フォッシル》]]と共に、[[デメリット]]のない[[下級]][[岩石族]][[モンスター]]で、最高の[[攻撃力]]を持つ。~
[[効果]]の汎用性ではそれらに劣るが、[[《コアキメイル・ガーディアン》]]や[[《コアキメイル・サンドマン》]]とサポートを共有できる点で勝る。~

-[[《コアキメイル・ウルナイト》]]とは相性抜群のように見えるが、あながちそうでもない。~
確かにこの[[カード]]を[[リクルート]]すれば[[自壊]]を防げるのだが、[[《コアキメイル・ウルナイト》]]の[[効果]]が使えるということは[[《コアキメイルの鋼核》]]を使って維持ができるということである。~
維持[[コスト]]が必要ないので、手軽に戦線を強化できる利点もあるが、[[《コアキメイル・クルセイダー》]]で維持[[コスト]]を確保しながら戦う方が有効な場面も多い。~
しかし、[[《コアキメイル・ウルナイト》]]も[[《鋼核合成獣研究所》]]との[[シナジー]]が強いので、これらを組み合わせてみると尚面白いだろう。~


-[[《コアキメイルの鋼核》]]に関する[[効果]]を持たない、初の[[コアキメイル]][[モンスター]]である。~

-「テストベッド(testbed)」とは、実際の運用条件に合わせた試験用の環境のことを指す。~
[[英語名]]の「prototype」は[[《機械王−プロトタイプ》]]を参照。~

-[[《コアキメイルの鋼核》]]を胴体とし、それに手足と頭をつけたような姿をしている。~
もしかするとこの[[カード]]は[[《コアキメイルの鋼核》]]と同じ機能を有しているのかもしれない。~
そう考えると、自身に維持[[コスト]]が不要であることと、他の[[コアキメイル]]の[[自壊]]の身代わりになれる[[効果]]は非常に納得がいく。~


-元々は、海外版[[The Shining Darkness]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#x66c0851]
-[[コアキメイル]]

-[[コアキメイルトークン]]

//―《コアキメイル・テストベッド》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#o5a61dce]
-[[EXTRA PACK Volume 4]] EXP4-JP003

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSへ。~