*《コア&ruby(てんそう){転送};ユニット/Core Transport Unit》 [#af60127f]
 永続魔法
 １ターンに１度、手札を１枚捨てる事で、
 自分のデッキから「コアキメイルの鋼核」１枚を手札に加える。

　[[EXTRA PACK Volume 3]]で登場した[[永続魔法]]。~
　[[手札コスト]]を代償に[[デッキ]]から[[《コアキメイルの鋼核》]]を[[サーチ]]する事ができる。

　ほとんどの場合において、[[《緊急鋼核処分》]]以上の働きが可能である。~
　[[手札コスト]]が必要なので、一見すると[[《緊急鋼核処分》]]よりも１枚多く[[カード]]を消費するように見える。~
　だが、あちらを使うと[[《コアキメイルの鋼核》]]を[[手札]]に加えるには[[手札]]１枚か[[ドロー]]１回を放棄するため、結果として２枚の[[カード]]を必要とする。~
　つまり、消費する[[手札]]は２枚で変わりがない。~

　むしろ、こちらは[[手札]]に加えるまでのタイムラグがない上に、維持できれば数[[ターン]]に渡って[[効果]]を使用できる。~
　さらに言えば、[[デッキ]]を掘り進めたい場合、あちらは[[コアキメイル]]を[[手札コスト]]にするしかないが、こちらの[[手札コスト]]は[[コアキメイル]]である必要がないため、[[【コアキメイル】]]での[[汎用性]]も上である。~

　しかし、この[[カード]]は[[永続魔法]]であるため、[[チェーン]]して[[破壊]]されると[[コスト]]が無駄払いになってしまい、[[ディスアドバンテージ]]を負ってしまう。~
　この点で[[《緊急鋼核処分》]]よりもリスクが大きく、完全[[上位互換]]とは言えないので、あちらよりも運用には注意が必要。~
　[[カウンター罠]]等で安全に[[発動]]できるよう補助するなど工夫が必要だろう。~
　この[[カード]]を使う場合は[[手札]]に[[《コアキメイルの鋼核》]]がない場合が多いので[[《鋼核の輝き》]]とは微妙に噛み合わないが、[[《コアキメイル・サンドマン》]]などで守るのもいいだろう。~

-[[《鋼核初期化》]]はこの[[カード]]の[[相互互換]]とも取れる。~
あちらはこの[[カード]]よりも扱いやすく、[[ディスアドバンテージ]]を負いにくい。~
一方で後述の様々な[[コンボ]]は、あちらにはできない芸当である。

-[[デッキ]]に[[《コアキメイルの鋼核》]]がなければ[[腐って>腐る]]しまう点は[[《緊急鋼核処分》]]と同じである。~

--だが、こちらは[[《コアキメイル・アイス》]]と相性がよく、維持や[[効果]]の[[コスト]]にすることで腐らせず有効利用できる。~
--また、この[[カード]]は[[手札]]でダブった場合、片方を[[コスト]]にもう片方の[[効果]]を[[発動]]できる。~
複数枚[[デッキ]]に積んでも腐らせにくいという点においても、[[《緊急鋼核処分》]]より優秀と言える。~

-[[手札]]に[[《コアキメイルの鋼核》]]を必要とする[[《コアキメイル・ウルナイト》]]などのサポートとしては最適な[[カード]]。~
[[モンスター]]を[[リリース]]する必要がある[[《鋼核初期化》]]よりも即効性で勝っており、[[召喚]]権を潰すこともないからである。~
[[《コアキメイル・フルバリア》]]及び[[《コアキメイル・トルネード》]]の[[ドローロック]]の解除にも使えるが、[[効果]]を[[発動]]した分の[[手札]]の消費は残るので注意。

-[[《コアキメイルの鋼核》]]が[[手札]]にある場合、それを[[手札コスト]]に[[効果]]を[[発動]]するのも一つの手。~
他の[[手札]]を温存しつつ[[デッキ圧縮]]を行うことができるわけだが、この場合、[[デッキ]]から直接[[《コアキメイルの鋼核》]]を[[墓地]]に送っているのに等しい働きになる。~
つまり、この[[カード]]が''毎[[ターン]][[効果]]を使える上に一切の[[手札]]消費がない[[《緊急鋼核処分》]]''に化けるのである。~
[[《緊急合成》]]は実質ノー[[コスト]]で使える。~
特に、この[[カード]]１枚で複数枚の[[《緊急合成》]]のサポートができるのは[[《緊急鋼核処分》]]には出来ない芸当。~
さらに[[《鋼核の輝き》]]と[[《能力吸収コア》]]を両方使うことができる状況を作り出すのにも一役買う。~
ただ、これらはどれも「維持できれば」の話なので、[[相手]]の[[除去]]に対してより一層の注意が必要だろう。~
特に、[[手札]]の[[《コアキメイルの鋼核》]]が１枚の時にこれをやると、[[発動]]できたはずの[[《鋼核の輝き》]]が無意味になってしまうという場合もある。~
当然だが、１[[ターン]]に１度という制約も忘れないように。

-元々は、海外版[[Absolute Powerforce]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の１枚である。~

-[[マスターガイド３>書籍付属カード#u27ba37e]]によると、[[コアキメイル]]の研究者が研究素材確保のために制作していた装置である模様。~
合わせて記載されている[[《緊急合成》]]の[[イラスト]]から推察すると、この転送ユニットを使って[[《コアキメイル・パワーハンド》]]を転送し、後に[[《コアキメイル・ドラゴ》]]になるドラゴンと戦わせたようだ。

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#weedd232]
-[[コアキメイル]]

-[[《コアキメイルの鋼核》]]

-[[《鋼核初期化》]]

-[[《竜の渓谷》]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

**収録パック等 [#e703cc06]
-[[EXTRA PACK Volume 3]] EXP3-JP040

**FAQ [#vddb69eb]
Ｑ：[[効果]]を[[発動]]する時、[[チェーンブロック]]を作りますか？
~
Ａ：作ります。（10/09/18）

Ｑ：[[手札]]や[[セット]]されているこの[[カード]]を[[発動]]する際同時に[[《コアキメイルの鋼核》]]を加える[[効果]]を[[発動]]することはできますか？~
Ａ：いいえ、できません。(10/09/23)

Ｑ：[[手札]]から[[捨てる]]のは[[コスト]]ですか？~
Ａ：はい、コストです。(10/10/13)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。