*《コカローチ・ナイト/Cockroach Knight》 [#vdf43e1a]
 効果モンスター
 星3/地属性/昆虫族/攻 800/守 900
 このカードが墓地へ送られた時、
 このカードはデッキの一番上に戻る。

 [[BOOSTER4]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[墓地]]へ送られた時、[[デッキ]]のトップに[[戻す]][[効果]]を持つ。~

 どこから[[墓地]]へ送られても戻るのだが、それが[[デッキトップ]]では、次の[[ドロー]]が必ずこの[[カード]]になってしまう。~
 逆に[[デッキ]]が減らないわけではあるが、邪魔になることの方が明らかに多いだろう。~
 特にこの[[カード]]が場か[[手札]]にある時点で[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]を受けた時は悲惨。~
 受けた時点で起死回生の[[カード]]を持っていないと敗北に直結する。

 理由は以下の通り。~
+[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]でこの[[カード]]が[[破壊]]される。~
+[[破壊]]されたこの[[カード]]が[[デッキの一番上]]に戻る。~
+次の[[ターン]]の[[ドロー]]で[[デッキの一番上]]に戻ったこの[[カード]]を引く。~
+以下1へ戻り、3[[ターン]]後[[ウイルス]]の[[効果]]が切れるまでこの流れが続く。~

 [[自分]]に損害を与えるという意味では、下手な利用価値の見いだせない[[モンスター]]以下かもしれない。~
 [[《デーモンの宣告》]]を使うことによって、擬似[[《キラー・スネーク》]]にはなるがそこまでする意味があるとは言い難い。~

-結果的に[[自分]]の[[ドロー]]を邪魔してしまう[[効果]]だが、この[[カード]]があったからこそ[[《キラー・スネーク》]]らは「[[手札]]に戻る」[[効果]]になったのだろう。~
そういう意味では少なからず、[[カードの効果]]の調整には貢献しているかもしれない。~

-この[[カード]]2枚と[[《遺言状》]][[《キャノン・ソルジャー》]]を使った[[無限ループ]]で[[1ターンキル]]できるギミックができそうだが、これは不可能。~
[[《遺言状》]]は1枚につき1体しか[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できないからである。~
とはいえ、[[《ゾンビ・マスター》]]か[[《ライトロード・サモナー ルミナス》]]と[[《生還の宝札》]]を利用すれば可能である。~

-「コカローチ(Cockroach)」はゴキブリという意味である。~
何度[[墓地]]に送られようとも復活するしつこさはまさにゴキブリそのもの。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ版「バトルシティ編」の「城之内vsインセクター羽蛾」戦において羽蛾が使用。~
[[《インセクト女王》]]の[[攻撃]][[コスト]]に使われたが、実際の[[デュエル]]でそんなことをすると[[自分]]が不利になるだけというのは言うまでもない。~

--アニメGXの「十代vs[[ブロン>《暗黒界の狂王 ブロン》]]」戦において観客として登場。

--アニメ5D'sにおいて、黒い靄に襲われたデュエリストが使用していた。

-コナミのゲーム作品において―~
GBのDMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「物陰 狭い隙間 どこにでも現れるゴキブリの戦士」と書かれている。~
また[[昆虫族]]と[[戦士族]][[モンスター]]の[[融合]]で出すこともできるが攻守が低くほとんど使われなかった。~

**関連カード [#h49d30ac]
―ゴキブリ系[[モンスター]]
//-[[《コカローチ・ナイト》]]
-[[《ゴキボール》]]
-[[《ゴキポン》]]
-[[《黒光りするG》]]

―類似系カード
-[[《執念の剣》]]

-[[《迷犬マロン》]]

-[[《キラー・スネーク》]]

**収録パック等 [#jcd46619]
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-090
-[[Booster R2]] B2-27
-[[Booster Chronicle]] BC-31
-[[BOOSTER4]]

//**FAQ [#y3621719]
//Q:~
//A: