*《コストダウン/Cost Down》 [#kf546980]
 通常魔法
 手札を1枚捨てる。
 自分の手札にある全てのモンスターカードのレベルを、
 発動ターンのエンドフェイズまで2つ下げる。

 [[ガーディアンの力]]で登場した、[[上級モンスター]]の[[召喚]]をサポートする[[魔法カード]]。

 [[上級モンスター]]が[[生け贄]]なしで[[召喚]]できると聞けば強そうだが実際は使い難い。~
 それは、このカードと[[コスト]]の1枚で2枚のカードを消費しているためである。~
 2枚の[[ディスアドバンテージ]]が生じる[[召喚]]となり、[[最上級モンスター]]の[[生け贄召喚]]と同等。~
 つまり、「コストダウン」どころか「コストアップ」しているカードなのである。~
 「[[生け贄]]を一体減らしたい」という目的ならば[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]の方が実用的である。~
 無論、[[通常モンスター]]を[[召喚]]するのであれば、[[《古のルール》]]を使う方が良い。~
~
 [[《血の代償》]]で1[[ターン]]に複数の[[上級モンスター]]を[[召喚]]できる場合がある。~
 [[召喚]]回数に制限のない[[上級]][[トゥーン]][[モンスター]]を1[[ターン]]に複数[[特殊召喚]]する手もある。~
 しかし、[[《血の代償》]]で2体の[[レベル]]5・6の[[上級モンスター]]を[[召喚]]するのに必要な[[手札]]は実に5枚。~
 [[【トゥーン】]]でも[[《スケープ・ゴート》]][[《デビルズ・サンクチュアリ》]]の方が扱い易く、強力とは言い難い。~
 一応、[[レベル]]4以下になった[[上級モンスター]]を[[《切り込み隊長》]]で[[特殊召喚]]するというトリッキーな動きもできる。

-余談だが、[[イラスト]]では[[レベル]]4の[[モンスター]]の[[レベル]]を2に下げている。~
しかし、見ての通りこれではどちらにせよ[[生け贄]]は必要無いのではないだろうか…

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」における、因縁の対決「闇遊戯vs海馬」戦において登場。~
[[上級モンスター]]が多数存在する海馬の[[デッキ]]にとって、このようなカードも投入する必要があるほど[[上級モンスター]][[召喚]]の確保は重大な課題だったのだろう。~
現在では海馬の常備カードの一つなっている。~
原作における[[上級モンスター]]の重要性はこちらの世界よりも高いため、このカードの需要もこちらの世界より高い。~
これを使って[[《青眼の白龍》]]を[[召喚]]するのは、もはや彼の定番である。~
なお原作では[[手札コスト]]は必要なかった。

--KCグランプリ編「闇遊戯vs暴走CPU」戦ではCPUが使用。~
[[《天空騎士パーシアス》]]の[[レベル]]を下げ、[[生け贄]]無しで[[召喚]]した。~
「海馬vsジーク・ロイド」戦でも登場。~
[[《魔法再生》]]の[[コスト]]として[[墓地]]へ送られている。~
--アニメGXでは、「十代vs[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]」において、[[カイバーマン>《正義の味方 カイバーマン》]]の[[デッキ]]に確認できる。~
「斎王vsオージーン王子」戦においても登場。~
オージーンはこのカードを使用して、「[[1ターンキル]]」の要である[[《サテライト・キャノン》]]を1[[ターン]]目に[[召喚]]した。

**関連カード [#h70617d8]
-[[《降格処分》]]

-[[《死皇帝の陵墓》]]
-[[《古のルール》]]
-[[《レベル変換実験室》]]

**収録パック等 [#t39e3406]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP215 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ガーディアンの力]] 304-053 &size(10){[[Secret]]};

**FAQ [#cf82a613]
Q:[[《終焉の王デミス》]]がこの効果で[[レベル]]6になっている場合、[[儀式魔法]]の[[生け贄]]は幾つ分必要ですか?~
A:[[儀式魔法]]は「カードの星の数」分必要なので、8必要です。