*《コマンド・ナイト/Command Knight》 [#ob8a391e]
 効果モンスター
 星4/炎属性/戦士族/攻1200/守1900
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 自分フィールド上に表側表示で存在する戦士族モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
 また、自分フィールド上に他のモンスターが存在する場合、
 相手は表側表示で存在するこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。

 [[STRUCTURE DECK−城之内編−]]で登場した[[炎属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 自身への[[攻撃]]の封印、及び[[戦士族]]の[[攻撃力]]を上昇する[[永続効果]]を持つ。~

 [[ノーコスト>コスト]]で[[全体強化]]ができるため、打点の低い[[【戦士族】]]では貴重な存在となる。~
 [[半上級モンスター]]である[[《魔導ギガサイバー》]]や、[[シンクロモンスター]]である[[《ギガンテック・ファイター》]]等の[[攻撃力]]底上げにも使える。~
 高めの[[守備力]]はもちろん、[[リクルーター]]に対応する[[元々の攻撃力]]も利点。~
 しかし、[[永続効果]]のため[[《奈落の落とし穴》]]に嵌る点は注意したい。~

 もう一方の[[効果]]は、他に[[モンスター]]が存在する場合、この[[モンスター]]を対象に[[攻撃宣言]]できない能力。~
 この[[モンスター]]を2体並べれば、[[全体強化]]を重ねがけしつつ、さらに[[相手]]の[[攻撃]]から守れる。~
 ただし[[モンスター除去]]には弱いので、[[《我が身を盾に》]]等で守りたいところ。~

 [[戦士族]]を指定する[[エクシーズモンスター]]の登場で、全体的な打点の低さが解消され、この[[カード]]の価値は相対的に下がったと言える。~
 [[2回攻撃]]能力を持つ[[《機甲忍者ブレード・ハート》]]など、相乗効果が見込めるものも存在するため、共存そのものは難しくないが、[[《フォトン・スラッシャー》]]や[[《ゴブリンドバーグ》]]、[[《簡易融合》]]など、[[エクシーズ召喚]]時に用いられるものの多くが、この[[カード]]とあまり[[シナジー]]しない。~
 そのため、[[エクシーズ召喚]]を中心とする場合、より展開が容易な[[《H・C エクストラ・ソード》]]に採用率を空けられがちである。~

 [[《不死武士》]]や[[《切り込み隊長》]]などとは並べやすいが、[[強化]]値が少ないため恩恵も薄い。~
 [[《群雄割拠》]]などを用いた低速の[[コントロール]][[デッキ]]ならば活躍の余地はあるが、優先順位自体はそう高くない。~

-[[表側表示]]になれば[[全体強化]][[効果]]が[[適用]]されるため、実質的な[[攻撃力]]は1600であると言える。~
このため、[[《地獄の暴走召喚》]]を使う場合は[[《コピー・ナイト》]]を絡める必要がある。~
[[《コピー・ナイト》]]と[[《地獄の暴走召喚》]]を併用した場合は[[攻撃力]]2400を3体揃えられ、[[《コピー・ナイト》]]の[[攻撃力]]も1200になる。

-[[炎属性]]であるがゆえに、[[《荒野の女戦士》]]には対応しない。~
また[[ロック]]を行える[[モンスター]]ではあるが、[[戦士族]]である故に[[【炎属性】]]ではあまり[[シナジー]]がない。~
[[《超熱血球児》]]と絡める事ができればあるいはという程度で、大抵は[[《プロミネンス・ドラゴン》]]で事足りる。~

-[[イラスト]]は中性的でわかりづらいが、女性である。~
初出である[[真DM2>ゲーム付属カード#pd6a3bf6]]の攻略本では、「女性の身でありながら、卓越した剣技と戦術指揮力を持つ将軍。」と記されている。~
ただし、同作品においては[[《サイバー・ボンテージ》]]等の女性専用強化魔法を装備できなかった。~
この他、[[《反目の従者》]]・《選択されなかった者》・《属性重力−アトリビュート・グラビティ》などの[[イラスト]]では女性的な顔立ちで描かれている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメの「乃亜編」において、バーチャル世界崩壊直前で遊戯たちに襲い掛かる[[モンスター]]の1体。~
2体召喚され、チェスの[[ナイト>《シャドウナイトデーモン》]]の位置づけだったが、1体目は[[《アックス・レイダー》]]に、2体目は[[《ブラック・マジシャン》]]に一瞬で倒された。~
なお正式な[[デュエル]]外であったため、自身の[[ロック]][[効果]]は発生しなかった。~
また、乃亜編ではこの[[カード]]と[[ステータス]]・[[効果]]・名前の似ている、[[天使族]]の[[攻撃力]]を上昇させる[[効果]]を持った《コマンド・エンジェル》を本田が使用している。~

--アニメGXでは以下の[[デュエル]]で使用された[[カード]]の[[イラスト]]4種類にて確認できる。~
---「十代vsクロノス」戦(2戦目)で十代が使用した[[装備魔法]]《サイクロン・ウィング》
---「オブライエンvsミスターT(オブライエンの父に擬態)」戦でミスターTが使用した[[通常魔法]]《選択されなかった者》と《ビッグ・ヴォルケーノ》
---「十代vsヨハンvs藤原」戦で藤原が使用した[[永続罠]]《属性重力−アトリビュート・グラビティ》

--アニメ5D'sでは、回想においてアンドレの対戦[[相手]]が使用。~
アンドレがわざと[[《魔法の筒》]]を[[発動]]しなかったため、[[フィニッシャー]]となっている。~

--アニメではゲーム作品の3Dモデルとは異なりスカートをはいているのが確認できる。~

-コナミのゲーム作品において―~
元は[[真DM2>ゲーム付属カード#pd6a3bf6]]で登場した[[オリジナルカード]]。~
ゲーム開始時に選択できる初期[[デッキ]]のデッキリーダーで、[[デッキ]]内容は[[戦士族]]を中心としている。~
同作品の攻略本では、上記の内容に加え「柔軟な用兵で知られ、民衆の人気も高い。」と説明されている。~
[[リバース]]時に[[戦士族]]を300ポイント[[強化]]する[[効果]]を持つが、[[レベル]]が5と高く、[[ステータス]]のバランスの良さからコストも高めで勝手はあまり良くない。~
なお同ゲームでは[[《物陰の協力者》]]が同じ[[効果]]を持つ。~

--《選択されなかった者》・《属性重力−アトリビュート・グラビティ》は[[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#jb54b06c]]に[[オリジナルカード]]として登場している。~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#h70617d8]
-[[《バルキリー・ナイト》]]

-[[《切り込み隊長》]]

-[[《勝利の導き手フレイヤ》]]
-[[《キングゴブリン》]]
-[[《プロミネンス・ドラゴン》]]
-[[《深緑の魔弓使い》]]
-[[《精気を吸う骨の塔》]]
-[[《またたびキャット》]]

-[[《水精鱗−アビスラング》]]

-[[《共闘するランドスターの剣士》]]
-[[《ブースト・ウォリアー》]]

-[[《連合軍》]]

-[[《ガントレット・ウォリアー》]]

//-[[《戦士の生還》]]
//-[[《増援》]]

//-[[《マジシャンズ・ヴァルキリア》]]

―《コマンド・ナイト》の姿が見られる[[カード]]
-[[《反目の従者》]]

-[[《バウンサー・ガード》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#zb5b6b31]
-[[STRUCTURE DECK−城之内編−]] JY-04 &size(10){[[Ultra]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-127 &size(10){[[Super]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP114 &size(10){[[Super]]};
-[[ストラクチャーデッキ−戦士の伝説−]] SD5-JP008
-[[BEGINNER'S EDITION 2(第7期)]] BE02-JP088 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#oa537172]
Q:このカードと[[《ガーディアン・ケースト》]]等の「[[相手]][[モンスター]]からの[[攻撃対象]]にされない」[[効果]]を持つ[[モンスター]]と同時に[[フィールド]]に並べた場合、[[相手]][[モンスター]]は[[攻撃]]できますか?~
A:[[直接攻撃]]できる[[モンスター]]以外、[[攻撃]]できなくなります。~

Q:[[《UFOタートル》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]できますか?~
  ([[フィールド]]上に出たときに自身の[[効果]]で[[攻撃]]力が1501以上になるため。)~
A:[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]は1200であるため[[《UFOタートル》]]で[[特殊召喚]]が可能です。

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
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