*《コンバート・コンタクト/Convert Contact》 [#k18fde6f]
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 通常魔法
 このカードは自分フィールド上にモンスターが存在しない場合のみ発動する事ができる。
 自分の手札及びデッキから1枚ずつ「N(ネオスペーシアン)」と名のついた
 カードを墓地に送り、デッキをシャッフルする。
 その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。
 (1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
 手札及びデッキから「N(ネオスペーシアン)」カードを1枚ずつ墓地へ送る。
 その後、自分はデッキから2枚ドローする。

 [[TACTICAL EVOLUTION]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[手札]]と[[デッキ]]から[[ネオスペーシアン]]を1体ずつ[[墓地に送る]]事で[[発動]]する事ができる[[ドロー]]カード。~
 [[自分]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在すると使えないという弱点こそあるものの、[[墓地リソース]]増強、[[手札交換]]、[[デッキ圧縮]]、全てを行える強力なカードである。~
 [[手札]]と[[デッキ]]から[[ネオスペーシアン>N]]を1体ずつ[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、その後2枚[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~

 また、[[ネオスペーシアン]]には全ての[[属性]]と異なる6種の[[種族]]([[戦士族]]・[[昆虫族]]・[[鳥獣族]]・[[岩石族]]・[[植物族]]・[[獣族]])が存在することから、特定の種類の[[モンスター]]による[[墓地]]利用の際に意外と役立つかもしれない。~
 ([[炎属性]]と[[水属性]]から[[《氷炎の双竜》]]、[[昆虫族]]2枚から[[《デビルドーザー》]]など)~
 [[手札交換]]に加え、[[デッキ]]から[[ネオスペーシアン>N]]を[[墓地へ送る]]ことができ、[[墓地リソース]]増強が行える。~
 [[ネオスペーシアン>N]]は単体で採用しやすいものもいるが、この[[カード]]は複数の[[ネオスペーシアン>N]]を必要とするため、ほぼ[[【コンタクト融合】]]や[[【Nビート】>【コンタクト融合】#Neo-Spacian]]専用となる。~

-[[墓地に送る]]行為は[[コスト]]ではなく[[効果]]。
 しかし、[[ネオスペーシアン>N]]は[[墓地]]で[[効果]]を発揮する[[モンスター]]は存在せず、[[墓地リソース]]の確保以外の役割は乏しい。~
 [[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在する時は使えないという条件があるため、[[《終末の騎士》]]や[[《マスマティシャン》]]から[[《クロス・ポーター》]]を[[墓地へ送る]]ことで[[ネオスペーシアン>N]]を[[サーチ]]して使うといったことができない。~
 これらの[[モンスター]]と併用する場合は[[《無情の抹殺》]]・[[《ワンダー・ワンド》]]等[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[除去]]できる[[カード]]を使う手もある。~
 [[《融合徴兵》]]であれば、[[サーチ]]・[[サルベージ]]の双方に対応しているため、より手軽に確保できる。~

-[[《デステニー・ドロー》]]や[[《レア・ヴァリュー》]]と違い、このカードの[[レアリティ]]が[[ノーマル>Normal]]に留まってくれたのは幸いである。~
 多少の使いにくさはあるものの、任意の[[ネオスペーシアン>N]]を即座に[[墓地へ送る]]ことができる有用な[[カード]]には違いないので、[[ネオスペーシアン>N]]を[[墓地へ送る]]意義がある[[デッキ]]では活躍できるだろう。~
 [[《N・フレア・スカラベ》]]のような単体では少々使い辛い[[ネオスペーシアン>N]]でも、この[[カード]]で早期に[[墓地]]へ送ってしまうことで[[手札]]で持てあまさず必要な際に素材として使用できる。~
 注意点としてこの[[カード]]を複数枚積んだ場合[[デッキ]]の[[ネオスペーシアン>N]]が枯渇してしまい[[発動]]できないという事も有り得る。~
 [[ネオスペーシアン>N]]の投入枚数にもよるが、気になるのならば[[《貪欲な壺》]]や[[コンタクト融合]]等で補助をしたい。~
 [[ネオスペーシアン>N]]でも自力で[[手札]]に戻る[[《N・グラン・モール》]]とはなかなか相性が良い。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]などから[[蘇生]]し[[相手]][[モンスター]]を[[バウンス]]する事でこの[[カード]]の[[発動条件]]を満たす事ができる。~

-[[自分]][[フィールド]]上の[[ネオスペーシアン]]を使う[[《スペーシア・ギフト》]]とは対照的である。
 [[《ミラクル・コンタクト》]]や[[《NEXT》]]は勿論、[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《クレーンクレーン》]]等[[汎用性]]の高い[[蘇生]][[カード]]の[[発動条件]]も緩和できる。~
 また、[[ネオスペーシアン>N]]には[[神属性]]を除く全ての[[属性]]と異なる6種の[[種族]]([[戦士族]]・[[昆虫族]]・[[鳥獣族]]・[[岩石族]]・[[植物族]]・[[獣族]])が存在する。~
 このため、[[《E・HERO ネオス》]]を使わない場合であっても、特定の[[属性]]・[[種族]]の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]必要がある戦術を補助できる。~
 例えば、[[炎属性>《N・フレア・スカラベ》]]と[[水属性>《N・アクア・ドルフィン》]]を[[除外]]し[[《氷炎の双竜》]]、[[昆虫族>《N・フレア・スカラベ》]]2体を[[除外]]し[[《デビルドーザー》]]を[[特殊召喚]]する等の[[コンボ]]が可能である。~

-「[[&ruby(ネオスペーシアン){N};>N]]」と付いているにもかかわらず、[[《NEX》]]には対応していない。~
その矛盾を解消するためか、英語版のテキストでははっきりと『「[[Neo-Spacian>ネオスペーシアン]]」と名のついた''[[モンスター]]''』と書かれている。~
//これは海外版では「Neo-Spacian」と名のついた[[モンスター]]を指定しているからである。
//基本的に海外版が日本版に合わせるから海外版が理由ではないよ
-[[自分]][[フィールド]]の[[ネオスペーシアン>N]]を使う[[《スペーシア・ギフト》]]とは対照的である。

-[[イラスト]]に描かれた[[手札]]のカードと、[[相手]][[フィールド上のカード]]を見ると、十代と海馬が[[デュエル]]しているようだ。
-[[《NEX》]]は、「[[&ruby(ネオスペーシアン){N};>N]]」と名のついた[[カード]]として扱わないため対応していない(仕様か[[効果]]調整かは不明)。~
後に発売された英語版の[[テキスト]]では「『[[Neo-Spacian>N]]』と名のついた''[[モンスター]]''」と書かれている。~
しかし、海外版の[[《NEX》]]は「[[Neo-Spacian>N]]」と付かないため、先行[[エラッタ]]のような形である。~

-「Convert/コンバート」は「変換する・変形する・切り替える」といった意味。~

-[[イラスト]]に描かれた[[手札]]の[[カード]]と、[[相手]][[フィールドのカード]]を見ると、十代と海馬が[[デュエル]]しているようにも見える。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにて、「十代vsヨハン」戦(エキシビジョンマッチ)にて登場。~
[[デッキ]]の[[《N・フレア・スカラベ》]]と[[手札]]の[[《N・グラン・モール》]]を[[墓地]]に送り[[発動]]した。~
その[[効果]]で[[手札]]を補充しつつ、[[《コクーン・パーティ》]]へと繋げた。~
アニメでは「2枚[[ドロー]]」ではなく、「1枚[[ドロー]]」し「[[相手]]の場の[[モンスター]]1体につきカードを1枚[[ドロー]]する」[[効果]]だった。~
(ちなみにこの時ヨハンの場には1体の[[モンスター]]しか存在していなかったため結果的に[[ドロー]]する枚数は変わっていない)~
つまり最大で6枚[[ドロー]]が可能だったので、このような弱体化は当然であろう。~
「十代vsヨハン([[ユベル>《ユベル》]])」戦以降では、OCG版の[[効果]]のこのカードを使用している。~
2体の[[ネオスペーシアン]]を[[墓地]]に送り、[[《コクーン・パーティ》]]に繋げた。~
また第四期に入ってからは、主に反撃の狼煙としてよく使われている。
アニメGXにおける「十代vsヨハン」戦にて十代が使用。~
[[デッキ]]の[[《N・フレア・スカラベ》]]と[[手札]]の[[《N・グラン・モール》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[手札交換]]を行いつつ[[《コクーン・パーティ》]]による大量展開へと繋げた。~
以降も度々登場し、[[ドローソース]]兼[[《コクーン・パーティ》]]や[[《ミラクル・コンタクト》]]に繋げる布石として活躍している。~

**関連カード [#o9af7c33]
-[[ネオスペーシアン]]
--初登場時は、「1枚[[ドロー]]し、[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]の数だけさらに[[ドロー]]する」[[効果]]だった。~
なお、この時ヨハンの[[フィールド]]には[[モンスター]]が1体しか存在していなかったため、結果的に[[ドロー]]する枚数は変わっていない。~
「十代vsヨハン([[ユベル>《ユベル》]])」戦以降は、[[OCG]]版の[[効果]]となっている。~

**関連カード [#card]
-[[N]]

-[[手札交換]]

―[[イラスト]]関連
-[[《N・フレア・スカラベ》]]
-[[《ネオスペース》]]
-[[《魂の共有−コモンソウル》]]

-[[《カイザー・シーホース》]]
-[[《復讐のソード・ストーカー》]]
-[[《ブラッド・ヴォルス》]]

**収録パック等 [#p1cf1839]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【コンタクト融合】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[TACTICAL EVOLUTION]] TAEV-JP047
-[[デュエリストパック−十代編3−]] DP06-JP021
-[[トーナメントパック2018 Vol.4]] 18TP-JP412

**FAQ [#occ2a70d]
Q:[[《NEX》]]は[[N]]([[ネオスペーシアン]])が名に含まれていますが、[[墓地]]に送れますか?~
A:いいえ、送れません。
**FAQ [#faq]
Q:[[《NEX》]]を[[墓地へ送る]]ことはできますか?~
A:いいえ、送れません([[《NEX》]]は「[[&ruby(ネオスペーシアン){N};>N]]」と名のついた[[カード]]として扱いません)。

Q:[[《X・E・N・O》]]等、[[ネオスペーシアン]]以外の[[N]]と付く[[モンスター]]も[[墓地]]に送れますか?~
A:いいえ、送れません。テキストのルビで「[[ネオスペーシアン]]」と限定しています。
Q:[[《X・E・N・O》]]等、[[ネオスペーシアン>N]]以外の[[N]]と付く[[モンスター]]も[[墓地]]へ送れますか?~
A:いいえ、送れません。~
  [[テキスト]]のルビで「[[ネオスペーシアン>N]]」と限定しています。

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~
Q:[[効果処理時]]に[[手札]]または[[デッキ]]に「[[&ruby(ネオスペーシアン){N};>N]]」[[カード]]が存在しなくなった場合、もう片方の[[手札]]または[[デッキ]]に存在する「[[&ruby(ネオスペーシアン){N};>N]]」1体を[[墓地へ送る]]処理は行いますか?~
A:いいえ、[[墓地へ送る]]処理は行わず、[[ドロー]]する[[効果]]も[[適用]]されません。(10/10/25)

Q:[[《マクロコスモス》]]が存在し、「[[&ruby(ネオスペーシアン){N};>N]]」[[カード]]が[[墓地]]へ送られず[[除外]]された場合、[[ドロー]]する[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[ドロー]]する[[効果]]は[[適用]]されません。(11/05/15)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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