*《コンバット・ホイール》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星6/地属性/機械族/攻2500/守1200
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 (1):フィールドのこのカードは1ターンに1度だけ相手の効果では破壊されない。
 (2):相手バトルフェイズに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
 このカードの攻撃力は、自分フィールドの他のモンスターの攻撃力を合計した数値の半分アップする。
 その後、このカードにカウンターを1つ置く。
 このターン中、相手モンスターは他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
 (3):カウンターが置かれているこのカードが戦闘で破壊された場合に発動する。
 自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&&id=1571

 [[ANIMATION CHRONICLE 2023]]で登場する[[地属性]]・[[機械族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[1ターンに1度]]だけ[[相手]]に[[効果破壊]]されない[[効果]]、[[手札コスト]]を払う事で他の[[自分]][[モンスター]]の合計[[攻撃力]]の半分だけ[[自己強化]]して自身に[[カウンター]]を[[置き>置く]]、[[相手]]の[[攻撃対象]]を制限する[[効果]]、[[カウンター]]が置かれた状態で[[戦闘破壊]]された場合に[[自分]][[モンスター]]を[[全体除去]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[1ターンに1度]]だけの[[効果破壊]][[耐性]]。~
 ある分には困らない[[耐性]]だが、複数回の[[破壊]]には耐えられず、[[破壊]]以外の[[除去]]にも無力なので過信はできない。~
 (2)と併用すれば[[戦闘破壊]]もされにくくなるため、場持ちも良くなるだろう。~

 (2)は[[自己強化]]と[[相手]]の[[攻撃対象]]の制限[[効果]]。~
 他の[[モンスター]]が並んでいるほど[[強化]]数値は大きくなり、状況次第では3500や4000を超えることも狙える。~
 更に[[攻撃対象]]を自身に限定するので、その様な状況では[[戦闘破壊]]そのものが困難となるだろう。~
 [[強化]]は永続するため、返しの[[自分]][[ターン]]で高い[[攻撃力]]で[[攻撃]]でき、複数回[[相手]][[バトルフェイズ]]を迎えて何度も[[発動]]すれば飛躍的に[[攻撃力]]は上がっていく。~

 ただし、[[手札コスト]]が必要且つもし[[戦闘破壊]]されると(3)の[[デメリット]]が発生するため、[[相手]]の[[コンバットトリック]]には十分に注意したい。~
 [[任意効果]]なので、[[強化]]数値が不安なようなら[[発動]]を控えるのも手。~
 加えて、この[[効果]]で[[戦闘破壊]]を防止できる状況では、[[相手]]はそもそも[[バトルフェイズ]]自体を放棄してくる可能性も高く、[[自己強化]]の手段としては心もとない。~
 [[クリストロン]]などで[[相手]][[ターン]]の[[バトルフェイズ]]に[[シンクロ召喚]]を行うのも手だろう。~
 [[《サベージ・コロシアム》]]などで[[攻撃]]を強制することで[[強化]]した[[攻撃力]]で返り討ちにすることも狙える。~

 変わった使い方として、[[発動]]後この[[カード]]が[[フィールド]]を[[離れる]]と[[効果を受けない]][[モンスター]]以外は[[攻撃宣言]]自体が行えなくなるため、能動的に[[フィールド]]から離してしまうことも考えられる。~
 [[フィールド]]を離れる際、置かれていた[[カウンター]]も取り除かれるため、[[デメリット]]回避の面からも相性が良い。
 その際完全に[[除去]]してしまうのは少々もったいないため、[[《亜空間物質転送装置》]]あたりの[[一定期間だけ除外]]する等の手段があればなおよいだろう。~
 罠1枚を要求するなら威嚇する咆哮などで事足りる。
 この[[カード]]を[[シンクロ素材]]として消費できる[[《水晶機巧−クオンダム》]]が比較的扱いやすく、緊急時の手段として覚えておくとよい。~

 (3)は[[自分]][[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[デメリット]][[効果]]。~
 (2)を[[発動]]すれば[[戦闘破壊]]を防ぎやすくなるが、[[戦闘]]補助などを用いて突破される場合があるため気を付けたい。~
 この[[デメリット]]により、[[戦闘破壊]]を防げずとも[[戦闘ダメージ]]の軽減を目当てに(2)を[[発動]]するという戦術を取りづらいのも難点といえる。~

-(2)の[[効果]]で置いた[[カウンター]]を取り除く[[効果]]はないことに注意。~
1度でも(2)を使って[[カウンター]]が乗ると、以降(2)の[[効果]]を使っていない[[ターン]]でも(3)の[[効果]]が[[発動]]するリスクを負うことになる。~
また、(2)を[[発動]]する度に[[カウンター]]は無意味に増えていくことになる。~

-[[カード名]]の「コンバット」は[[《グレイドル・コンバット》]]を参照。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「ジャックvsシド」戦においてシドが使用。~
《キャノン・ホイール》と[[通常罠]]《ブランダー・デコイ》で[[コントロール奪取]]した[[《インターセプト・デーモン》]]を[[シンクロ素材]]に[[シンクロ召喚]]される。~
[[《バイス・ドラゴン》]]を[[攻撃]]したが、[[《ナイトメア・デーモンズ》]]の[[コスト]]として[[リリース]]されたことで[[バトルステップの巻き戻し]]が発生し、[[《マルチ・ピース・ゴーレム》]]も含めて[[攻撃力]]が上回る[[モンスター]]のみだったため中断した。~
返しのジャックの[[ターン]]で[[効果]]を[[発動]]し、[[ナイトメア・デーモン・トークン]]の[[攻撃力]]の半分を得て[[強化]]したが、[[《デーモン・カオス・キング》]]の[[効果]]で[[守備力]]と入れ替えられた上で[[戦闘破壊]]され、[[強制効果]]により[[ナイトメア・デーモン・トークン]]を[[破壊]]してしまったことで発生した[[効果ダメージ]]によりシドは敗北した。~

--[[シンクロ召喚]]時の口上は「狂い咲け、爆裂音![[カード]]の荒野に戦慄の轍を刻め![[シンクロ召喚]]!轟け、《コンバット・ホイール》!」。~

--アニメでは(1)の[[効果破壊]][[耐性]]はなく、[[OCG]]化に当たり強化されている。~

--アニメにおける[[イラスト]]は構図が反転しており、背景も異なっていた。アニメ本編では[[イラスト]]は確認できず、海外アニメ公式サイトで確認することができる。

--アニメ5D'sに登場した[[シンクロモンスター]]の中で唯一[[OCG]]化されていなかったが、14年の時を経て[[OCG]]化にこぎつけた。~
--アニメ5D'sに登場した[[シンクロモンスター]]の中で唯一[[OCG]]化されていない状態が長らく続いていたが、14年の時を経て[[OCG]]化にこぎつけた。~
これにより、同作登場の[[シンクロモンスター]]全てが[[OCG]]化した。~

--[[COLLECTION PACK 2020]]ではキャラクターテーマを決める投票企画があり、その中にシドの「ホイール」の選択肢があった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[カウンター]]

//―《コンバット・ホイール》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ANIMATION CHRONICLE 2023]] AC03-JP007

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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