*《ゴーストリック・アルカード/Ghostrick Alucard》 [#d097860f]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク3/闇属性/アンデット族/攻1800/守1600
 レベル3モンスター×2
 相手はこのカード以外の「ゴーストリック」と名のついたモンスター
 及び裏側守備表示のモンスターを攻撃対象に選択できない。
 このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
 相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して破壊する。
 「ゴーストリック・アルカード」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
 また、このカードが墓地へ送られた場合、
 自分の墓地からこのカード以外の
 「ゴーストリック」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える事ができる。

 [[SHADOW SPECTERS]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[ゴーストリック]]の1体であり、[[裏側守備表示]]および[[ゴーストリック]]への[[攻撃]]を自身に向けさせる[[永続効果]]、[[セット]][[カード]]を[[破壊]]する[[起動効果]]、自身が[[墓地へ送られた]]場合に[[ゴーストリック]]を[[サルベージ]]する[[誘発効果]]を持つ。

 1つ目の[[効果]]は、[[裏側守備表示]]および[[ゴーストリック]]への[[攻撃]]を自身に向けさせる[[効果]]。~
 [[ステータス]]の低いこの[[カード]]で[[相手]]の[[攻撃]]を受け切るのは難しく、この[[カード]]単体では活用が難しい[[効果]]である。~
 [[《ゴーストリック・ランタン》]]等の他の[[カード]]と併用することで活用できるようになるだろう。~

 2つ目の[[効果]]は、[[セット]][[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]。~
 [[セット]]されていれば、[[モンスター]]・[[魔法・罠カード]]を問わず[[破壊]]できる優秀な[[効果]]である。~
 この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]に[[縛り]]はないので、[[ランク]]3が出しやすい[[デッキ]]なら[[【ゴーストリック】]]以外でもこの[[効果]]だけで活躍できる。~
 [[ゴーストリック]]には[[対象]]の[[モンスター]]を[[裏側守備表示]]にする[[効果]]を持つ[[カード]]もあるため、[[表側表示]]の[[モンスター]]も[[破壊]]できるようになる。~

 3つ目の[[効果]]は、自身が[[墓地へ送られた]]場合に[[ゴーストリック]]を[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 [[トリガー]]は「[[墓地へ送られた]]場合」であり、[[タイミングを逃す]]こともなく、[[《神の警告》]]等で[[エクシーズ召喚]]自体を[[無効]]にされた場合も[[発動]]できる。~
 [[《ゴーストリックの駄天使》]]をこの[[カード]]に重ね[[特殊召喚]]し、[[効果]][[発動]]の[[コスト]]にすれば[[サルベージ]]しつつ[[サーチ]]でき[[フィールド]]を整えることができる。~
 [[ゴーストリック]]の[[魔法・罠カード]]も[[サルベージ]]できる点も優秀である。~
 [[サルベージ]][[対象]]としては、[[発動]]タイミングが噛み合っている[[《ゴーストリック・ランタン》]]・[[《ゴーストリック・スペクター》]]が筆頭になる。~

-特殊な使い方として、[[《RUM−アストラル・フォース》]]を使用することで、[[ヴァンパイア]][[エクシーズモンスター]]である[[《紅貴士−ヴァンパイア・ブラム》]]にランクアップさせることができる。~
[[エクシーズ素材]]となったこの[[カード]]が[[墓地へ送られた]]場合でも[[サルベージ]][[効果]]を[[発動]]できるので、無駄になりにくい。~

-「ドラキュラ(DRACULA)」という言葉を逆さから読むと「アルカード(ALUCARD)」になる。~
「ドラキュラの偽名」もしくは「ドラキュラの親族や配下の名前」等に使用されている名称であり、古くは1943年の映画「夜の悪魔」で使用されている。~
「アルカード」は吸血鬼に関するキャラクターの名称の中でも認知度が高く、現在でも様々な作品でこの名前が使用され続けている。~

--「ドラキュラ」は吸血鬼としてのイメージが強いが、15世紀のワラキア公国の君主として実在したヴラド三世のニックネームの一つである。~
「ドラキュラ」とは「竜の息子」という意味だが、これは父親のヴラド二世が「ドラクル(竜公)」と呼ばれていたことに由来する。~
--日本では「ヴラド・ツェペシュ」と呼ばれることも多いが、「ツェペシュ」は姓ではなく「串刺し公」という意味の言葉であり、「ドラキュラ」や「カズィクル・ベイ」と同じくヴラド三世の通称の一つである。~


//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
コナミ作品においても、「悪魔城ドラキュラ」シリーズにドラキュラ伯爵の息子としてアルカードが登場している。~
短髪で壮年の男性、または美形で長い髪の若い男性であり、いずれも白塗りのお化けのような容姿をしているこの[[カード]]とは大きく異なる。~
どちらかと言うと、「悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん」の「ドラキュラくん」(アルカ)に近い。~


**関連カード [#j8a1fd70]
-[[ゴーストリック]]

-[[《ヒエラコスフィンクス》]]

-[[《白夜の女王》]]

-[[《陽動作戦》]]

―《ゴーストリック・アルカード》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ゴーストリック・ハウス》]]
-[[《ゴーストリック・パレード》]]

-[[《ゴーストリック・アウト》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#t07c15ed]
-[[【ゴーストリック】]]

**収録パック等 [#s825f132]
-[[SHADOW SPECTERS]] SHSP-JP052 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#k45283c0]

Q:[[効果]]の分類は何ですか?~
A:[[攻撃]]から他の[[モンスター]]を守るの[[効果]]は[[永続効果]]、[[除去]][[効果]]は[[起動効果]]、[[サルベージ]][[効果]]は[[誘発効果]]になります。(13/07/20)

Q:この[[カード]]が[[自分]][[フィールド]]上に2体[[表側表示]]存在する場合、[[相手]]は[[攻撃]]できますか?~
A:いいえ、できません。(13/07/20)

Q:[[墓地]]から[[ゴーストリック]]を[[手札]]に[[加える]][[効果]]と[[セット]]された[[カード]]を[[破壊]]する[[効果]]は[[対象をとりますか?>対象をとる(指定する)効果]]~
A:はい、いずれも[[対象をとります。>対象をとる(指定する)効果]](13/07/20)

Q:[[墓地]]から[[ゴーストリック]]を[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[《神の警告》]]でこの[[カード]]の[[エクシーズ召喚]]が[[無効]]にされた場合も[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(13/07/20)

Q:[[墓地]]から[[ゴーストリック]]を[[手札]]に[[加える]][[効果]]は[[ダメージステップ]]中でも[[発動]]できますか?~
A:はい、できます。(13/07/20)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。