効果モンスター 星1/闇属性/悪魔族/攻 800/守 100 自分フィールド上に「ゴーストリック」と名のついた モンスターが存在する場合のみ、このカードは表側表示で召喚できる。 このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。 また、相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。 その相手モンスターを裏側守備表示にし、このカードを手札から裏側守備表示で特殊召喚する。
LEGACY OF THE VALIANTで登場した闇属性・悪魔族の下級モンスター。
ゴーストリック共通の効果とサイクル・リバースする効果、直接攻撃してきた相手モンスターを裏側守備表示にしつつ特殊召喚される効果を持つ。
《ゴーストリック・ランタン》と似た効果を持っているが、こちらは裏側守備表示にすることにより《ゴーストリック・ハウス》などをサポートしたり、厄介なモンスターの効果を封じ込めることができる。
ただ《ゴーストリック・パニック》・《ゴーストリック・ロールシフト》といったものを使っても裏側守備表示に変更する事は可能であり、これによって表側表示になったゴーストリックも《ゴーストリック・ランタン》で守れる。
《ゴーストリックの猫娘》などの維持や、《ゴーストリック・デュラハン》での反撃とも微妙に相性が悪い。
【ゴーストリック】では自ずと《ゴーストリック・ランタン》よりも特殊召喚の機会や、効果を活用できる機会が限られてしまう。
その性質上、《ゴーストリックの猫娘》を採用せず《ゴーストリック・シュタイン》等の直接攻撃によるビートダウンに主眼を置いた【ゴーストリック】で使うことになるだろう。
《ゴーストリック・ミュージアム》にダメージを半減させる効果がないのを、直接攻撃を防ぎつつ直接攻撃の布石として使うことができるのは大きい。
他のゴーストリックとの連携を前提としない場合は、手札に保持できる擬似《月の書》兼リリース要員という見るべきところのある性能を持っている。
《バトルフェーダー》よりも防御力は低いが、かなりの範囲の耐性持ちを機能停止にでき、《ヴェルズ・オピオン》や武神の強固な布陣を瓦解させられる可能性を持つ。
また今までの防御カードと違い、「同じレベルのモンスター2体分の攻撃を通してからメインフェイズ2でエクシーズ召喚をする」というプレイングを妨害することもできる。
以上より、特殊召喚できる防御型のレベル1モンスターとして、【ラヴァル】・【帝コントロール】など、採用を検討できるデッキも少なくない。
また他のレベル1も採用している場合は、《ゴーストリック・デュラハン》経由で再利用できる可能性もあり、そういったデッキでも採用が検討できる。
―《ゴーストリック・フロスト》の姿が見られるカード
Q:相手モンスターを裏側守備表示する処理とこのカードを特殊召喚する処理は同時に行う扱いですか?
A:はい、同時に行う扱いになります。(13/11/16)
Q:相手モンスターを裏側守備表示にする効果は対象を取る効果ですか?
A:いいえ、対象を取らない効果です。(13/11/18)
Q:直接攻撃時の効果にチェーンして《虚無空間》を発動された場合、どうなりますか?
A:相手モンスターは裏側守備表示になりますが、このモンスターは特殊召喚できず手札に残ります。(13/11/18)
Q:効果解決時にその相手モンスターがフィールド上に存在しなくなった場合や他のカードの効果で裏側守備表示になった場合、特殊召喚する効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されずこのカードは手札に残ります。(13/11/28)
Q:《大天使クリスティア》が存在する場合に、このカードの効果を発動できますか?
A:いいえ、できません。(13/12/8)
Q:このカードの発動にチェーンして《攪乱作戦》を発動されて手札を入れ替えさせられた場合、どうなりますか?
A:その場合、攻撃モンスターを裏側守備表示にする効果のみが適用されます。(14/01/08)
Q:このカードの発動にチェーンして発動された《マインドクラッシュ》、《手札断殺》、《魔のデッキ破壊ウイルス》、《攪乱作戦》、《紅蓮の指名者》、《光の封札剣》などの効果で
自身の効果解決時に手札に存在しなくなった場合、このカードの効果は適用されますか?
また、それは《マクロコスモス》などが存在する場合に適用されるかどうかは変わりますか?
A:いずれの場合においても、このカードの『攻撃モンスターを裏側守備表示に』する効果は適用されますが、自身を特殊召喚する事はできません。
また、これは《マクロコスモス》などが存在しても変わりません。(14/01/10)