*《ゴギガ・ガガギゴ/Gogiga Gagagigo》 [#f1b973ed]
 通常モンスター
 星8/水属性/爬虫類族/攻2950/守2800
 既に精神は崩壊し、肉体は更なるパワーを求めて暴走する。
 その姿にかつての面影はない…。

 [[天空の聖域]]で登場した、[[水属性]]・[[爬虫類族]]の[[最上級モンスター]]。~
 その[[名称>カードの名前]]から分かる通り、[[《ガガギゴ》]]・[[《ギガ・ガガギゴ》]]の[[上位種]]。~
~
 [[レベル]]8の[[通常モンスター]]としては、[[《青眼の白龍》]]や[[《ラビードラゴン》]]に[[ステータス]]が劣る。~
 この[[カード]]を優先して使う場合、[[属性]]や[[種族]]を活かした[[コンボ]]で差別化を図りたい。~
~
 [[《高等儀式術》]]等で[[墓地]]に送り、[[《正統なる血統》]]・[[《思い出のブランコ》]]等で[[蘇生]]させれば強力な戦力になる。~
 [[攻撃力]]の勝る[[《青眼の白龍》]]でも同様の戦術が可能だが、こちらは[[《スネーク・レイン》]]や、同じ[[水属性]]・[[爬虫類族]]の[[《スクリーチ》]]でも[[墓地に送り>墓地に送る]]やすい。~
 また、[[守備力]]は[[《青眼の白龍》]]を上回るため、[[表示形式]]変更[[効果]]に強く、[[《冥府の使者ゴーズ》]]・[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]等の[[攻撃]]も防ぐことができる。~
~
 [[《大波小波》]]で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]の中では強力な部類に入り、また[[《召喚師のスキル》]]や[[《闇の量産工場》]]で[[手札]]に加えることで[[発動条件]]も緩和できる。~
 [[下級]][[アタッカー]]として[[《ガガギゴ》]]を使えば、[[《大波小波》]]の[[コスト]]となるほか、[[《闇の量産工場》]]で共に[[サルベージ]]できるので相性が良い。~
 ただ、[[《大波小波》]]自体が、[[《伝説の都 アトランティス》]][[《古のルール》]][[《正統なる血統》]]といった[[召喚]][[サポート>サポートカード]]に比べて扱いづらい部分が目立つのは否定できない。~
 使うなら、できるだけ[[モンスター]]を切らさずに済む[[デッキ]]構築を心がけたい。~
 [[《ギガ・ガガギゴ》]]や[[《伝説の都 アトランティス》]]を上手く併用できるのなら、[[《ガガギゴ》]]族統一[[デッキ]]を組むのも面白いかもしれない。

 [[《青眼の白龍》]]同様[[アドバンス召喚]]するのはできるだけ避けたい。~
 [[レベル]]8なので、[[《ギガ・ガガギゴ》]]・[[《ガガギゴ》]]とは異なり[[《伝説の都 アトランティス》]]の恩恵が薄い。~
 [[《大波小波》]]で[[特殊召喚]]可能だが、この[[カード]]自体役割が重複する[[《伝説の都 アトランティス》]]の影に隠れがち。~
 [[【高等儀式術】]]では[[《高等儀式術》]]で[[墓地]]に送り、[[《正統なる血統》]]・[[《蘇りし魂》]]で[[蘇生]]させれば強力な戦力になる。~

 [[【高等儀式術】]]では[[攻撃力]]の勝る[[《青眼の白龍》]]でも同じことが可能だが、こちらは[[守備力]]が勝る。~
 [[《スネーク・レイン》]]や、同じ[[水属性]]・[[爬虫類族]]の[[《スクリーチ》]]でも[[墓地に送り>墓地に送る]]やすい。~
 [[《蘇りし魂》]]で[[蘇生]]した時、[[《冥府の使者ゴーズ》]]・[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]等の[[攻撃]]も防ぐことができる。~
 [[通常モンスター]]専用[[蘇生]]カードが[[《正統なる血統》]]3枚で足りなければ、こちらを優先する手もある。

-「ガガギゴ」と名のつく[[モンスター]]の[[攻撃力]]は、当時の[[通常モンスター]]の最大[[攻撃力]]より50少ないという共通点を持つ。~
この《ゴギガ・ガガギゴ》は[[最上級]][[通常モンスター]]の[[攻撃力]]の上限3000より50少ない2950となっている。

-[[《スパイラルドラゴン》]]・[[《コスモクイーン》]]を抑え、[[レベル]]8の[[通常モンスター]]の中では[[《青眼の白龍》]]に次ぐ[[攻撃力]]を誇る。~
-[[《スパイラルドラゴン》]]・[[《コスモクイーン》]]を抑え、[[レベル]]8の[[通常モンスター]]の中では[[《ラビードラゴン》]]と共に[[《青眼の白龍》]]に次ぐ[[攻撃力]]を誇る。~
2950という[[攻撃力]]が曲者で、この半端な50のおかげで助かる場面もある。~
基本[[攻撃力]]という点では、あらゆる[[爬虫類族]][[モンスター]]の中でこの[[モンスター]]を越える[[カード]]は存在しない。~

-[[テキスト]]で解かる通り、[[《ギガ・ガガギゴ》]]が完全に暴走し、精神の限界を超えてしまったなれの果て。~
今やその[[攻撃力]]は[[かつての自分>《ガガギゴ》]]を[[絶体絶命>《絶体絶命》]]の境地に立たせた[[《暗黒の侵略者》]]すらも上回っている。~
しかしその代償として[[身を挺して庇った>《我が身を盾に》]][[《切り込み隊長》]]から教えられた正義の心を忘れてしまった。~
なんとも言い難い悲劇である。~
遊戯王OCGのサイドストーリーはこの[[カード]]の様な悲しいものが多い。

-この《ゴギガ・ガガギゴ》は基本的に[[《ギガ・ガガギゴ》]]とデザインは同じで色が違うだけのため、他の[[カード]][[イラスト]]で[[《ギガ・ガガギゴ》]]なのか《ゴギガ・ガガギゴ》なのか判別するのは困難。


-この[[カード]]の名前は右から読んでも左から読んでも「ゴギガガガギゴ」である。~

-原作・アニメにおいて―~
GXで、[[ドロー]]の修行をする大山が流れる滝から引き当てた1枚として登場している。~
またエド・フェニックスが初登場したときに買ったパックに入っていた。~
その他、「十代vs神田」の[[デュエル]]で使用されたクイズ[[カード]]の中に、「[[《ガガギゴ》]]・[[《ギガ・ガガギゴ》]]・《ゴギガ・ガガギゴ》を早口で言え」というものがあった。~
十代は噛んでしまった。

-コナミのゲーム作品において―~
「[[遊戯王デュエルモンスターズ &ruby(ワールド){World}; &ruby(チャンピオンシップ){Championship}; 2008:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]」のデュエルワールドにこの[[モンスター]]が登場する。~
その時彼は正気を取り戻すのだが、元が[[《ギゴバイト》]]のため、口調が[[《ギゴバイト》]]のままで少々奇妙である。~
デュエルワールド、ワールドチャンピオンシップ共に[[《氷帝メビウス》]]とタッグを組んでいる。~
使用[[デッキ]]は両方とも[[【伝説の都 アトランティス】]]。

**関連カード [#k1f125f8]
-[[《ギゴバイト》]]
-[[《ガガギゴ》]]
-[[《ギガ・ガガギゴ》]]

-[[《フルエルフ》]]

**収録パック等 [#ecb24281]
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP113
-[[天空の聖域]] 308-001
-[[STARTER DECK(2009)]] YSD4-JP001