*《ゴッドバードアタック/Icarus Attack》 [#lafb80e5]
 通常罠
 自分フィールド上に存在する鳥獣族モンスター1体をリリースし、
 フィールド上に存在するカード2枚を選択して発動する。
 選択したカードを破壊する。
//最新テキストはDT7弾より

 [[ENEMY OF JUSTICE]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[鳥獣族]]を[[リリースする]]ことで[[発動]]する。~
 [[フリーチェーン]]で[[カード]]の種類や[[表示形式]]を問わず、2枚の[[カード]]を選択して確実に[[破壊]]出来る。~
 [[コスト]]を必要とする[[除去]][[カード]]としてはトップクラスの性能を誇る。~
 [[デッキ]]の[[モンスター]]を[[鳥獣族]]で統一する最大の[[メリット]]はこの[[カード]]の存在であろう。~

 この[[カード]]を除いた[[フィールド上のカード]]2枚を必ず選択する必要があり、[[発動]]タイミングをある程度選ぶ必要がある。~
 だが、非常に強力な[[サポートカード]]であり、[[【鳥獣族】]]の他[[【ハーピィ】]][[【BF】]]等でも活躍が見込める。~
 また、[[鳥獣族]][[モンスター]]を容易に[[リクルート]]出来る[[【サモンプリースト】]]や[[【剣闘獣】]]とも相性が良い。~

-[[効果]]について。
--[[鳥獣族]]を[[リリースする]]のは[[コスト]]。~
[[セット]]された[[鳥獣族]]も[[リリース]]対象にして[[発動]]出来る。(08/06/25)

--[[破壊]][[対象]]に選択した2枚を[[対象にとって>対象をとる(指定する)効果]][[発動]]する。~
この[[カード]]自身は[[対象]]に選ぶことが出来ないので、「[[発動]]するこの[[カード]]」と「[[リリースする]][[鳥獣族]]」の他に、あと2枚以上[[カード]]が存在しないと[[発動]]出来ない。~
[[相手]]がこのカードを伏せていると思われる場合、敢えて場に2枚以上カードを出さない様にするプレイングが考えられる。~

--[[破壊]][[対象]]の一方が[[チェーン]]されるなどして[[フィールド]]上に存在しなくなった場合でも、もう一方を[[破壊]]する事は出来る。~

--''2枚を''[[対象]]にとるので、[[《メンタルスフィア・デーモン》]]などは[[チェーン]]できない。

-忘れがちだが、このカード以外であれば、[[発動]]されている[[通常魔法]]や[[通常罠]]も対象にとることができる。~
例えば、[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]1体と[[伏せカード]]が1枚のみあったとして、[[自分]]の[[攻撃宣言]]時にその伏せられていた[[《次元幽閉》]]が[[発動]]される。~
この場合このカードを[[チェーン]]し、[[相手]][[モンスター]]と[[《次元幽閉》]]を対象にして[[破壊]]することができる。

-使い勝手が良く、[[EXPERT EDITION Volume.4]]ではその強力さが認められたためか[[スーパーレア>Super]]に昇格している。~
[[【BF】]]においては特に需要が高く、それ故にレートが跳ね上がっており入手困難な[[カード]]だったが、[[DUEL TERMINAL −ジェネクスの進撃!!−]]でついに再録された。~
再録された理由としては、[[鳥獣族]]を必然的に投入する[[ドラグニティ]]にも有用なためだろう。~

--なお、初出の[[ENEMY OF JUSTICE]]では[[ノーマル>Normal]]である。~
手に入りやすかった上、店頭に並んでいた当時はこれを目当てに買う人も多かっただろう。~

-原作・アニメにおいて―~
GXの「十代vs[[バードマン>《バードマン》]]」戦にて[[バードマン>《バードマン》]]が[[使用]]。~
[[《トルネード・バード》]]を[[生け贄に捧げ>生け贄に捧げる]]、十代が[[セット]]していた[[カード]]2枚を[[破壊]]し、[[《神鳥シムルグ》]]の[[効果]]を最大限に生かした。~
なお、この戦術は実際の[[デュエル]]でも[[《神鳥シムルグ》]]を使う場合の有効な[[コンボ]]であるため、視聴者に使い方を教えるようなプレイングといえる。~

-神話・伝承において―~
宗教上の理由で「God」を避けるため、英語版での名前は「イカロス(イカルス)アタック」となっている。~
英語名の「イカロス(Icarus)」とは、ギリシャ神話に登場する男の名。~
名工[[ダイダロス>《海竜−ダイダロス》]]の息子で、英雄テセウスを招き入れたとして、ミノス王の命で[[ミノタウルス>《ミノタウルス》]]を閉じ込める迷宮[[ラビリュントス>《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]に罰として親子共々閉じ込められた。~
脱出のため、父と共に蝋で固めた鳥の羽で空を飛んだが、調子に乗って太陽に近付きすぎて蝋の羽が溶け、墜落死した。~

**関連カード [#d8b6efc3]
-[[《デュアルスパーク》]]

-[[《毒蛇の供物》]]
-[[《バーストブレス》]]
-[[《フィッシャーチャージ》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《疾風鳥人ジョー》]]

**収録パック等 [#u2e59134]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP235 &size(10){[[Super]]};
-[[ENEMY OF JUSTICE]] EOJ-JP055
-[[ストラクチャーデッキ−烈風の覇者−]] SD8-JP036
-[[DUEL TERMINAL −ジェネクスの進撃!!−]] DT07-JP049 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#hdf4c866]
Q:[[フィールド]]にあるならば、[[モンスターカード]]・[[魔法カード]]・[[罠カード]]のどれでも[[対象]]に出来ますか?~
A:はい、出来ます。~
  「[[モンスターカード]]1枚+[[魔法&罠カードゾーン]]の[[伏せカード]]1枚」という選び方もできます。~

Q:[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:はい、[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]です。

Q:必ず2枚選択する[[効果]]ですか?~
A:はい、必ず2枚を選択する[[効果]]です。~
  1枚しか選択出来ない場合は[[発動]]出来ません。~

Q:選択した2枚の内1枚が、[[効果解決時]]に[[フィールド]]を離れていた場合どうしますか?~
A:その場合は、残った1枚だけを[[破壊]]します。~

Q:[[裏側表示]]の[[鳥獣族]]を[[リリース]]する事は出来ますか?~
A:はい、出来ます。(08/06/25)

Q:[[自分]][[フィールド]]上に《ゴッドバードアタック》と[[表側表示]]の[[鳥獣族]]、そしてその[[鳥獣族]]に装備された[[装備カード]]のみ存在しています。~
  [[相手]][[フィールド]]上には1枚の[[カード]]のみが存在しています。~
  この状況で《ゴッドバードアタック》を[[発動]]できますか?~
A:手順として、[[鳥獣族]][[モンスター]]を[[リリース]]した後に[[対象]]となる[[カード]]を選択します。~
  この場合、[[リリース]]した時点で[[装備カード]]も[[フィールド]]からなくなり2枚選ぶ事が不可能となります。~
  そのため、そもそも《ゴッドバードアタック》を[[発動]]する事自体ができません。(09/08/12)