効果モンスター 星4/闇属性/アンデット族/攻1100/守1050 (1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。 相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。 (2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。 デッキから守備力1200以下のアンデット族モンスター1体を手札に加える。
「遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神」攻略本下巻 付属カードで登場した闇属性・アンデット族の下級モンスター。
戦闘ダメージを与えた場合にデッキ破壊をする誘発効果、フィールドから墓地へ送られた場合に守備力1200以下のアンデット族をサーチする誘発効果を持つ。
(1)は自身の戦闘ダメージをトリガーにした強制効果のデッキ破壊。
しかし、1枚だけなのでデッキ破壊として役立つとは到底言い難く、寧ろ相手に墓地アドバンテージを与えかねないデメリット効果に近い。
運良く墓地で機能しないキーカードを落とせれば効果的だが、相手のデッキ次第では逆に高確率で相手に塩を送る結果となる。
《ヴァンパイア帝国》のトリガーにする事は可能だが、その場合は攻撃力の低さが足を引っ張る。
《月鏡の盾》や《ヴァンパイア・フロイライン》を併用すれば攻撃力の低さはカバーできるものの、そこまでして得られるリターンとは言い難く、この効果の運用はほぼ考えなくていいだろう。
(2)はフィールドから墓地へ送られた場合における守備力1200以下のアンデット族のサーチ。
緩いトリガーに加えて強制効果故にタイミングを逃すこともないため、コストによるリリースやシンクロ素材・リンク素材によるディスアドバンテージを軽減してくれる。
サーチ先も《ゾンビ・マスター》・《馬頭鬼》・《ゾンビキャリア》など、汎用性が高く強力なカードが揃っている。
特にキーカードが多く含まれる【ワイト】や【ヴァンパイア】では、デッキの回転を支える重要なカードになる。
ただし、エクシーズ素材から墓地へ送られた場合には発動しない点に注意。
―《ゴブリンゾンビ》の姿が見られるカード
Q:このカードがフィールドから墓地に送られ効果が発動したものの、デッキに守備力1200以下のアンデット族が存在しない場合、相手にデッキを公開する必要がありますか?
A:ゲームのルールとして確認が必須であるとは定めておりません。
まずはプレイヤー同士でどのように対戦を進行するか話し合い、解決できない場合はジャッジの判断を仰いでください。(16/06/19)