効果モンスター 星4/闇属性/アンデット族/攻1100/守1050 このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、 相手はデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。 このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、 自分のデッキから守備力1200以下の アンデット族モンスター1体を手札に加える。
「遊戯王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神」攻略本下巻 付属カードで登場した闇属性・アンデット族の下級モンスター。
強制発動のデッキ破壊をする誘発効果と、守備力1200以下のアンデット族モンスターをサーチする強制発動の誘発効果を持つ。
デッキ破壊効果は、《デビルドーザー》などと同様、中途半端なデッキ破壊はむしろ相手の墓地肥やしを助けてしまうことになるので注意が必要である。
相手のライフや手札が十分な状況では、殴れる時でもあえて殴らないという選択肢も十分にありうる。
それでも相手の強力な制限カードを墓地に落とせれば優位に立つことが可能であり、情報アドバンテージの存在もないがしろにできるものではない。
破壊された場合でもサーチができるため、攻撃表示で残った場合も、けん制になる可能性もある。
またモンスターが落ちても《生者の書−禁断の呪術−》等の除外によってリスクを抑えられる局面もある。
サーチ効果は強制効果であるためにタイミングを逃すことがなく、どのような形でフィールド上から墓地へ送られても構わないので、優秀なサーチャーと言える。
コストによるリリースや、特にシンクロ素材に使われても発動するのが重要。
サーチ対象も《ゾンビ・マスター》や《馬頭鬼》、《ゾンビキャリア》など強力なカードが揃っている。
デッキ内の同名カードもサーチでき、手札が切れにくく、破壊系はもとより墓地に送る?系のモンスター除去にも強い。
その他《ワイトキング》・《ワイトメア》のどちらもサーチできるため、【ワイト】のキーカードになりうる。
《ゾンビキャリア》とこのカードでシンクロ召喚出来る《氷結界の龍 ブリューナク》とは相性抜群。
例えば、シンクロ召喚時に墓地に落ちたこのカードの効果でサーチした《馬頭鬼》などを《氷結界の龍 ブリューナク》のコストとしてすぐ墓地に送る?ことでさらに展開できる。
《馬頭鬼》でなくともアンデット族は墓地からの蘇生手段は豊富なので墓地アドバンテージになりやすい。
一応デメリットもあり、強制効果ゆえにデッキにサーチ対象がないと不発のためにデッキを公開しなければならなくなることには注意。
現在では《ピラミッド・タートル》よりこのカードを優先するプレイヤーも多い。
理由はシンクロ素材に使用しても、カードの効果によって破壊されても効果が発動するからである。
さらに《ゾンビ・マスター》などの存在により、場に出すよりも手札に持ってきた方が有効なケースが増えた事も大きな要因である。
ただし、エクシーズ素材から墓地に送られる?とサーチ効果は発動しない。
―《ゴブリンゾンビ》の姿が見られるカード