*《ゴヨウ・ガーディアン/Goyo Guardian》 [#d2fd4d58]
 シンクロ・効果モンスター（禁止カード）
 星６/地属性/戦士族/攻2800/守2000
 チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
 そのモンスターを自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。 

　[[THE DUELIST GENESIS]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[シンクロモンスター]]。~
　[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[誘発効果]]を持つ。~

　[[シンクロ素材]]に制限はなく、[[レベル]]６[[シンクロモンスター]]としては高い[[ステータス]]を持ち、多くの[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]して[[蘇生]]することができる。~
　奪った[[モンスター]]は[[守備表示]]になる以外の制約はなく、[[戦闘]]・[[効果の発動]]・[[リリース]]・[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]等に活用できる。~
　[[《最終突撃命令》]]等との併用することで、[[バトルフェイズ]]中に追撃する事も可能となる。~

-[[誘発効果]]について~
--[[効果]]は[[コントロール奪取]]に近いが、「[[自分]][[フィールド]]上に[[蘇生]]する」[[効果]]である。~
ゆえに、[[特殊召喚]]できない[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]しても[[特殊召喚]]できない。~
また、[[戦闘破壊]]して[[墓地へ送る]]必要があるため、[[《マクロコスモス》]]等が[[適用]]中には[[墓地へ送る]]ことができず[[特殊召喚]]できない。~
[[コントロール奪取]]ではないため、[[《不意打ち又佐》]]等の[[コントロール奪取]]に[[耐性]]を持つ[[モンスター]]も[[特殊召喚]]できる。~

--[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]しても[[墓地へ送る]]前に、この[[カード]]が[[フィールド]]上に存在しない場合、[[効果]]を[[発動]]できない。~
[[相打ち]]や、[[裏側表示]]の[[《人喰い虫》]]と[[戦闘]]し、[[リバース効果]]でこの[[カード]]が[[破壊]]された場合は[[効果]]を[[発動]]できない。~

--[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]によっては、[[特殊召喚]]しない方が良い場合もある。~
[[《ダンディライオン》]]等の[[墓地]]で[[発動]]する[[誘発効果]][[モンスター]]は、その[[モンスター]]が[[破壊]]されることで、再び[[効果]]を[[使用]]されることになるので、敢えて[[特殊召喚]]しないという戦術も有効である。~

-[[ガーディアン]]の名を持つが、特に意味を成さない。~
[[《ウェポンサモナー》]]の[[効果]]は、[[エクストラデッキ]]に存在する[[シンクロモンスター]]には使用できないためである。~

-第２回カリスマデュエリスト最強決定戦「カイザー海馬vs千丈目」においてカイザー海馬が使用。~
千丈目の[[デッキ]]が[[【アルカナフォース】]]であり、[[アルカナフォース]]の[[コイントス]]を避けるべくカイザー海馬は[[効果]]を使用しなかった。~

-強力な[[バウンス]][[効果]]を持つ[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]と共に[[レベル]]６[[シンクロモンスター]]の双璧をなす存在で、[[チューナー]]を有する[[デッキ]]のほとんどに[[必須カード]]として投入されていた。~
その扱いやすさと高い性能から[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]に[[制限カード]]になり、[[11/03/01>禁止・制限カード/2011年3月1日]]には[[禁止カード]]となった。~
同じく[[禁止カード]]となった[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]・[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]などと比べると、この[[カード]]は[[戦闘]]を介する必要があったが、実際には高い[[汎用性]]から後述する「ゴヨウライン」を生み出すほどの影響力を持っていた。~

--現役時代には、この[[モンスター]]の[[攻撃力]]の2800という数値は一つの基準とされ、「ゴヨウライン」と称されていた。~
[[相手]]がどのような[[デッキ]]であってもこの[[モンスター]]と遭遇する可能性があるため、[[攻撃力]]2800未満の[[モンスター]]は、[[相手]]の戦力にされる事を覚悟しなければならなかったのである。~
[[《森の番人グリーン・バブーン》]]等、この[[カード]]が登場した事で[[環境]]から姿を消した[[モンスター]]も少なくない。~
この[[カード]]に奪われないよう[[召喚制限]]を持った[[カード]]が評価された事もあり、ここからも[[環境]]の変化が如実に感じ取れる。~

--同[[レベル]]・同[[攻撃力]]で[[デメリット]]を持つ[[《炎獄魔人ヘル・バーナー》]]や、同じ[[モンスター効果]]でありながら[[攻撃力]]の低い[[《ジャッカルの霊騎士》]]の存在を見れば、この[[カード]]がいかに破格の[[ステータス]]であるかがわかる。~
先に登場していた同[[レベル]]・同[[属性]]・同[[種族]]の[[シンクロモンスター]]である[[《大地の騎士ガイアナイト》]]に至っては、実質[[下位互換]]になっている。~

-[[イラスト]]背景にも記されている「御用（ごよう）」とは、江戸時代の警察機構である奉行所や火盗改めの末端である「岡っ引」の別名。~
「御用」には「逮捕」という意味もあるので、[[相手]][[モンスター]]を奪う[[モンスター効果]]にピッタリのネーミングである。~
様々な[[モンスター]]を御用にしてきたこの[[カード]]であるが、最終的には自身が[[御用>禁止カード]]される結末となった。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sで牛尾が使用する「ポリスモンスター」の一体。~
この[[カード]]群は本来は[[禁止・制限カード]]だが、セキュリティのみが使用できるという設定である。~
初登場は第２話で、牛尾の手にある[[カード]]の中に確認できる。~
その後第３話の「遊星vs牛尾」（２戦目）において、牛尾が使用。~
[[《ジュッテ・ナイト》]]と[[《ゲート・ブロッカー》>《Gate Blocker》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
[[《ジュッテ・ナイト》]]と[[《ゲート・ブロッカー》]]を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
[[《ジャンク・ウォリアー》]]を[[戦闘破壊]]し[[コントロール奪取]]するが、次の[[ターン]]に[[攻撃力]]を[[強化]]した[[《ニトロ・ウォリアー》]]によって[[戦闘破壊]]された。~
その後、「遊星vs牛尾」（３戦目）、「牛尾vsゴースト」戦でも牛尾によって[[シンクロ召喚]]されているが、強力な[[ステータス]]と[[効果]]の割に戦績は芳しくない。~
[[攻撃]]名は「ゴヨウ・ラリアット」。~

--アニメでは[[OCG]]と微妙に[[効果]]が違い、[[破壊]]を[[無効]]にして[[表側守備表示]]で[[コントロール]]を得る[[効果]]だった。~
[[《マクロコスモス》]]等が[[適用]]中でも[[効果]]を[[発動]]できる、[[召喚制限]]を持った[[カード]]も奪える[[メリット]]がある一方、[[《不意打ち又佐》]]等の[[永続効果]]に阻まれるという欠点もあった。~
[[コントロール奪取]]に[[耐性]]のある[[モンスター]]の方が数が少ないことを考えると、やや弱体化してるといえる。~
２期に入ってからは、「牛尾vsゴースト」戦で牛尾が「《ゴヨウ・ガーディアン》は[[破壊]]した[[モンスター]]を奪う強力[[モンスター]]だ！」と発言しているため[[OCG]]の[[効果]]になったと思われる。~

--イリアステルによって見せられた「未来のネオ童実野シティ」の映像にこの[[カード]]が映っている。~

--[[攻撃]]の際は、紐付きの十手を投げつけ、その十手の紐で[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を絡めとっている。~
「ラリアット(Lariat)」と聞くと、相手の首や胸に自分の腕をぶつけるプロレスの技を思い浮かべるかもしれないが、こちらは「動物を捕縛する縄」という意味の「ラリアット」である。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]のスピードデュエルでは、この[[カード]]と[[《手錠龍》]]をスキャンすると、隠し[[デッキ]]「ゴヨウ・チェイサーズ」が使用できる。~
[[アクセラレーションガイド付属カード>書籍付属カード#m3ccc5c9]]の方も[[DUEL TERMINAL]]に対応しており、ゲーム内で[[召喚]]すると「御用」の文字のエフェクトが現れる特別仕様となっている。~
また、アクションデュエルのミニゲーム「遊星ＧＯ！」でも、十手を投げつけて妨害する敵キャラとして登場する。~

--[[TAG FORCE 4および5>ゲーム付属カード#f08ef23e]]ではほとんどのセキュリティキャラクターの[[エクストラデッキ]]に、[[シンクロ召喚]]の手段がなくともこの[[カード]]が投入されている。~
中には当時[[制限カード]]であるにも関わらず、３枚投入している者もいる。~
上記のようにセキュリティが[[制限カード]]を無視した[[デッキ]]を使用できる設定を反映しているようだ。~
この設定を引き継ぎ、[[TAG FORCE 6>ゲーム付属カード#t253175b]]では、[[禁止カード]]に指定されているにも関わらず、牛尾の[[エクストラデッキ]]に投入されている。~

--アニメ本編では牛尾が[[シンクロ召喚]]する際、何故か他の登場人物と違い、一切の口上を披露しない。~
TAG FORCEでも[[カード名]]および[[攻撃]]時に専用の台詞が存在するが、シンクロ口上は汎用ボイスの流用で専用ボイスはない。~
同じく牛尾の[[カード]]の[[《ヘル・ツイン・コップ》]]も同様である。~

--[[WCS2010>ゲーム付属カード#x98310ea]]のスペシャルリストでは一足先に[[禁止カード]]となっている。~
ただ、世界大会用[[禁止・制限カード]]リストでは[[制限カード]]のままである。~

--「[[WCS2009>ゲーム付属カード#k2f9bcd5]]」では、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]で[[無効]]にされないというバグが存在する。~
[[2011>ゲーム付属カード#m11b7abe]]では修正されている。~

**関連カード [#f536678f]
―[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[コントロール]]を得る[[モンスター]]については、[[《ジャッカルの霊騎士》>《ジャッカルの霊騎士》#h70617d8]]を参照。~

―《ゴヨウ・ガーディアン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《深黒の落とし穴》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#s1293de6]
-[[【シンクロ召喚】]]


**収録パック等 [#m528fc38]
-[[THE DUELIST GENESIS]] TDGS-JP042 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[DUEL TERMINAL −ワームの侵攻！！−]] DT02-JP037 &size(10){[[Super]]};
-[[遊戯王 5D's デュエルターミナル アクセラレーションガイド　付属カード>書籍付属カード#m3ccc5c9]] DT02-JPB01 &size(10){[[Ultra]]([[Parallel]])};
-[[DUELIST EDITION Volume 3]] DE03-JP017 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#x894eeee]
Ｑ：[[コントロール奪取]]された[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]し[[自分]]の[[墓地へ送った]]とき、その[[モンスター]]を[[蘇生]]する事ができますか？~
Ａ：できます。(08/04/19)

Ｑ：[[戦闘]]で[[相打ち]]になった場合、[[効果]]を[[発動]]する事ができますか？~
Ａ：いいえ、[[発動]]する事はできません。(09/05/29)

Ｑ：[[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象]]にとりますか？~
Ａ：いいえ、とりません。(08/08/12)

Ｑ：[[《ボマー・ドラゴン》]]を[[戦闘破壊]]で[[墓地へ送った]]場合、[[効果]]で[[《ボマー・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]する事ができますか？~
Ａ：はい、[[特殊召喚]]する事ができます。(08/10/04)

Ｑ：[[《ウィード》]]に[[攻撃]]し、[[《ウィード》]]の[[効果]]によって別の[[植物族]]が代わりに[[破壊された]]場合はその[[植物族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]する事ができますか？~
Ａ：[[戦闘]]を行った[[《ウィード》]]自身が[[フィールド]]に存在するため[[発動]]する事ができません。(08/10/31)

Ｑ：この[[カード]]が[[裏側表示]]の[[《スノーマンイーター》]]と[[戦闘]]を行いました。~
　　[[《スノーマンイーター》]]の[[効果]]によってこの[[カード]]が[[破壊された]]場合、[[効果解決時]]にこの[[カード]]は[[フィールド]]に存在しないことになりますが、[[《スノーマンイーター》]]を[[墓地]]から[[特殊召喚]]することはできますか？~
Ａ：いいえ、その場合[[特殊召喚]]できません。（10/08/01）

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
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//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSへ。~