遊戯王カードWiki - 《サイコ・ヘルストランサー》のバックアップ(No.53)

《サイコ・ヘルストランサー/Psychic Lifetrancer》 †

シンクロ・効果モンスター
星７/地属性/サイキック族/攻2400/守2000
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
自分の墓地に存在するサイキック族モンスター１体をゲームから除外して発動する。
自分は１２００ライフポイント回復する。
この効果は１ターンに１度しか使用できない。

　CROSSROADS OF CHAOSで登場した、地属性・サイキック族のシンクロモンスター。
　自分のライフを回復する起動効果を持つ。

　シンクロ素材に縛りはないものの、墓地にサイキック族がいなければバニラ同然となるため、主に【サイキック族】で使うことになるだろう。
　比較的簡単にモンスターを除外できるため、《サイコパス》や《ジェネティック・ウーマン》、EXTREME VICTORYで追加された除外関連のカードとも相性が良い。

　この他にも、【サイキック族】では、フィールドにいれば《最古式念導》や《ブローニング・パワー》、墓地にいけば《サイコ・チャージ》の対象や《アルティメットサイキッカー》の融合素材としても使える他、除外されれば《サイコ・フィール・ゾーン》で高レベルシンクロモンスターを呼びやすくなる等、利点が多い。

同じ攻撃力で強力なリセット効果を持つ《ブラック・ローズ・ドラゴン》と同時に登場したため、最初からこのカードの印象は薄めだった。
その後、より高い攻撃力とバーン効果を持つ《ダーク・ダイブ・ボンバー》も登場し、【サイキック族】以外での出番がほぼ無くなった。
ただ、09/09/01で上記の２枚が制限カードと禁止カードに指定され、再び日の目を見る事ができるようになると思われた。
しかし、このカードよりも汎用性のある効果を持つ《ライトニング・ウォリアー》が新たに登場したため依然として厳しい現状である。
そして《ブラック・ローズ・ドラゴン》が10/09/01で無制限に緩和されたため【サイキック族】以外では使われなくなるだろう。
また、より攻撃力が高い《スクラップ・デスデーモン》も登場したため、やはり出番はほぼなくなるだろう。

左手には《邪帝ガイウス》・《次元合成師》ら、除外と関係するモンスターと同じく黒い球を持っている。
右手の光は得られるライフを表す癒しのものであると思われる。

「Health（ヘルス）」とは心身などの健康状態や調子の事である。
「トランサー」の方は「翻訳機・変換機」を表す「Transer」だと思われていたが、英語名には俗に言う「トランス状態」のことを指す「Trance」が使用されている。
「Transer」であれば墓地のサイキック族をライフへと変換する効果とマッチした名称であるのだが。

コナミのゲーム作品において―
遊戯王ファイブディーズ STARDUST ACCELERATOR - WORLD CHAMPIONSHIP 2009のＤ－イメージで登場。
使用するデッキはもちろん【サイキック族】。

関連カード †

―《サイコ・ヘルストランサー》の姿が見られるカード

《最古式念導》

収録パック等 †

CROSSROADS OF CHAOS CSOC-JP041 Rare