*《サイバー・ウロボロス/Cyber Ouroboros》 [#t6f968ee]
*《サイバー・ウロボロス/Cyber Ouroboros》 [#top]
 効果モンスター
 星2/闇属性/機械族/攻 100/守 600
 このカードがゲームから除外された時、手札のカード1枚を墓地に送る事で、
 デッキからカードを1枚ドローする。

 [[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[ドロー]]する[[任意発動]]の[[誘発効果]]を持つ。
 自身が[[除外]]された時に1枚の[[手札交換]]を行う[[任意発動]]の[[誘発効果]]を持つ。~

 何処から[[除外]]しても[[効果]]を発動できるが[[任意効果]]なので、以下の場合は[[発動]]できない。~
>
+[[コスト]]で[[除外]]された場合
+[[チェーン]]2以降で[[除外]]された場合
+[[除外]]後に[[効果]]処理が残っていた場合
<
 さらに、[[コスト]]が「[[墓地]]送り」なので[[《マクロコスモス》]]などが場に出ていると[[発動]]できない。~
 [[発動]]させるには、[[《魂の解放》]][[《封印の黄金櫃》]]などで[[除外]]する必要がある。~
 また、[[《次元の裂け目》]]があれば、[[墓地]]へ送る[[手札]]を[[魔法カード]]・[[罠カード]]にすれば[[戦闘破壊]]等でも[[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[《フューチャー・ヴィジョン》]]や[[《フォーチュン・スリップ》]]等、一時的に[[除外]]できるカードと絡めてもいい。~
 [[帰還]]後も[[《異次元隔離マシーン》]]等で十分に役割を果たすことができる。
 古い[[カード]]のため[[テキスト]]が分かりづらいが、この[[効果]]は[[強制効果]]ではなく[[任意効果]]であり、さらに[[「時」の任意効果>「時」と「場合」]]である事から[[タイミングを逃す]]性質があるため、[[トリガー]]にできる[[カード]]は限られる。~
 具体的には、[[コスト]]として[[除外]]された場合、[[チェーン]]2以降で[[除外]]された場合、[[除外]]後に別の[[効果]]処理が行われる[[一連の効果]]の場合などでは[[タイミングを逃す]]。~
 加えて、[[コスト]]として[[手札]]を[[墓地へ送る]]必要がある事から[[《マクロコスモス》]]等とは相性が悪いため、最初から特化して構築しないと[[効果の発動]]が難しい。~

-[[《闇の誘惑》]]との相性は中々。~
[[手札]]を回転させ、[[墓地を肥やす]]こともできる。~
 こうした条件を満たし[[トリガー]]に有効な[[カード]]としては、[[《封印の黄金櫃》]]・[[《闇の誘惑》]]・[[《シャッフル・リボーン》]]が挙げられる。~
 これらは[[汎用性]]が高い事から他の[[カード]]に対しても使えるため、[[手札事故]]になりづらい。~
 他の例としては[[《刻剣の魔術師》]]が挙げられ、この[[カード]]と[[《刻剣の魔術師》]]を毎[[ターン]][[除外]]し続ける事で[[ドローエンジン]]となる。~

-「ウロボロス(ouroboros/uroboros)」とは古代の象徴の一つで、己の尾を噛んで環となった蛇もしくは龍を図案化したものであり、無限大の記号「∞」のモデルとなっている。~
-「ウロボロス(Ouroboros/Uroboros)」とは古代より世界的に使われている象徴(モチーフ)の1つで、己の尾を噛んで環となった蛇もしくは龍を図案化したもの。~
死と再生の象徴とされるヘビが己の尾を噛むことで「始まりも終わりもない」事を表しており、無限・不滅・創造と破壊・[[輪廻転生>《輪廻転生》]]を意味するシンボルとなっている。~
//ただの堂々巡りをソースの提出とはいわない。COも削除
この[[カード]]の場合は、古い[[手札]]が消え新たな[[手札]]が引き込まれる事をウロボロスに例えたものか。~
--元は古代エジプト発祥で古代ギリシャで「ウロボロス」と名付けられたと言われているが、北欧神話の[[ヨルムンガンド>《ヨルムンガルド》]]、ヒンドゥー教の[[アナンタ>《邪龍アナンタ》]]、中国の玉猪龍など世界各地に同様のモチーフは見られる。~
--アニメGXではデュエルアカデミアの授業に「錬金術」という科目があるのだが、大徳寺の代理で授業を行ったクロノス教諭がこの「尾を噛む蛇」について説明するシーンがある。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「ヨハンvsヘルカイザー亮」戦にてヘルカイザー亮が使用。~
1[[ターン]]目に[[《天使の施し》]]によって捨てられて、すぐに[[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[除外]]されて[[効果]]を[[発動]]。~
[[《ヘル・ドラゴン》]]を捨てて後の[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]の装備[[効果]]につなげた。~
ただし上にもあるように、[[OCG]]では[[タイミングを逃す]]ため、[[効果]]を[[発動]]することができない。
--また、アニメ5D'sのアポリアのD・ホイールの名前も、「T(トリニダート)・ウロボロス」であり、上記の元ネタを意識している。~
1[[ターン]]目に[[《天使の施し》]]で[[捨てた>捨てる]]後、[[《オーバーロード・フュージョン》]]で[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[融合素材]]として[[除外]]した。~
その際に[[効果]]を[[発動]]し、[[《ヘル・ドラゴン》]]を[[捨てる]]事で[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]へ装備させる布石としている。~

--[[テキスト]]は鮮明に見えなかったが、[[OCG]]と同じような[[テキスト]]の場合、[[タイミングを逃す]]ため、[[効果]]を[[発動]]することができない。~
アニメでの[[イラスト]]は少々色合いが異なり、背景の緑のレーザーがくっきりしている。~

--アニメ5D'sのアポリアのD・ホイールの名前も、「T(トリニダート)・ウロボロス」であり、上記の元ネタを意識している。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#e5de3910]
**関連カード [#card]
-[[サイバー]]

-[[《ヴェルズ・ウロボロス》]]

**収録パック等 [#acd0fc44]
**収録パック等 [#pack]
-[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP011

**FAQ [#aabad95c]
Q:[[発動]][[コスト]]や[[特殊召喚モンスター]]などの[[特殊召喚]]時にこのカードがゲームから[[除外]]された場合でも[[発動]]できますか?~
**FAQ [#faq]
Q:[[発動]][[コスト]]や[[特殊召喚モンスター]]などの[[特殊召喚]]時にこの[[カード]]がゲームから[[除外]]された場合でも[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[タイミングを逃す]]ので[[発動]]できません。(07/11/25)
//A:はい、その場合[[カードの効果]]の処理の終了時や[[モンスター]]が[[特殊召喚]]された後に[[発動]]する事が可能です。(07/11/25)

Q:[[《連鎖除外》]]で[[除外]]された場合、[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:[[フィールド]]から[[除外]]された《サイバー・ウロボロス》の[[効果]]は[[タイミングを逃す]]ため[[発動]]できません。~
  [[デッキ]]・[[手札]]から[[除外]]された《サイバー・ウロボロス》の[[効果]]は[[発動]]できます。(10/07/24)

Q:[[ダメージステップ]]中にこの[[カード]]がゲームから[[除外]]された時も[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(12/10/10)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《サイバー・ウロボロス》,効果モンスター,モンスター,星2/闇属性/機械族/攻100/守600,サイバー);