*《サイバー・エルタニン/Cyber Eltanin》 [#la2cd625]
 効果モンスター
 星10/光属性/機械族/攻   ?/守   ?
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上及び自分の墓地に存在する
 機械族・光属性モンスターを全てゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
 このカードの攻撃力・守備力は、このカードの特殊召喚時に
 ゲームから除外したモンスターの数×500ポイントになる。
 このカードが特殊召喚に成功した時、
 このカード以外のフィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て墓地へ送る。
//英語名: ttp://ygo-news.pytalhost.com/promo/jump/038.jpg

 [[Vジャンプ(2009年10月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[除外]]した[[光属性]]・[[機械族]][[モンスター]]の数だけ[[攻撃力]]・[[守備力]]が上昇する[[永続効果]]と、[[特殊召喚]]成功時にこの[[カード]]以外の[[表側表示]][[モンスター]]を[[墓地]]へ送る[[誘発効果]]を持つ。

 [[【サイバー・ドラゴン】]]や[[【VWXYZ】]]、[[【超時空戦闘機】]]などの[[光属性]]・[[機械族]]で固められた[[デッキ]]の切り札となりうる存在である。~
 特に[[【VWXYZ】]]とは[[除外]]ギミックを利用する点でも好相性だろう。~
 [[攻撃力]]の上昇効率・素材の自由さ共に[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]には及ばないものの、こちらは[[相手]]にも及ぶ[[全体除去]][[効果]]を持つのが特徴。~
 [[表側守備表示]]で固めている[[相手]]には[[除去]]からの[[直接攻撃]]で大[[ダメージ]]を与えることができる。

 また、少ない[[コスト]]で[[表側表示]][[モンスター]]を[[除去]]できる[[効果]]として見ても優秀である。~
 同様の[[全体除去]][[カード]]である[[《ライトニング・ボルテックス》]]は[[手札コスト]]を要求するが、このカードはそれがない上に[[フィールド]]上に[[特殊召喚]]されるので、容易に[[アドバンテージ]]を得ることができる。~
 その[[汎用性]]の高さから[[光属性]]・[[機械族]]をある程度採用している[[デッキ]]ならば、高[[攻撃力]]を狙わずとも[[除去]][[カード]]と割り切って投入することも考えられる。~
 [[効果]]を使用した後は[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]してしまえば無駄がない。~
 この[[カード]]自身も[[光属性]]・[[機械族]]であるため、[[墓地へ送られた]]後も次の《サイバー・エルタニン》につなげることが出来る。~
 多数のカードを[[除外]]して[[特殊召喚]]した後であるなら再び[[墓地を肥やす]]のは難しいため、2枚目以降は通常の[[モンスター除去]]のカードとして使うという手もある。~
 [[レベル]]が高いため[[シンクロ召喚]]には使えないが、[[《レベル・スティーラー》]]と組み合わせて大量展開するのも手。~
 [[《オベリスクの巨神兵》]]や[[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]などの強烈な[[モンスター]]で決着をつけたいところだが、[[手札事故]]には注意。

 但し、[[表側表示]]であれば否応なしに[[自分]]の[[モンスター]]も巻き込んでしまう点に注意。~
 [[特殊召喚]]のタイミングには十分注意していきたいところである。

-[[墓地に送る]][[効果]]なので[[《スターダスト・ドラゴン》]]など、[[破壊]]を防ぐ[[効果]]を無視できる。

-単体で[[【未来オーバー】]]における[[《オーバーロード・フュージョン》]]のようにも使える。~
その代わり、2[[ターン]]後には[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の[[効果]]によって[[自分]][[フィールド]]ががら空きになるので、その[[ターン]]に勝負を付けたい。~

-残念ながら初期の[[カード]]にも[[レベル]]1・2の[[光属性]]・[[機械族]][[通常モンスター]]は存在しないため[[《高等儀式術》]]で大量に[[墓地]]を肥やして[[攻撃力]]を大幅に上げる、ということは出来ない。~

-[[コスト]]で[[トークン>モンスタートークン]]を[[除外]]できる非常に珍しい[[カード]]で、4枚目の[[カード]]である。~
[[光属性]]・[[機械族]]の[[モンスター]]を全て[[除外]]しなければならないので、[[トークン>モンスタートークン]]も例外では無いということか。~
他に該当する[[カード]]は[[《霊魂消滅》]]を参照。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「万丈目vsカイザー亮」戦において亮が使用。~
[[除外]]された「サイバー」[[モンスター]]の数×500ポイント[[攻撃力]]をアップする[[効果]]と、[[召喚]]時に[[除外]]した「サイバー」[[モンスター]]の数だけ[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持っていた。~
なお、[[通常召喚]]可能、[[守備力]]不明、この[[カード]]自身には[[除外]][[効果]]は備わっていなかった。~
[[魔法カード]]《エマージェンシー・サイバー》の[[効果]]で[[手札]]に加えられ、[[罠カード]]《ボーン・フロム・ドラコニス》の[[効果]]により[[攻撃力]]3500となった状態で[[手札]]から[[特殊召喚]]される。~
[[効果]]によって万丈目の[[《ライトエンド・ドラゴン》]]、[[《ダークエンド・ドラゴン》]]、[[効果]]を使い切った[[《光と闇の竜》]]を全て[[破壊]]し、[[直接攻撃]]を行い[[フィニッシャー]]となった。~
[[攻撃]]名は「ドラコニス・アセンション」、[[破壊]][[効果]]名は「コンステレイション・シージュ」。~
直訳するとそれぞれ「竜座の昇天」「星座の包囲網」になる。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]においては、OCG登場直後の弾から早くもカイザーの使用[[カード]]として実装されている。~
通常の[[デッキ]]枠には入っていないが、デスティニースキャンシステムによりその除去[[効果]]で文字通り起死回生の[[カード]]として使用してくる。~
しかし、[[デッキ]]が僅か10枚のスピードデュエルでは[[攻撃力]]が上昇しにくいせいか、除去[[効果]]使用後に[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[リリース]]にされてしまうこともある。
 
-神話・伝承において―~
「エルタニン(Eltanin)」とは、りゅう座γ星の名称である。~
漫画GXでこの[[カード]]の[[特殊召喚]]時に使用された[[罠カード]]《ボーン・フロム・ドラコニス》の[[イラスト]]にはりゅう座が描かれている。

--原作で[[特殊召喚]]に使われた[[カード]]や技名に使われている単語「ドラコニス(Draconis)」は、星座の一つ「りゅう座(竜座/Draco)」の属格である。~
この他にも亮は天体名にちなんだ[[カード名]]の「サイバー」シリーズの[[カード]]を4種類使用している。


**関連カード [#n7e19d8a]
-[[《サイバー・ドラゴン》]]

-[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]

-[[《砂塵の悪霊》]]

-[[《邪龍アナンタ》]]

-[[《オーバーロード・フュージョン》]]

//―《サイバー・エルタニン》に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
//このカードを名指しで指定している魔法・罠・効果モンスターが存在する場合、そのカードをリンク

//―《サイバー・エルタニン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**[[光属性]]・[[機械族]][[モンスター]] [#ice17d56]
-[[《X−ヘッド・キャノン》]]
-[[《王室前のガーディアン》]]
-[[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]
-[[《V−タイガー・ジェット》]]

-[[《オプション》]]
-[[《サーチライトメン》]]
-[[《サイバー・ジラフ》]]
-[[《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》]]
-[[《サイバー・ヴァリー》]]
-[[《サイバー・ラーバァ》]]
-[[《ジェイドナイト》]]
-[[《ジェネクス・ニュートロン》]]
-[[《スキヤナー》]]
-[[《Z−メタル・キャタピラー》]]
-[[《ダッカー》]]
-[[《W−ウィング・カタパルト》]]
-[[《チューニング・サポーター》]]
-[[《D・キャメラン》]]
-[[《D・スコープン》]]
-[[《D・ビデオン》]]
-[[《デルタトライ》]]
-[[《バイオファルコン》]]
-[[《ハイパー・シンクロン》]]
-[[《白兵戦型お手伝いロボ》]]
-[[《ヒール・ウェーバー》]]
-[[《ビクトリー・バイパー XX03》]]
-[[《ヴァイロン・キューブ》]]
-[[《ファルシオンβ》]]
-[[《フリントロック》]]
-[[《ブルーサンダーT45》]]
-[[《プロト・サイバー・ドラゴン》]]
-[[《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》]]
-[[《機械犬マロン》]]
-[[《ルーレットボマー》]]
-[[《ロード・シンクロン》]]
-[[《ロードブリティッシュ》]]
-[[《Y−ドラゴン・ヘッド》]]

-[[オプショントークン]](事実上)
-[[サンダーオプショントークン]]
-[[マルチプルトークン]]

-[[《円盤ムスキー》]]
-[[《サイバー・ドラゴン》]]
-[[《サイバー・バリア・ドラゴン》]]
-[[《サテライト・キャノン》]]
-[[《メタル・シューター》]]
-[[《ユーフォロイド》]]

-[[《エメス・ザ・インフィニティ》]]
-《サイバー・エルタニン》
-[[《サイバー・ダイナソー》]]
-[[《サイバー・レーザー・ドラゴン》]]
-[[《ソーラー・ジェネクス》]]

-[[《Lorelei, the Symphonic Arsenal》]](使用不可カード)

-[[《XY−ドラゴン・キャノン》]]
-[[《XZ−キャタピラー・キャノン》]]
-[[《VW−タイガー・カタパルト》]]
-[[《YZ−キャタピラー・ドラゴン》]]

-[[《XYZ−ドラゴン・キャノン》]]
-[[《サイバー・エンド・ドラゴン》]]
-[[《サイバー・ツイン・ドラゴン》]]
-[[《VWXYZ−ドラゴン・カタパルトキャノン》]]
-[[《ユーフォロイド・ファイター》]]

-[[《アームズ・エイド》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#s326f9f4]
-[[Vジャンプ(2009年10月号) 付属カード>書籍付属カード#p7209f5e]] VJMP-JP045 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#tbe0141b]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[光属性]]・[[機械族]]を[[除外]]し[[特殊召喚]]するのは[[召喚条件]]、攻守決定は[[永続効果]]、[[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[墓地に送る]]のは[[誘発効果]]です。(09/08/21)~

Q:[[フィールド]]上および[[墓地]]に最低でも[[光属性]]・[[機械族]]が1体ずつ存在しなければ[[特殊召喚]]できませんか?~
  ([[フィールド]]上および[[墓地]]のどちらか片方に[[光属性]]・[[機械族]]1体のみの場合は[[特殊召喚]]できるか?)~
A:[[フィールド]]上または[[墓地]]のどちらか片方だけに[[光属性]]・[[機械族]]が存在する場合でも、[[手札]]からこの[[カード]]を[[特殊召喚]]できます。(09/08/21)

Q:このカードを[[特殊召喚]]する際に[[自分]][[フィールド]]上に[[裏側表示]]の[[光属性]]・[[機械族]]が存在する場合、その[[モンスター]]は[[除外]]されますか?~
A:いいえ、[[除外]]されません。(09/09/24)

Q:このカードを[[特殊召喚]]する際に、[[光属性]]・[[機械族]]の[[モンスタートークン]]も[[除外]]しますか?~
A:[[モンスタートークン]]もゲームから[[除外]]して[[特殊召喚]]します。~
  また、[[フィールド]]上が[[光属性]]・[[機械族]]の[[モンスタートークン]]のみの場合でも、[[モンスタートークン]]を[[除外]]してこのカードを[[特殊召喚]]する事ができます。~
  なお、[[モンスタートークン]]を[[除外]]して[[特殊召喚]]したこのカードの[[攻撃力]]・[[守備力]]は、[[除外]]した[[トークン>モンスタートークン]]の数も含めて×500ポイントになります。 (09/09/24)

Q:変化した数値は元々の値としますか?~
A:元々の値として扱いません。 (09/12/12)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。