《サイバー・ジムナティクス/Cyber Gymnetics》

効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻 800/守1800
手札を1枚捨てる。
相手フィールド上に存在する表側攻撃表示モンスター1体を破壊する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 手札1枚を除去カードに変えることができる戦士族モンスター
 強力な全体除去カードであった禁止カード《同族感染ウィルス》の後継として登場した。

  1. 種族モンスターの一括処理が不可能。
  2. 表側守備表示モンスター破壊できない。
  3. 効果は1ターンに1度しか使用できない。
  4. 対象を取る効果であるため、無効化されやすい。
  5. 攻撃力が低く、表側攻撃表示召喚し難い。
  6. 《増援》《クリッター》他、各種リクルーターによる多彩なサーチが可能。

 以上のように、相違点は多いが、全体的にみればやはり弱体化している。

 《同族感染ウィルス》が強力な理由は、攻撃力1600のメリットアタッカーであったのが大きい。
 対象を取らない全体除去は当然だが、そのために攻撃表示召喚でき、効果発動後に攻撃宣言が可能であったためなのだ。
 だが、こちらは攻撃力がその半分しかなく、《クリッター》にさえ劣る。
 攻撃表示通常召喚した場合、戦闘で破壊されてしまう事がほとんどだろう。

 攻撃力は望めないが、守備力が期待できる数値であるため、表側守備表示にできれば有効に働くだろう。
 攻撃されてリバースできれば、返しのターンで単体除去が発動できるため、地雷として働くこともある。
 守備力は高めだが、魔力カウンターの乗った《魔導戦士 ブレイカー》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》には倒されてしまう。
 【スタンダード】等の単一機能が重視される、一般的な「ビートダウン」ではやはり使いづらいのが現実か。

 このカードを評価できる点は、種族・低ステータスからサーチ手段が豊富なことだろう。
 《増援》《クリッター》《遺言状》だけでなく、《荒野の女戦士》《巨大ネズミ》でもサーチを狙える。
 しかし、同じ利点を持つうえに、単体で機能する《ならず者傭兵部隊》《異次元の戦士》が存在するため優先順位は低い。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:
A: