効果モンスター 星４/光属性/機械族/攻1800/守 800 このカードが召喚に成功した時、 自分フィールド上の全ての「サイバー・ドラゴン」のレベルを５にできる。 この効果を発動するターン、自分は機械族以外のモンスターを特殊召喚できない。 また、このカードが除外された場合、 自分フィールド上の「サイバー・ドラゴン」１体を選択して発動できる。 選択したモンスターはこのターン、戦闘及びカードの効果では破壊されない。 このカードのカード名は、フィールド上・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
ストラクチャーデッキ−機光竜襲雷−で登場した光属性・機械族の下級モンスター。
召喚時に《サイバー・ドラゴン》のレベルを５にできる効果、このカードが除外された場合《サイバー・ドラゴン》１体に耐性を与える効果、フィールド・墓地で《サイバー・ドラゴン》として扱う効果を持つ。
１つ目の効果は《サイバー・ドラゴン》のレベルを変更する効果。
《サイバー・ドラゴン》のレベルは元から５なので、《サイバー・ドラゴン》扱いとなる自身や《プロト・サイバー・ドラゴン》等のレベルを変更することになる。
《サイバー・ドラゴン》の特殊召喚後や《地獄の暴走召喚》等で《プロト・サイバー・ドラゴン》や《サイバー・ドラゴン・コア》を特殊召喚した後に召喚してレベル５にすることで、ランク５のエクシーズ召喚を狙うことができる。
しかし、発動したターンは機械族しか特殊召喚できなくなるためにエクシーズ召喚先は限られてしまう。
基本的には《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》か《発条装攻ゼンマイオー》の二択となる。
他のランク５と比較すると制圧力には限界があるため、《リミッター解除》等を用い、機械族である点を活かしていくことが求められる。
２つ目の効果は《サイバー・ドラゴン》に破壊耐性を与える効果。
《サイバー・ネットワーク》と相性が良く、あちらの効果で除外すればデッキ圧縮と耐性付与、除外アドバンテージ稼ぎを同時に行う事ができる。
《サイバー・ネットワーク》は罠カードなので、相手のターンに使用して破壊を妨害することも可能である。
ただし、破壊効果にチェーンしても耐性が与えられるのはチェーン処理後なので破壊を防ぐことはできず、先出しが必要となる。
《サイバー・ドラゴン》関連では、ほかに《オーバーロード・フュージョン》による融合にも対応する。
ただし、主な用法となるであろう公開情報である墓地からの除外で発動する場合、相手にも読まれ易く、積極的に活かしていくには少々使い難さが目立ってしまう。
与える耐性自体は決して狭い範囲では無いのだが。
―《サイバー・ドラゴン・ドライ》の姿が見られるカード