*《サイバー・ドラゴン・ドライ/Cyber Dragon Drei》 [#hd4b4858]
 効果モンスター
 星4/光属性/機械族/攻1800/守 800
 このカードが召喚に成功した時、
 自分フィールド上の全ての「サイバー・ドラゴン」のレベルを5にできる。
 この効果を発動するターン、自分は機械族以外のモンスターを特殊召喚できない。
 また、このカードが除外された場合、
 自分フィールド上の「サイバー・ドラゴン」1体を選択して発動できる。
 選択したモンスターはこのターン、戦闘及びカードの効果では破壊されない。
 このカードのカード名は、フィールド上・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。

 [[ストラクチャーデッキ−機光竜襲雷−]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[召喚]]時に[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[レベル]]を5にできる[[誘発効果]]、この[[カード]]が[[除外]]された場合[[《サイバー・ドラゴン》]]1体に[[耐性]]を与える[[誘発効果]]、[[フィールド]]・[[墓地]]で[[《サイバー・ドラゴン》]]として扱う[[分類のない効果>ルール効果]]を持つ。
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=10867

 1つ目の[[効果]]は[[《サイバー・ドラゴン》]]の[[レベル]]を変更するもの。~
 [[《サイバー・ドラゴン》]]の[[レベル]]は元から5なので、[[《サイバー・ドラゴン》]]扱いとなる自身などの[[レベル]]を変更することになる。~
 [[《サイバー・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]後や、他の[[カードの効果]]で[[《サイバー・ドラゴン・コア》]]を[[特殊召喚]]した後に[[召喚]]して、[[ランク]]5の[[エクシーズ召喚]]を狙うことができる。~
 しかし、[[発動]]した[[ターン]]は[[機械族]]しか[[特殊召喚]]できなくなる[[デメリット]]により、[[エクシーズ召喚]]先は基本的に[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]か[[《発条装攻ゼンマイオー》]]の二択となる。~
 他の[[ランク]]5と比較すると制圧力には限界があるため、どちらかといえば[[《リミッター解除》]]による奇襲や、余った[[《サイバー・ドラゴン》]]扱いとなる[[カード]]の活用の布石程度に見ておくべきだろう。~
 この際、[[《マーシャリング・フィールド》]]を併用すれば[[ランク]]9までの[[機械族]][[エクシーズモンスター]]を出すことも可能。~
//もう1体は
//ランク5出すところで併用すれば9までいけるという話

 2つ目の[[効果]]は[[《サイバー・ドラゴン》]]に[[破壊]][[耐性]]を与える[[効果]]。~
 [[《サイバー・ネットワーク》]]との相性は良く、あちらの[[効果]]で[[除外]]すれば[[デッキ圧縮]]と[[耐性]]付与、[[除外アドバンテージ]]稼ぎを同時に行う事ができる。~
//[[《サイバー・ネットワーク》]]は[[罠カード]]なので、[[相手]]の[[ターン]]に使用して[[破壊]]を妨害することも可能である。~

 ただしその場合も、あちらが[[罠カード]]であることを含め、速攻性の観点から見た場合には微妙なところ。~
 [[破壊]][[効果]]に[[チェーン]]しても[[耐性]]が与えられるのは[[チェーン]]処理後なので[[破壊]]を防ぐことはできず、先出しが必須となってしまう。~
 [[《霊魂の護送船》]]・[[《オーバーロード・フュージョン》]]等の[[除外]]手段もあるものの、[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[フィールド]]に残しておく必要があるので噛み合わせは悪く、これを実戦級とするには疑問が残る。~

 どちらの[[効果]]も癖が強いが、[[《サイバー・ドラゴン》]]として扱える[[カード]]の中では素の[[ステータス]]も高く、[[汎用性]]はそれなり。~
 1つ目の[[効果]]で[[レベル]]5となったこの[[カード]]を、[[《サイバー・ネットワーク》]]から別の《サイバー・ドラゴン・ドライ》による[[耐性]]付与で守る事で、次の[[ターン]]で自由に[[ランク]]5を動かせる。~
 いずれにしても昨今では[[《サイバー・ドラゴン》]]も有利な状況で[[特殊召喚]]するのは難しいため、[[サポートカード]]を前提に[[フィールド]]維持役に専念させたほうが良い。~

-[[効果]]は[[カテゴリ]]としての[[サイバー・ドラゴン]]ではなく、[[カード名]]としての[[《サイバー・ドラゴン》]]を指定している。~
[[《プロト・サイバー・ドラゴン》]]などの[[《サイバー・ドラゴン》]]に[[カード名]]を変更する[[効果]]を持つ[[カード]]に対しては、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]などで[[カード名]]変更[[効果]]が消えている場合、[[レベル]]変更や[[耐性]]を与える[[効果]]は[[適用]]されない。~
//スキドレの場合、耐性付与はともかくレベル変更は無効になる

-「ドライ(Drei)」とは、ドイツ語で「3」を意味する数詞。~
[[《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》]]に続く形のネーミングである。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vs沢渡」戦で沢渡が使用した[[魔法カード]]《リリース・トレード》の[[イラスト]]に描かれている。~
アニメARC-Vの「遊矢vs沢渡」(1戦目)で沢渡が使用した[[魔法カード]]《リリース・トレード》の[[イラスト]]に描かれている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#me81781a]
-[[サイバー・ドラゴン]]

-[[《サイバー・ドラゴン》]]

―《サイバー・ドラゴン・ドライ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《サイバー・ネットワーク》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#x6f6f573]
-[[【サイバー・ドラゴン】]]

**収録パック等 [#w4703dbb]
-[[ストラクチャーデッキ−機光竜襲雷−]] SD26-JP002 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#re295538]
Q:[[ダメージステップ]]中にこの[[カード]]が[[除外]]された場合でも[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(13/12/07)

Q:[[耐性]]を与える[[効果]]の処理時に[[対象]]に選択した[[モンスター]]が[[裏側表示]]になった場合でも、[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、[[適用]]されます。(13/12/07)

Q:元々の[[持ち主]]が[[相手]]であるこの[[カード]]の[[コントロールを奪い>コントロール奪取]]、[[《亜空間物質転送装置》]]や[[《異次元隔離マシーン》]]で[[除外>ゲームから除外する(取り除く)]]しました。~
  この[[カードの効果]]はどちらの[[プレイヤー]]が[[発動]]できますか?~
A:[[《亜空間物質転送装置》]]や[[《異次元隔離マシーン》]]を[[発動]]した[[自分]]となります。(14/07/16)~

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