*《サイバー・ヴァリー》 [#k66efa95]
 効果モンスター
 星１/光属性/機械族/攻   0/守   0
 次の効果から１つを選択して発動する事ができる。
 ●このカードが相手モンスターの攻撃対象になった時、
 このカードをゲームから除外する事で自分はデッキからカードを１枚ドローし、
 そのバトルフェイズを終了する。
 ●このカードと自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を
 選択しゲームから除外する。
 自分のデッキからカードを２枚ドローする。
 ●このカードと自分の手札１枚を選択してゲームから除外する。
 自分の墓地のカード１枚をデッキの一番上に置く。
//英語名未表記カード　英語名を表記したらこの部分は削除

　[[PHANTOM DARKNESS]]で登場した[[光属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
　自身を[[除外]]することで[[発動]]する３つの[[効果]]を持つ。~
　２つ目と３つ目はフィールド上で発動する[[起動効果]]。~

　１つ目の[[効果]]は、[[ドロー]]つき[[《攻撃の無力化》]]。~
　[[手札]]損失なしの[[攻撃]]阻止は強力であるが、現在の環境では[[モンスター]]を[[除去]]する手段は豊富なので注意。~
　特にこのカードは[[機械族]]なので、[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]][[《システム・ダウン》]]等によって[[除去]]されやすい。~
　[[攻撃]]を防ごうと出したこのカードを[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]に吸収されたら悲劇である。

　２つ目の[[効果]]は、[[生け贄]]の[[属性]]を指定されていない[[《闇霊術−「欲」》]]と言った所か。~
　[[《切り込み隊長》]]からこのカードを[[特殊召喚]]すれば、この[[ターン]]の[[通常召喚]]の権利を使用してしまうものの損失のない[[手札交換]]が可能。~
　[[《異次元の生還者》]][[《異次元の偵察機》]]を除外すれば、１：２交換となる。~
　この[[効果]]を応用し、[[《洗脳−ブレインコントロール》]][[《精神操作》]]と[[コンボ]]させることによって擬似[[《ならず者傭兵部隊》]]とすることができる。~
　しかも[[効果]]は[[除外]]とより強力になり、更に２枚もの[[ドロー]]が２枚の損失を補うため[[ディスアドバンテージ]]もない。

　３つ目の[[効果]]は、[[コスト]]が[[除外]]になった[[《鳳凰神の羽根》]]。~
　この[[効果]]だけでは[[《鳳凰神の羽根》]]同様[[ディスアドバンテージ]]なので、何かしらの[[コンボ]]につなげたい。

　
　[[機械族]]で、かつ[[攻撃力]]が０なので[[《機械複製術》]]で[[デッキ]]から[[特殊召喚]]することが可能。~
　[[除去]]さえされなければ[[バトルフェイズ]]を３回飛ばせたり、[[手札交換]]と[[バトルフェイズ]][[スキップ]]もしくは次の[[ドロー]]の操作が同時にできたりと、実に様々なことができる。~
　[[《切り込み隊長》]]からこのカードを[[特殊召喚]]して[[《機械複製術》]]を[[発動]]し、２つ目の[[効果]]を２回[[発動]]すれば実に１枚の[[アドバンテージ]]となる。~
　もちろん前述の通り[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]に吸収されたりする恐れもあるので注意したい所。

　なお、このカード２体と何か[[モンスター]]１体が場に並んでいて、[[《魔力倹約術》]]が発動中及び手札に[[《次元融合》]]があれば無限ドローが成立する。~

　手順は以下の通り。~

+このカードの内１体の２番目の[[効果]]を[[発動]]し、自身と何か[[モンスター]]１体を[[除外]]し２枚[[ドロー]]する。~
+[[《次元融合》]]を[[発動]]し、（１）で[[除外]]された２体を場に[[特殊召喚]]する。~
+このカードの内１体の３番目の[[効果]]を[[発動]]し、自身と[[手札]]１枚を[[除外]]し[[墓地]]の[[《次元融合》]]を[[デッキ]]の１番上に置く。~
+後は(１)から繰り返す。~

　なお、上で紹介したとおり[[《機械複製術》]]や[[《地獄の暴走召喚》]]を使えばすぐにこのカード３体を場に並べることが可能。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの｢ヨハン([[ユベル>《ユベル》]])vsヘルカイザー亮｣戦でヘルカイザー亮が使用。~
場に[[モンスター]]がおらず、[[手札]]も０枚かつ[[相手]]の場に[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]が存在するという状況でこの[[カード]]を[[ドロー]]し、２つ目の[[効果]]によって[[《オーバーロード・フュージョン》]]と[[《次元誘爆》]]を[[ドロー]]した。~
また、この時[[除外]]した[[カード]]は、[[モンスターカード]]ではなく[[《サイバネティック・ヒドゥン・テクノロジー》]]だった。~
アニメ版では「この[[カード]]と[[自分]][[フィールド上のカード]]１枚を[[除外]]し２枚[[ドロー]]」という[[効果]]だったようである。~
その後[[《次元誘爆》]]によって[[帰還]]し、１つ目の[[効果]]で、[[《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》]]の[[攻撃]]を防いだ。~
//だが、ヨハンの発動したフィールドカードによって、[[究極宝玉神]]が攻撃するときは相手モンスターは効果を発動できないはずなのだが・・・・・・。~
//↑１つ目の効果発動はコストだから、《アドバンスド・ダーク》の無効効果が《スキルドレイン》と同じなら無視できる、と取れなくもない。
なお、１つ目の[[効果]]も「この[[カード]]が[[攻撃対象]]になったとき」という条件ではなく、「[[相手]]が[[攻撃]]したとき」という[[発動条件]]だったため、OCG化に伴って弱体化されたといえる。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

**関連カード [#k103ce6f]
-[[《攻撃の無力化》]]

-[[《闇霊術−「欲」》]]

-[[《ワーム・ホール》]]

-[[《鳳凰神の羽根》]]

**収録パック等 [#z106cda5]
-[[PHANTOM DARKNESS]] PTDN-JP010 &size(10){[[Super]]};

**FAQ [#faff4962]
Ｑ：各[[効果]]の[[除外]]は[[コスト]]ですか？~
Ａ：１つ目の[[効果]]は[[コスト]]、２つ目，３つ目の[[効果]]は効果処理による[[除外]]です。(07/11/23)

Ｑ：２つ目の[[効果]]で[[除外]]するカードは、[[トークン]]でもかまいませんか？~
Ａ：はい、可能です。(07/12/07)
//質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~