*《サイバーデーモン/Cyber Archfiend》 [#a8fd854f]
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1000/守2000
 自分のドローフェイズ開始時に手札が0枚だった場合、
 通常のドローに加えてもう1枚ドローする。
 自分のエンドフェイズ時に手札が1枚以上存在していた場合、
 このカードを破壊する。 

 [[CYBERNETIC REVOLUTION]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[ドロー]]加速の[[誘発効果]]と、それと相反する[[自壊]]の[[誘発効果]]を併せ持つ。~

 [[ドロー]][[効果を発動>モンスター効果の発動]]するためには、まず[[ドローフェイズ]]開始時に[[表側表示]]で存在する必要がある。~
 [[守備力]]が高いため、[[セット]]で出せば[[表側表示]]のまま生き残る可能性は少なくないが、[[《フォトン・スラッシャー》]]などの存在から油断はできない。~
 [[手札]]が0の際に[[攻撃]]から守ってくれる[[《タスケナイト》]]は相性がいい。~
 [[攻撃力]]の低さを活かし、[[相手]][[ターン]]に[[リクルーター]]によって[[特殊召喚]]する他、[[《リミット・リバース》]]での[[蘇生]]にも対応する。~

 次に、[[手札]]0枚の[[発動条件]]を満たすには[[デッキ]]の[[モンスター]]比率が少なければ[[効果]]を使いやすくなる。~
 [[手札]]を0枚にすることを主戦術とした[[インフェルニティ]]の登場により、この[[カード]]の実用性も大きく上がった。~
 [[《ハンドレス・フェイク》]]を用いれば[[デメリット]]も完全に無視できる。~
 それを利用した[[デッキ]]が[[【ハンドレスエクゾ】>【エクゾディア】#hdc32cf0]]である。~

 ただ、状況によっては無理に[[モンスター効果の発動]]を狙わず、単に[[壁]]として使うことも必要だろう。~
 [[自壊]]を避けられない場合は[[エクシーズ召喚]]や[[《強制転移》]]に使用できるようにしておきたい。~
 上にも挙げたとおり、[[《タスケナイト》]]ならば[[効果]]による[[ドロー]]から[[エクシーズ召喚]]に繋げ、さらに[[カオス]]の[[コスト]]にもできる。~

-[[ドロー]]加速は[[誘発効果]]。~
通常[[ドロー]]の後に[[チェーンブロック]]を発生させ、[[ドロー]]を行う。~
この[[モンスター]]が2体いる場合は、一方の[[誘発効果]]にもう一方の[[誘発効果]]の[[チェーンブロック]]を積み、逆順処理を行う。~
→[[同時に複数のカードが発動した場合]]

-「[[デーモン]]」の名を持っている。~
そのため、[[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]が[[発動]]している状態で[[自壊]][[効果]]が[[発動]]した場合、[[デーモン]]を[[サーチ]]する[[効果]]を使用できる。~
対象となるのは[[レベル]]3以下の[[デーモン]]であるため、主に[[《デスルークデーモン》]]を[[サーチ]]すると良い。~
同じく[[《堕落》]]にも対応しているので、[[手札]]消費が激しくなる[[【デーモン】]]なら投入の余地があるだろう。

-[[【フルバーン】]]にも投入できる。~
[[手札]]を0枚にすることは[[《ファイアーダーツ》]]の[[発動条件]]でもあるので、組み込むことは容易だろう。~
[[守備力]]もそこそこあるので、使いようによっては[[壁]]と同時に数[[ターン]]に渡り[[効果]]を使うことも可能。
[[守備力]]もそこそこあるので、使いようによっては[[壁]]と同時に複数[[ターン]]に渡り[[効果]]を使うことも可能。

-通常[[ドロー]]と合わせ2枚[[ドロー]]することになるが、当時の[[カード]]プールや[[環境]]では処理が難しかった。~
それらが2枚とも[[モンスター]]だった場合、[[《血の代償》]]でも無い限りこの[[カード]]の[[自壊]]は最早決定的となってしまう。~
また、現在と違い[[デッキ]]には普通に[[最上級モンスター]]が採用されていることも多かったため、[[自壊]]を逃れるにはより工夫を要した。~
現在では[[汎用性]]の高い[[手札コスト]]を要する[[カード]]も多いので、やりくりするための難易度は遥かに下がった。~

-他の[[CYBERNETIC REVOLUTION]]に収録された「サイバー」と名のつく[[カード]]は「サイバー」と下の名前の間に点が入っているが、この[[カード]]だけ入っていない。
 
**関連カード [#h70617d8]
-[[デーモン]]

-[[《破滅へのクイック・ドロー》]]

―[[手札]]が0枚の時[[効果]]が[[発動]]する[[モンスター]]
-[[《英知の代行者 マーキュリー》]]
-[[《E・HERO バブルマン》]]
-[[《サイバネティック・サイクロプス》]]
-[[《タスケナイト》]]
-[[《リターン・ゾンビ》]]
-[[《リボーン・ゾンビ》]]

-[[《絶対服従魔人》]]
-[[《メカニカル・ハウンド》]]

-[[《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》]]

-[[《インフェルニティ・ナイト》]]以外の[[インフェルニティ]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#d9df9c8d]
-[[【ハンドレスエクゾ】>【エクゾディア】#hdc32cf0]]

**収録パック等 [#z9e4db25]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP019
-[[CYBERNETIC REVOLUTION]] CRV-JP019

**FAQ [#c5a700d5]
Q:この[[カード]]の[[破壊]]する[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:はい。[[チェーンブロック]]を作ります。~
  ちなみに、この[[効果]]は[[誘発効果]]になります。~

Q:この[[モンスター]]を2体[[コントロール]]している時に[[効果]]が[[発動]]した場合はどのように処理しますか?~
A:2体の[[効果]]を[[チェーン]]を組んで両方[[発動]]させます。

Q:[[自分]]の[[手札]]が[[エンドフェイズ]]に[[カードの効果]]で1枚以上になった場合、この[[カード]]の[[破壊]]する[[効果]]を[[発動]]しますか?~
A:はい。[[効果]]を[[発動]]します。~

Q:[[エンドフェイズ]]時に[[《光と闇の竜》]]が存在する場合はどのように処理しますか?~
A:[[《光と闇の竜》]]の[[攻撃力]]または[[守備力]]が下がらなくなるまで[[《サイバーデーモン》]]の効果が繰り返し発動します。(08/09/08)