*《サイバネティック・マジシャン/Cybernetic Magician》 [#w348eed1]
 効果モンスター
 星6/光属性/魔法使い族/攻2400/守1000
 手札を1枚捨てる。このターンのエンドフェイズ時まで
 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の攻撃力は2000になる。

 [[CYBERNETIC REVOLUTION]]で登場した、[[光属性]]・[[魔法使い族]]の[[上級モンスター]]。~
 2400の[[攻撃力]]と、[[フィールド]]上の[[表側表示]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を固定する、[[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]][[起動効果]]を持つ。~

 どんな[[モンスター]]も[[手札]]1枚を[[捨てる]]ことで一律[[攻撃力]]2000にする。~
 [[手札]]さえあれば単体での[[戦闘]]においては無類の強さを誇り、自軍の[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]を[[強化]]して[[アタッカー]]にもできる。~
 あの[[《F・G・D》]]・[[《幻魔皇ラビエル》]]といった破格の[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]でさえ、この[[カード]]の前では[[戦闘]]によって[[破壊]]されてしまう。~
 この[[効果]]は、変動する[[ステータス]]を持つ[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]なども2000にしてしまえるため、この[[カード]]自身が[[弱体化]]しない限り[[戦闘破壊]]されることはない。~
 ただし、[[《オプション》]]・[[オプショントークン]]・[[《邪神アバター》]]は[[攻撃力]]を変化させることができないので注意。~

//三幻神はちょっと広すぎかと。[[《オシリスの天空竜》]]は後出しでは破壊できないので。
 [[特殊召喚]]方法の多い低[[レベル]][[モンスター]]や[[《スケープ・ゴート》]]を一斉に[[特殊召喚]]し、一気に総[[攻撃]]をかけ[[1ターンキル]]を狙う事も可能。~
 しかし、[[デュエル]]中盤以降は[[手札]]が結構少なくなっていくので、この[[効果]]は序盤に使いやすいと言えよう。~
 また1[[ターン]]に何度も使えるといっても、使うたびに[[相手]]とのカード差がついてしまうので、使い方には十分注意したい。~
 [[手札]]を稼げる[[ターボ]][[デッキ]]なら大活躍が見込める。~

 その[[属性]]・[[効果]]から、[[おジャマ]]との相性が非常によい。~
-[[《魔の試着部屋》]]で[[特殊召喚]]した[[おジャマ]]を[[生け贄]]に[[召喚]]。
-[[《おジャマジック》]]を[[コスト]]にして、[[おジャマ]]の[[攻撃力]]を2000に引き上げる。~
-[[サーチ]]された[[おジャマ]]も[[コスト]]にできる。
-[[《シャインスパーク》]][[《スーパースター》]]で[[全体強化]]、[[除去]]されても[[《神聖なる魂》]][[《放浪の勇者 フリード》]]の[[コスト]]になる。
-[[《シャインスパーク》]]・[[《スーパースター》]]で[[全体強化]]、[[除去]]されても[[《神聖なる魂》]]・[[《放浪の勇者 フリード》]]の[[コスト]]になる。

 [[【おジャマ】]]だけでなく、[[おジャマ]]を投入した[[【スナイプストーカー】]]の[[フィニッシャー]]にもなりうる。~

 自身の[[攻撃力]]も2400と、[[レベル]]6の[[モンスター]]としては及第点。~
 [[魔法使い族]]なので[[《ディメンション・マジック》]]で[[特殊召喚]]でき、[[上級モンスター]]の中でも扱いやすい。~
 [[光属性]]であるため、同じ[[属性]]である[[《熟練の白魔導師》]][[《マジシャンズ・ヴァルキリア》]]などと[[サポートカード]]を共有できる。
また、[[闇属性]]・[[魔法使い族]]のモンスターに使用することで[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]のコストも容易に作るという芸当も出来る。
 [[光属性]]であるため、同じ[[属性]]である[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]・[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]などと[[サポートカード]]を共有できる。~
 また、[[闇属性]]・[[魔法使い族]]のモンスターに使用することで[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]のコストも容易に作るという芸当も出来る。

-「[[帝]]」とまったく同じ攻守の数値を持つ。~
[[守備力]]が1000と低く、[[《月読命》]]の対処圏内であることが欠点であったが、[[《月読命》]]が[[禁止カード]]となったので若干場持ちはよくなったと言えよう。~

-[[手札]]1枚の消費で[[《光と闇の竜》]]を一方的に倒せる。~
地味だが、なかなか侮れない利点である。~

-コナミのゲーム作品において―~
DS遊戯王シリーズにはこのカードはなんと一度も収録されたことが無い。~
似たような立場に[[巨大戦艦]]がある。

**関連カード [#hd459c91]
-[[《カオス・マジシャン》]]

**収録パック等 [#f2e41625]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP016 &size(10){[[Rare]]};
-[[CYBERNETIC REVOLUTION]] CRV-JP016 &size(10){[[Super]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#a4a5d7d4]
Q:このカードの1[[ターン]]の[[効果]]の[[発動]]回数はいくつになりますか?~
A:回数制限はありません。

Q:この[[カードの効果]]を適用した[[モンスター]]に[[攻撃力]]を変化させる[[効果]]を[[発動]]した場合、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]が変化しますか?~
A:はい、変化します。~
 先に[[フィールド]]上に攻守の増減[[効果]]が適用されている場合は、2000に固定されます。~

Q:[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]([[除外]]カードが10枚あるとして[[効果]]を受ける前の[[攻撃力]]は4000)の[[攻撃力]]を2000にしました。~
 その後で[[速攻魔法]]などを使いカードを[[除外]]して、[[除外]]カードが1枚増えた場合、[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A:2000+400にして2400になります。

Q:この[[効果]]は[[バトルフェイズ]]時および[[ダメージステップ]]時に使うことはできますか?~
A:いいえ、使うことはできません。この[[カードの効果]]が[[起動効果]]に当たるからです。~