リンク・効果モンスター リンク1/闇属性/魔法使い族/攻 0 【リンクマーカー:上】 トークン以外のレベル1モンスター1体 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードのリンク先の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 その表側表示モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。 (2):このカードの攻撃力は、 このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
週刊少年ジャンプ(2018年21・22合併号) 付属カードで登場した闇属性・魔法使い族のリンクモンスター。
リンク先のモンスターを装備する起動効果と、その装備カードの攻撃力を得る永続効果を持つ。
リンク素材はレベル1を1体と極めて軽く、リンク召喚は容易。
リンク召喚の方法については《リンクリボー》を参照(ただし、こちらはトークンを素材にできない)。
モンスターを吸収してその攻撃力を得る効果を持ち、リンク1の軽量リンクモンスターでありながら除去要員とアタッカーを兼ねられる。
しかし、リンク先のモンスターしか対象にできない制約があり、基本的に吸収できるモンスターが存在する場合に出して除去要員とする運用となる。
リンクマーカーは上向きの1つのみなので、吸収できるのは以下の3パターンのいずれかとなる。
第一に、エクストラモンスターゾーンに出し、その正面のメインモンスターゾーンの相手モンスターを吸収するパターン。
《にらみ合い》を併用すれば相手モンスターを能動的にリンク先に移動させて吸収できる。
壊獣などで相手モンスターをリリースしつつエクストラモンスターゾーンの前に送りつけて吸収するのも効果的だろう。
必然的に相手メインモンスターゾーンをリンク先にしてしまい、相手のエクストラデッキからの展開を助けうるため、吸収した後はリンク素材にするなどして処理したい。
第二に、相手モンスターか存在するエクストラモンスターゾーンの正面のメインモンスターゾーンに出し、そのモンスターを吸収するパターン。
エクストラモンスターゾーン正面がリンク先になっていなければ、このカードをリンク召喚できない。
相手が上向きのリンクマーカーを持つリンクモンスターを出しているか、自分のカードでリンク先を確保する必要がある。
蘇生や帰還、一定期間だけ除外を経由すればリンク先となっていない場合でも出せる。
第三に、自分のモンスターが存在するエクストラモンスターゾーンの後ろに出し、自分のモンスターを吸収するパターン。
下のリンクマーカーを持つリンクモンスターがいればリンク召喚でき成立するが、エクストラモンスターゾーンのモンスターの攻撃力をこのカードに移動させるだけなので、有効な状況は限られる。
一応、エクストラモンスターゾーンにシンクロモンスターなどが存在する時に、このカードをそのモンスターの下に蘇生して吸収。
その攻撃力を維持しつつ、エクストラモンスターゾーンを開けて別のモンスターを出す場合なら有効ではある。
《サクリファイス》のような身代わり効果を持たないので、吸収した後は事実上バニラである。
《強制終了》や《ダブル・サイクロン》などで装備カードを外せば再度効果を使えるものの、吸収先も限られているのでプレイングレベルで対処されやすい。
ステータスが低く蘇生しやすいため、一度フィールドから離して再利用する方が手っ取り早いだろう。
《刻剣の魔術師》なら一定期間だけ除外されることで任意のメインモンスターゾーンに移動しつつ装備カードをリセットでき、相手方向に伸びたリンクマーカーを利用されることもない。