遊戯王カードWiki - 《サファイアドラゴン》のバックアップ(No.94)

《サファイアドラゴン/Luster Dragon》 †

通常モンスター
星４/風属性/ドラゴン族/攻1900/守1600
全身がサファイアに覆われた、非常に美しい姿をしたドラゴン。
争いは好まないが、とても高い攻撃力を備えている。

　黒魔導の覇者で登場した風属性・ドラゴン族の下級モンスター。

　下級ドラゴン族通常モンスターでは《アレキサンドライドラゴン》に次ぐ攻撃力を持ち、レベル４攻撃力1900の通常モンスターの中では最も守備力が高い。
　といっても《ＥＭウィップ・バイパー》や《暗黒ブラキ》といったモンスターに戦闘破壊される数値なので、そこまで頼りになる数値でもない。
　基本的に風属性という点を活かすべきであろう。

　風属性のレベル４通常モンスターとしては《幻のグリフォン》に次いで攻撃力が高く、《レスキューラビット》から《電光千鳥》などに繋げられる。
　また征竜を併用する場合、《嵐征竜－テンペスト》のサーチ効果のコスト及び除外時のサーチ先となり、《アレキサンドライドラゴン》よりも扱いやすい。
　《竜の霊廟》・《高等儀式術》などが扱え、これらも征竜と相性が良いため、過度にギミックを搭載せずとも１、２種だけで効果を持つ風属性ドラゴン族との差別化は容易である。

環境に振り回されていたモンスターであろう。
このカードが登場した当時こそ、《ヂェミナイ・エルフ》等と並んで、下級通常モンスターとしては最高の数値を攻撃力を持っていたが、その後登場した《ジェネティック・ワーウルフ》に抜かれてしまった。
更に後になってから、ドラゴン族通常モンスターとしての攻撃力最高値も《アレキサンドライドラゴン》に抜かれてしまった。
同じく登場時には《黒き森のウィッチ》がまだ健在であり、その守備力の高さが難となっていた。
つまり、サーチ不可能であった点から他のアタッカーと比較し劣っているとされていたのである。
しかし、《黒き森のウィッチ》の禁止カード化と《月読命》が猛威を揮ったことから、今度は逆に守備力の高さが利点となった。
現在でも守備力の高さは《月の書》や《月読命》の影響を受けにくい、という利点として健在である。

英語名に「Luster Dragon」とあるが、《エメラルド・ドラゴン》が同名の連番カードとして「Luster Dragon #2」の役を担っている。
もっとも、登場したのはあちらが先である。

原作・アニメにおいて―
アニメオリジナル「ドーマ編」において、「御伽＆レベッカvsヴァロン」戦でレベッカが使用。
《エメラルド・ドラゴン》の生け贄となった。
「KCグランプリ編」においては、「闇遊戯vsデュエルコンピューター」戦で闇遊戯が使用。
《ドラゴンの秘宝》を装備してCPUに反撃を試みている。
《天空騎士パーシアス》を撃破するものの、その後に召喚された《ニュート》に攻撃力を下げられ、《怒れる類人猿》に倒された。
その後は準決勝の「レベッカvsレオン」戦において再びレベッカが使用。
レオンの《おかしの家》によっておかしを食べて攻撃力は上がったが、太りすぎて爆発してしまった。
攻撃名は「サファイア・スパーク」。

「レベッカvsレオン」戦において、このカードの色違いモンスターである《ルビー・ドラゴン》が登場している。
このカードや《エメラルド・ドラゴン》のような「宝石ドラゴン」と思われるが、いまだOCG化はされていない。

アニメGXでは、「万丈目準vs長作」の兄弟対決で長作が使用。
《竜魔人キングドラグーン》を主体としたドラゴン族で場を制圧した。
「異世界編」においても登場し、《ゴブリンエリート部隊》のひとりが召喚したが、ヘルカイザー亮の《サイバー・ドラゴン》に倒された。
その後、同じく「異世界編」における「オブライエンvsスカルビショップ」戦でスカルビショップが使用。
《魔導雑貨商人》によって墓地に送られ、《ライカン・スロープ》の効果による追加ダメージの上昇に貢献した。

コナミのゲーム作品において―
WORLD CHAMPIONSHIP 2008では、対戦相手として登場。
【アームド・ドラゴン】を使用する。

関連カード †

―宝石ドラゴン

―サファイア

―《サファイアドラゴン》の姿が見られるカード

《スター・ブラスト》

収録パック等 †