速攻魔法 (1):同一チェーン上で複数回同名カードの効果が発動していない場合、 そのチェーン3以降に発動できる。 このターン自分は通常召喚を3回まで行う事ができる。
PHANTOM DARKNESSで登場した速攻魔法。
チェーンカードの1枚であり、通常召喚権を3回に増やす。
発動条件は一見難しく見えるが、実際はなんらかの効果の発動に対してクイックエフェクトを1回チェーンするだけで容易に満たせる。
むしろ難しいのは、増えた通常召喚権を活用するために手札にモンスターを確保することである。
その点、ガジェットや《E・HERO エアーマン》等の「召喚に成功した時にサーチ効果が発動するモンスター」とは特に相性がいい。
召喚に成功したガジェットの誘発効果にクイックエフェクトをチェーンすれば、発動条件を満たしつつ追加召喚するモンスターを手札に加えられる。
このギミックを活かしたデッキが【コアガジェット】であり、展開したモンスターを使ってシンクロ召喚・エクシーズ召喚へと繋げるのが基本戦術である。
【BF】も比較的容易で、《黒い旋風》+《BF−極北のブリザード》か《BF−漆黒のエルフェン》で発動条件を満たせる。
ただし、BFには手札事故の心配がない《BF−星影のノートゥング》も存在するため、このカードに頼るべきかはよく考えておきたい。
【ブンボーグ】ならば、《ブンボーグ003》で《ブンボーグ002》を特殊召喚するだけで発動条件を満たす事が可能。
この時、《ブンボーグ002》の効果で2枚目の《ブンボーグ003》をサーチすれば、さらなる展開に繋げられる。
他には、【凡骨ビート】に組み込むことでこのカードの恩恵を最大限に受けることができる。
手札にモンスターが大量にいるため3回の召喚機会を持て余すことなく使えるだけでなく、このカードの発動条件である自分のターンの3回のチェーンも、《凡骨の意地》にもう1枚のフリーチェーンカードをチェーンするだけでこのカードの発動条件を満たせる。
【大革命】に入れても面白い。
《高等儀式術》でキーカードとなるモンスターを全て墓地に送って《補充要員》で回収し、増やした召喚権を利用して即座に《大革命》を決めると言った流れが可能である。
再度《ウィングド・ライノ》を召喚すれば、相手の罠カードで除去されそうになっても手札に戻して再々度の召喚に繋げられる。
- フィールドに自分のモンスターがX体の時に《ウィングド・ライノ》を召喚。
- 《パイナップル爆弾》、《ウィングド・ライノ》、《サモンチェーン》の順にチェーンを組む。
- 効果を処理する。
チェーン3を処理:《サモンチェーン》の効果で自分はもう2回モンスターを召喚できるようになる。
チェーン2を処理:《ウィングド・ライノ》が手札に戻り、自分のモンスターの数がX体に戻る。
チェーン1を処理:《パイナップル爆弾》によって相手のモンスターをX体に減らす。
―イラスト関連
Q:すでに通常召喚を行ったターンにこのカードを発動した場合、その後何回の通常召喚が行えますか?
A:通常召喚の回数を3回にする効果なので、既に行っているものを含めて3回行えます。
Q:相手ターンに発動することはできますか?
A:いいえ、できません。(14/02/17)
Q:《サモンチェーン》と《カード・アドバンス》を同一ターンに発動しました。
このターン、通常召喚3回+アドバンス召喚1回が可能になりますか?
A:はい、最大3回の通常召喚に加えてさらに《カード・アドバンス》によるアドバンス召喚を行う事ができます。(16/06/13)