通常罠 (1)：手札を１枚捨て、フィールドのカード１枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
新たなる支配者で登場した通常罠。
手札コストを払いフィールド上のカード１枚を対象にとり破壊する効果を持つ。
アドバンテージでは２：１交換になり単純に使うと損をするが、手札コストと相性の良いカードは多数存在している。
例えば、《キラー・スネーク》や《ヴォルカニック・バレット》等を用いればディスアドバンテージを軽減できる。
捨てられた時に効果を発動する《魔轟神獣キャシー》等と組み合わせたり、墓地で発動する効果を持つ《黄泉ガエル》、《レベル・スティーラー》、《ブレイクスルー・スキル》、等々、挙げればキリがないほどである。
これら相性の良いカードを多く使うデッキなら採用を検討できる。
破壊効果については、カードの種類・表裏を問わず、自分・相手フィールド上かも問わず、更にフリーチェーンという高い汎用性を誇る。
エンドサイクの要領で相手の伏せカードを破壊したり、相手が出したシンクロモンスターやエクシーズモンスターを狙い撃ちにしたりできる。
自分のフィールド上のカードを破壊できる点を活かして、送りつけられた《Ｎｏ.３０ 破滅のアシッド・ゴーレム》を除去したり、自分の《ユベル−Ｄａｓ Ａｂｓｃｈｅｕｌｉｃｈ Ｒｉｔｔｅｒ》を破壊したりといったことも可能。
フリーチェーンなので相手の魔法・罠除去にチェーン発動するのもいい。
変わったところでは、《マインドクラッシュ》・《異次元の指名者》にチェーンして指名されたカードを捨てるという使い方もある。
もちろん、エンドサイクなら《サイクロン》を使えば手札コストは必要なく、大型モンスターの除去なら《奈落の落とし穴》の方が向いており、用途を限定すれば更に良いカードは存在する。
しかし、上記場面どれにでも対応でき、手札コストさえ用意できればまず腐ることのない非常に高い汎用性がこのカードの一番の魅力であろう。
―イラスト関連
Ｑ：このカードにチェーンして対象となったモンスターを《エネミーコントローラー》でコントロール奪取した場合、対象となったモンスターは破壊されますか？
Ａ：はい、破壊されます。
フィールドに残っているということで、対象は外れないからです。(08/06/20)
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