*《サンダー・ボルト/Raigeki》 [#top] 通常魔法(禁止カード) 相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。 [[STARTER BOX]]で登場した[[通常魔法]]。~ [[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を全て[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~ [[全体除去]][[魔法カード]]の元祖でもある。~ [[コスト]]や[[発動条件]]なしにこれ1枚で[[相手]][[モンスター]]を[[全体除去]]できる。~ [[《ブラック・ホール》]]と異なりこちらに[[モンスター]]がいても問題ないため、切り返しの局面だけでなく攻めにも使っていける。~ [[自分]]の[[モンスター]]を巻き込む[[コンボ]]はできないが、おおむね[[《ブラック・ホール》]]の[[上位互換]]と言える。~ -[[禁止・制限カード]]が導入された[[1999年>禁止・制限カード/1999]]当初から[[制限カード]]になり、[[禁止カード]]が導入された[[04/03/01>禁止・制限カード/2004年3月1日]]に[[禁止カード]]に指定される。~ [[【除去ガジェット】]]全盛期には[[《地割れ》]]すら[[制限カード]]であった時代もあり、この[[カード]]の[[制限復帰]]など到底考えられないことであった。~ その後、[[モンスター効果]]による強力な[[除去]]が増え、[[環境]]の変化により[[《ブラック・ホール》]]の規制も緩められていった。~ この[[カード]]は依然として[[禁止カード]]のままであるが、[[TCG]]圏では[[14/10/01>海外の禁止・制限カード/2014年10月1日]]に[[制限復帰]]されている。~ 海外での[[制限復帰]]から日本での[[制限復帰]]を期待する[[プレイヤー]]も多いためか、[[禁止カード]]でありながら中古価格は高めである。~ --[[TCG]]圏はこの[[カード]]が[[制限カード]]となっている代わりに、[[《大嵐》]]と[[《ハーピィの羽根帚》]]がどちらも[[禁止カード]]になっている。~ そのため効率的な[[伏せ除去]]が難しく、この[[カード]]を[[無効]]にされる可能性や、この[[カード]]で[[相手]][[モンスター]]を一掃した後の[[攻撃]]が通らない可能性が[[OCG]]よりも高い。~ [[TCG]]と[[OCG]]が異なる方向性で[[環境]]のバランスを取っている一例である。~ --[[18/01/01>リミットレギュレーション/2018年1月1日]]に[[《ブラック・ホール》]]が[[制限解除]]された結果、[[禁止・制限カード]]が導入された[[最初の制限改訂>禁止・制限カード/1999]]で規制された3枚の[[カード]]の中で唯一規制が続いている。~ 時の流れでルールや[[環境]]が大きく変化する中でも、今なお[[パワーカード]]としての地位を保ち続けている事を表していると言える。~ -[[禁止カード]]制度の施行前は、[[《ハーピィの羽根帚》]]と共に多くの[[デッキ]]に投入される[[必須カード]]であり、[[《ハーピィの羽根帚》]]で[[相手]]の[[伏せカード]]のみを[[除去]]した後に、この[[カード]]を使用して[[相手]]の[[モンスター]]を殲滅する光景がよく見られた。~ -元祖たるこの[[カード]]の存在からか、[[OCG]]において[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持った[[カード]]は[[雷>雷族]]をイメージしている[[カード]]が多い。~ -[[英語名]]は「雷撃」のローマ字表記である。~ この[[カード]]に限らず、[[《サンダー・ブレイク》]]等一部の[[カード]]の[[英語名]]にも使われている。~ -[[エラッタ]]以前の[[テキスト]]は「[[相手]][[モンスター]]を全て[[破壊]]する。」と曖昧であり、[[相手]]の[[デッキ]]・[[手札]]の中の[[モンスター]]も[[破壊]]できかねない表現だった。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ版「バトルシティ編」の「遊戯vs城之内(洗脳)」戦において城之内が使用。~ [[後攻]]1[[ターン]]目に[[発動]]して遊戯の[[壁]][[モンスター]]を[[破壊]]し、[[《ワイバーンの戦士》]]での先制[[攻撃]]に繋げた。~ 原作の同シーンで[[発動]]されたのは[[《ライトニング・ボルテックス》]]だったが、原作での[[効果]]はこの[[カード]]の[[効果]]と同じだったため、アニメでは[[OCG]]に準拠させる形でこちらに差し替えられた。~ なお、原作の[[《ライトニング・ボルテックス》]]は海馬によってバトルシティにおける[[禁止カード]]であると言及されていたが、アニメではこの[[カード]]の使用に関しては何も言われていない。~ --アニメGXのカミューラが、この[[カードの効果]]に加えて、[[相手]]も含む[[デュエル]]中に使用した[[モンスター]]を[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]する、《幻魔の扉》を使用している。~ 反則的に強力な[[効果]]を持つ分、「この[[カード]]の使用者が負けた場合、魂を幻魔に奪われる」という、生死に関わるリスクのある[[カード]]だった。~ TAG FORCEシリーズでも[[オリジナルカード]]として収録されているが、「幻魔に魂を奪われる」リスクの代わりに、[[発動]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[ライフ]]が10分の1になる[[効果]]となっている。~ --アニメVRAINS第32話で島直樹が見ていたネットのハンドルネームの1つに「[[サンダー・ボトル>《サンダー・ボトル》]]」という名前が確認できる。~ 他のハンドルネームが[[放送時の禁止カード>リミットレギュレーション/2017年10月1日]]の捩りであることを踏まえると、この[[カード名]]を捩ったものだろう。~ -コナミのゲーム作品において―~ 真DMでは、ゲームをクリアするために必須な[[カード]]の1枚である。~ 初期[[デッキ]]にはこちらか[[《ブラック・ホール》]]のどちらか1枚が含まれているが、攻略本ではこちらが出るまでリセットして粘る事を推奨している。 //だが、このゲームでは[[《ブラック・ホール》を使うと相手の[[モンスター]]だけでなく、伏せ[[カード]]まで破壊する効果を持つ。なのであちらを選ぶ人も、いたのかもしれない。~ //文章の遂行とリンク、改行をどうぞ --[[WCS2009>ゲーム付属カード#WCS2009]]では、この[[カード]]を「ライディング[[デュエル]]」用に調整した、《&ruby(スピードスペル){Sp};−サンダー・ボルト》が[[オリジナルカード]]として登場する。~ --TAG FORCE 2および3では、「深淵からの訪問者」で100階に到達すると手に入る入手困難な[[カード]]の1枚である。~ [[6>ゲーム付属カード#TF6]]では、ブレオが使用する[[デッキ]]名がこの[[カード]]と同じだが、この[[カード]]は投入されていない。~ --フォルスバウンドキングダムでは、[[相手]][[モンスター]]全員に大[[ダメージ]]を与える強力な魔法として登場した。~ **関連カード [#card] //亜種カード -[[《ライトニング・ボルテックス》]] -[[《サンダー・ボトル》]] -[[《サンダー・クラッシュ》]] //同一効果モンスター -[[《E・HERO アブソルートZero》]] -[[《オベリスクの巨神兵》]] -[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]] -[[《光霊神フォスオラージュ》]] -[[《大天使ゼラート》]] -[[《堕天使ゼラート》]] -[[《怒炎壊獣ドゴラン》]] //条件付き・同一効果魔法 -[[《滅びの爆裂疾風弾》]] -[[《封魔一閃》]] -[[《ドラゴンレーザー》]] //条件付き・同一効果罠 -[[《二重の落とし穴》]] -[[《避雷針》]] //第一期の全体除去 -[[《ブラック・ホール》]] -[[《ハーピィの羽根帚》]] ―《サンダー・ボルト》が見られる[[カード]] -[[《エクスチェンジ》]] (再録版) //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[STARTER BOX]] &size(10){[[Super]]}; -[[青眼の白龍伝説−LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON−]] LB-52 &size(10){[[Super]]}; -[[STRUCTURE DECK−ペガサス・J・クロフォード編−]] PE-25 -[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-034 &size(10){[[Super]]}; -[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP114 &size(10){[[Ultra]]}; -[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP099 &size(10){[[Ultra]]}; //**FAQ [#faq] //Q:~ //A: //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《サンダー・ボルト》,魔法,通常魔法);