《シー・ランサー/Sea Lancer》

効果モンスター
星5/水属性/獣戦士族/攻1300/守1000
ゲームから除外されている自分の魚族・海竜族・水族モンスターを任意の数だけ選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
この効果はこのカードがフィールド上に
表側表示で存在する限り1度しか使用できない。
この効果でモンスターを装備している場合、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
また、フィールド上のこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードの効果で装備したモンスター1枚を破壊できる。

 EXTRA PACK 2012で登場した水属性獣戦士族上級モンスター
 一風変わったサイバー・ダークのような3つの効果を持つ。

 1つ目は除外されている魚族海竜族水族モンスターを任意の枚数装備する効果
 ゼンマイと同様に効果は1度しか発動できないが、サイバー・ダークとは異なり自分ターンであれば好きなタイミングで発動できる。
 そのままでは低ステータス上級モンスターなため、《グリズリーマザー》等による特殊召喚後でも装備する効果が使えるのはありがたい。
 《伝説の都 アトランティス》があればリリース無しで召喚も可能と、フィールドに出すのは非常に簡単である。
 《奈落の落とし穴》にも《連鎖除外》にもかからない絶妙な攻撃力なため比較的安全に召喚できるのもポイント。

 この効果により最大5枚のカード装備可能だが、除外を介すためなんらかの工夫が必要となる。
 GENERATION FORCEに収録されている除外に関連する3種族モンスターとの併用や、全体除外カード装備するカードを確保するのもいいだろう。
 《次元の裂け目》であれば装備カード墓地へ送る必要のある破壊耐性を邪魔しないため相性がよい。
 後半の効果を最大限に活かすためにもできるだけ多くの枚数装備したいが、魔法&罠カードゾーンの圧迫には注意をしたい。

 残りの効果は1つ目の効果装備に関連した破壊耐性自己強化効果である。
 自己強化後の数値は上級モンスターの基準をやや下回るものの、破壊耐性があるため場持ちはよい。
 サイバー・ダーク戦闘破壊のみの対応なのに対し、こちらはいかなる破壊にも装備カード1枚で対処可能となっている。

 なお、2つ目の効果では装備していたモンスター墓地へ送られるため、再び除外できるカードが無いともう1度装備カードにする事ができない。
 このカードを複数枚採用する場合には、《マクロコスモス》のような大量に除外できるカードによるサポートが必須となるだろう。

 また、このカードで最大5枚までの魚族海竜族水族除外ゾーンから墓地戻すことができるとも考えられる。
 《死霊の巣》等のコストに利用するのも面白いかもしれない。

 装備カードとなっているモンスター墓地へ送られた時に発動する効果を持つ場合、破壊してその効果発動させることができる。
 《オイスターマイスター》《水精鱗−アビスリンデ》効果を発揮できるカードは多い。
 【ガエル】においては《粋カエル》効果除外した《引きガエル》装備することでドローが狙え、リリースコストの確保も容易なため相性がいい。

関連カード

表側表示で存在する限り1度しか使用できないカードについては三魔神を参照

収録パック等

FAQ

Q:装備カードにする効果処理時にこのカードフィールド上に表側表示で存在しなくなり、対象に選択したモンスター装備カードにできない場合、その対象に選択した除外されているモンスター墓地へ送られますか?
A:はい、墓地へ送られます。(12/10/22)

Q:《ゴッドバードアタック》装備カードとこのモンスター対象にされました。
  対象に選択された装備カードを使ってこのモンスターを守れますか?
A:自身の代わりに対象に選択された装備カード破壊する事はできません。(13/01/12)