*《シールドクラッシュ/Shieid crash》 [#u016bd26]
*《シールドクラッシュ/Shield Crush》 [#top]
 通常魔法
 フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する。
 (1):フィールドの守備表示モンスター1体を対象として発動できる。
 その守備表示モンスターを破壊する。 

 [[PREMIUM PACK 6>PREMIUM PACK#k12df297]]で登場した、守備表示モンスター専用の単体除去魔法。~
 《抹殺の使徒》は裏側守備表示の相手にしか使えないが、こちらは表側守備表示の対象にも対応している。~
 もちろん、選択して破壊できる以上、対象をとる(指定する)効果である。~
 [[PREMIUM PACK 6>PREMIUM PACK#PP6]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[守備表示]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 守備表示でなら(魔法耐性を持つものを除き)いかなるモンスターをも破壊することができるため、汎用性が高い。~
 そのため、既に表側守備表示で残っている防御モンスターも、出したての裏側守備表示モンスターも破壊できる。~
 例えば、表側守備表示になってしまった《マシュマロン》や《魂を削る死霊》も問題なく破壊できるし、特殊召喚された[[壁]]モンスターの破壊にも一役買ってくれるし、リバース効果モンスターも発動させることなく潰すことができる。~
 また、《月読命》や《竜宮之姫》等の守備表示に強制変更するカードとの併用で、アタッカーや上級モンスターにも対応できる。~
 (もちろん、《月の書》や《エネミーコントローラー》等とのでも守備表示にすることはできるが、2:1交換で損をする。)~
 まさに、使いどころがピタリと当たれば「倒せないモンスターはいない」魔法なのである。~
 [[1:1交換]]を狙える[[通常魔法]]の中では[[守備表示]]限定のため、他の[[単体除去]][[カード]]と比べると[[適用]]する機会がない場合も多い。~
 [[対象]]を取るために[[対象]][[耐性]]を持った[[表側守備表示]]の[[壁]]なども[[破壊]]できず、[[守備表示]]で出てくる[[カード]]にも効かない場合もある。~
 [[リンクモンスター]]は絶対に[[破壊]]できず、[[《サンダー・ボルト》]]等を投入した上でこの[[カード]]を投入するといった枠を用意するのは難しい。~
 [[効果破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合に[[効果]]を発揮する[[モンスター]]も多く、そういった相手に対しては[[裏側守備表示]]にしてから[[《抹殺の使徒》]]で[[除外]]したい事が殆どである。~

 ただし、《抹殺の使徒》と違ってゲームから除外する(取り除く)わけではない。~
 《クリッター》や《黄泉ガエル》に対して発動しても、効果を発動されてしまい、完全な無駄撃ちになってしまう。~
 ここが思った以上に大きく、発動しても1:1交換にならないことがある以上、使い所を考えなければならない。~
 他にない利点としては、[[守備表示]]であれば[[自分]]の[[モンスター]]も[[破壊]]できる。~
 [[《ネフティスの鳳凰神》]]や[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]を任意に[[破壊]]したり、[[《ユベル》]]や[[《蛇神降臨》]]、[[機皇帝]]等の[[特殊召喚]]条件を満たすために使える。~
 ただし現在は[[《ブラック・ホール》]]も[[無制限カード]]であり、小回りが利くとはいえこの[[カード]]を使ってまで[[コンボ]]に繋げたいかというと厳しい。~

 しかし、欠点と言えばそれくらいのもので、攻撃・守備の両面に使える守備表示対策として非常に優秀。~
 相手の墓地にモンスターが欲しい【アンデット族】や、相手モンスターを[[除外]]したくない《次元融合》を使うデッキでは、構築次第では《抹殺の使徒》より優先されることもある。~
-[[《地砕き》]]や[[《抹殺の使徒》]]などと比べて規制を受けた経験はないが、[[《マシュマロン》]]や[[リバースモンスター]]の対策としてかつては多くの[[デッキ]]で採用されていた。~
他の[[単体除去]][[カード]]は[[環境]]が高速化し始めてからも[[対象をとらない効果]]である事や[[除外]]できる事などを活かして[[サイドデッキ]]に採用されていた事もあったが、この[[カード]]は[[環境]]の高速化に伴い早々に姿を消してしまっている。~

-イラスト内で破壊されているのは《千年の盾》。~
粉々に砕かれている様子は、哀愁すら漂わせる…~
-[[イラスト]]では、[[《千年の盾》]]が破壊光線を浴びて粉々に粉砕されている。~
[[《千年の盾》]]はこの後[[《ゴッドハンド・スマッシュ》]]でも粉砕されているが、一度修復されたのか、それとも量産品なのだろうか?~

-忘れられやすいことだが、自分のモンスターも破壊できる点もポイント。~
《ネフティスの鳳凰神》の《大嵐》効果を任意に発動させることもできる。~

-原作・アニメにおいて―~
GXにおける初のタッグ決闘である「十代・翔VS迷宮兄弟」戦において登場。~
十代が「《スパークガン》とのコンボで使えるから欲しい」とねだったカードで、翔のデッキでも重要なポジションを担っていた。~
そして二人の見事なコンビネーションにより、《ゲート・ガーディアン》を撃破することに成功した。~
「手間暇掛けて召喚した強力モンスターを、あっさり[[除去]]される」というのは、現実のプレイでは良く見られる光景なのだが、原作・アニメでは非常に珍しい展開だった。~
ちなみに、この時の十代の言葉は「倒せないモンスターはいない!」~
~
その後、「十代VS大山(たいざん)」戦にてこのカードが鍵となった。~
デュエル終盤、大山はこのカードを引けば勝てる状況でこのカードのトップデックを狙ったが…引いたのは《ドローン》だった。~
アニメGXの「十代&翔vs迷宮兄弟」戦において翔が使用。~
十代が「[[《スパークガン》]]との[[コンボ]]で使えるから」とねだった[[カード]]であり、翔の[[デッキ]]でも重要なポジションを担っていた。~
そして二人はこの[[コンボ]]を成功させ、[[《ゲート・ガーディアン》]]を撃破することができた。~
「翔vs胡蝶蘭」戦でも翔が使用し、[[《棘の妖精》]]を[[破壊]]した。~
また、「十代vs大山」戦では大山が[[永続罠]]《奇跡のドロー!》の[[効果]]でこの[[カード]]を[[宣言]]。~
この[[カード]]を[[ドロー]]できれば《奇跡のドロー!》の[[効果]]により十代の[[ライフ]]を0にできたのだが失敗している(その顛末は[[《ドローン》]]を参照)。~

**関連カード [#pfb4dccc]
--アニメにおいてはこの様な比較的[[汎用性]]の高い[[除去]]は噛ませ扱いにされたり敬遠される傾向があるのだが、この[[カード]]に関しては主人公の友人である翔が普通に使用し勝利に貢献もしている。~

--漫画ZEXALでは完全[[下位互換]]である《人形の呪い》が登場している。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2009>ゲーム付属カード#WCS2009]]では、この[[カード]]を「ライディング[[デュエル]]」用に調整した《&ruby(スピードスペル){Sp};−シールドクラッシュ》が[[オリジナルカード]]として登場した。~

--[[DUEL TERMINAL]]の[[スピードデュエル]]では、この[[カード]]と[[《ドリルロイド》]]・[[《進入禁止!No Entry!!》]]をスキャンすると隠し[[デッキ]]「ウィニーロイド・コンビネーション」を使用できる。~

**関連カード [#card]
-[[《抹殺の使徒》]]

-[[《白い忍者》]]

-[[《ドリルロイド》]]

-[[《月読命》]]
-[[《竜宮之姫》]]
-[[《月の書》]]
-[[《エネミーコントローラー》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《千年の盾》]]

**収録パック等 [#i55b0927]
-[[PREMIUM PACK]] PP6-003
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**FAQ [#l7bde86d]
Q:~
A:
**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 6>PREMIUM PACK#PP6]] PP6-003 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[ストラクチャーデッキ−暗闇の呪縛−]] SD12-JP016
-[[DUEL TERMINAL −反撃のジャスティス!!−]] DT03-JP042 &size(10){[[Rare]]};
-[[ハーフデッキプレゼントキャンペーン ハーフデッキ 光>プロモカード#HD13]] HD13-JPL12
-[[ハーフデッキプレゼントキャンペーン ハーフデッキ 闇>プロモカード#HD13]] HD13-JPD12
-[[ハーフデッキ2018 光>プロモカード#HD18]] HD18-JPL12
-[[ハーフデッキ2018 闇>プロモカード#HD18]] HD18-JPD12
-[[デュエルロワイヤル デッキセットEX ROUND2]] DR02-JPC18

**FAQ [#faq]
Q:[[効果処理時]]に[[対象]]に選択した[[モンスター]]が[[攻撃表示]]になった場合、その[[モンスター]]は[[破壊]]されますか? ~
A:いいえ、[[破壊]]されません。(10/11/13)
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