*《シエンの&ruby(かんじゃ){間者};/Shien's Spy》 [#s2af6daa]
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、選択したカードのコントロールを相手に移す。
[[CYBERNETIC REVOLUTION]]で登場した[[通常魔法]]。~
[[コントロール転移]]の代表的な[[カード]]で、[[《心変わり》]]の逆バージョンである。~
[[対象]]は[[表側表示]]に限定され、[[裏側表示]]の[[モンスター]]は選べない。~
この点から、多くの場合は[[《強制転移》]]や[[《死のマジック・ボックス》]]が優先される。~
ただし、[[相手]]の場に[[モンスター]]が存在しなくても[[発動]]できるのは利点である。~
[[【侍ターボ】]]では真価を発揮し、他には[[《アメーバ》]]などとも相性が良い。~
[[《サイバー・ドラゴン》]][[特殊召喚]]のサポートにもなる。~
[[《反目の従者》]]を装備した[[自分]][[モンスター]]をこの[[カード]]で[[送りつけ]]れば、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を[[相手]]に与えられる。~
ただ、[[《反目の従者》]]を装備した（[[自壊]]しない）[[自分]][[モンスター]]を《シエンの間者》で[[送りつけ]]る場合には、[[相手]]はその時に[[バーン]]されるものの、その[[モンスター]]が帰ってくる時に自分も[[ダメージ]]を受ける。~
-この[[カード]]１枚と[[モンスター]]１体を失い、[[相手]]が[[モンスター]]１体の[[コントロール]]を得るため、３枚の[[ディスアドバンテージ]]となる。~
ただ[[エンドフェイズ]]には戻ってくるので、[[モンスター]]に影響が無ければ１枚の[[ディスアドバンテージ]]になる。~
いずれにせよ、上記のような方法で[[ディスアドバンテージ]]を打ち消せる使い方をしたい。~
-[[カード名]]に「シエン」とあるが、[[モンスター]]ではないので[[紫炎]]のサポートは受けられない。~
[[《紫炎の影武者》]]と同じく、[[紫炎本体>《天下人 紫炎》]]よりも先に登場しているのだが。
-[[妥協召喚]]した[[《邪神機−獄炎》]]を[[相手]]に[[送りつけ]]、[[相手]]に[[《邪神機−獄炎》]]の[[効果]]で大[[ダメージ]]を負わせるという[[コンボ]]はまず成立しない。~
[[相手]]に[[《邪神機−獄炎》]]の[[効果]]処理を先に行わせようと[[優先権]]を放棄しても、[[相手]]も[[優先権]]を放棄すれば、結局[[自分]]が先に《シエンの間者》の[[効果]]を処理することになってしまう。~
ダメージを受ける覚悟で[[相手]]が先に[[《邪神機−獄炎》]]の[[効果]]処理を行うことはまず考えられないからである。
//-[[《紫炎の影武者》]]の陰に隠れてあまり話題にならないが、この[[カード]]も[[紫炎本体>《天下人 紫炎》]]に先駆けて登場した[[紫炎]]である。~
//[[《紫炎の影武者》]]の登場から実に６年以上経っての関連[[カード]]の登場である。~
//そして[[半年後>SHADOW OF INFINITY]]には[[紫炎本体>《天下人 紫炎》]]も登場した。~
-「間者」とは、いわゆる「スパイ」の事。~
英語版はまさにそのままの名称になっている。~
**関連カード [#h70617d8]
-[[《強制転移》]]
-[[《死のマジック・ボックス》]]
-[[《天下人 紫炎》]]
-[[《大将軍 紫炎》]]
-[[《紫炎の影武者》]]
-[[《真六武衆−シエン》]]
**収録パック等 [#iddfb904]
-[[CYBERNETIC REVOLUTION]] CRV-JP044
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP044
**FAQ [#sd17f691]
Ｑ：このカードで送った[[モンスター]]を[[《闇の護封剣》]]などで[[裏側表示]]にした場合、[[モンスター]]の[[コントロール]]はどうなりますか？~
Ａ：その場合でも[[エンドフェイズ]]時に[[コントロール]]は[[自分]]に戻ります。(11/04/02)
//Ａ：[[相手]]に移ったままです。