《シエンの間者(かんじゃ)/Shien's Spy》

通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、選択したカードのコントロールを相手に移す。

 CYBERNETIC REVOLUTIONで登場した通常魔法
 コントロール転移の代表的なカードで、《心変わり》の逆バージョンである。

 モンスター相手送りつける行為はディスアドバンテージとなる。
 送りつけを利用したコンボは色々考えられるが、送りつけ以外の追加効果を持つ《強制転移》《死のマジック・ボックス》が存在するため、多くの場合はそちらが優先される。
 また、これらと違って対象表側表示に限定されている。

 ただし、相手フィールドモンスターが存在しなくても発動できるのは利点である。
 先攻ターン目から使えるほか、【調理師エクゾ】のような勝利手段を送りつけに依存するデッキでは、相手モンスターを展開しないと勝利手段がなくなってしまう。
 コンボ前提で腐りやすいのが気になるが、状況を選ばないので送りつけを多用するなら採用を検討できる一枚である。

 送りつけを利用したコンボについては《死のマジック・ボックス》コントロール転移等のページを参照。
 それ以外だとこのカード《サイバー・ドラゴン》特殊召喚のサポートにすることができる。
 また、《反目の従者》に使うとこのカードエンドフェイズに戻ってくる時に自分ダメージを受けてしまうので注意。
 《アメーバ》ならその心配はない。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:このカードで送ったモンスター《闇の護封剣》などで裏側表示にした場合、モンスターコントロールはどうなりますか?
A:その場合でもエンドフェイズ時にコントロール自分に戻ります。(11/04/02)