*《シャドウ・グール/Shadow Ghoul》 [#top]
 効果モンスター
 星5/闇属性/アンデット族/攻1600/守1300
 自分の墓地に存在するモンスター1体につき、
 このカードの攻撃力は100ポイントアップする。

 [[Vol.6]]で登場した[[闇属性]]・[[アンデット族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[自分]]の[[墓地]]の[[モンスター]]数に応じて、自身の[[攻撃力]]を上昇させる[[永続効果]]を持つ。~

 [[下級モンスター]]並に[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]が低く、[[モンスター効果]]で得られる[[自己強化]]の数値も100ポイントずつの上昇では十分なものとは言い難い。~
 類似[[効果]]を持つ[[《カオス・ネクロマンサー》]]と比べた場合、[[墓地]]の[[モンスター]]が7体以下であればこちらの方が[[攻撃力]]は高い。~
 しかし8体になると追いつかれ、9体以上であれば[[《カオス・ネクロマンサー》]]の方が[[攻撃力]]は高くなる。~
 [[サポートカード]]の質や[[汎用性]]の面を考慮すると、[[《魔導雑貨商人》]]や[[《メタモルポット》]]等での[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を前提とする場合あちらに軍配があがる。~

 [[《ピラミッド・タートル》]]等の[[アンデット族]][[サポートカード]]に対応するため、[[上級モンスター]]としては出しやすい部類だが、[[《カオス・ネクロマンサー》]]と同[[攻撃力]]となる条件でも[[《龍骨鬼》]]・[[《邪神機−獄炎》]]と[[攻撃力]]が変わらない。~
 [[《馬頭鬼》]]や[[《生者の書−禁断の呪術−》]]による[[蘇生]]、[[《蒼血鬼》]]をからめた[[エクシーズ召喚]]を多用する場合には当然[[墓地]]も溜まりにくく、[[【アンデット族】]]でも優先して採用する必要性がない。~

 [[《カオスエンドマスター》]]から[[リクルート]]して高[[攻撃力]]を得られる可能性はあるが、[[アンデット族]]の[[サポートカード]]と併用するにも[[シナジー]]に欠ける。~
 専用的な[[デッキ]]を組むにしても[[《黄金のホムンクルス》]]や先の[[《カオス・ネクロマンサー》]]、[[《ライトロード・ドラゴン グラゴニス》]]等と比べ、力不足は否めない。~

//-理論上の最高[[攻撃力]]は、9100。~
//[[エクストラデッキ]]を含む[[自分]]の[[モンスター]]を75体[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[相手]]にこの[[モンスター]]の[[コントロール]]を渡してもらえれば達成できる。~
-理論上の最高[[攻撃力]]は、9100。~
[[エクストラデッキ]]を含む[[自分]]の[[モンスター]]を75体[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[相手]]にこの[[モンスター]]の[[コントロール]]を渡してもらえれば達成できる。~
//実現がほぼ不可能である以上、あまり意味のない記述
//無意味も何も理論上の話を載せるのは構わない

-登場当初は、そこそこ強力な[[効果]]とも言われていた。~
そのため、ヴァリュアブルブック2ではこの[[カード]]を切り札とした[[デッキ]]が紹介された。~
内容は以下の通り。
>
+[[《キャノン・ソルジャー》]]・[[《謎の傀儡師》]]・[[《血の代償》]]を用意する。
+[[《クリッター》]]・[[《黒き森のウィッチ》]]のどちらかを[[召喚]]。
+2.で[[召喚]]した[[モンスター]]を[[《キャノン・ソルジャー》]]の[[効果]]で[[生け贄に捧げる]]。
+[[生け贄に捧げた>生け贄に捧げる]][[モンスター]]の[[効果]]で[[《クリッター》]]・[[《黒き森のウィッチ》]]のどちらかを[[サーチ]]。
+2.〜4.を[[デッキ]]内の[[《クリッター》]]・[[《黒き森のウィッチ》]]が尽きるまで繰り返す。
+最後に[[《黒き森のウィッチ》]]で《シャドウ・グール》を[[サーチ]]して[[召喚]]。
<
[[墓地]]に[[サーチャー]]が貯まるのでこの[[カード]]の威力が発揮されやすいが、これだけの事をしても[[攻撃力]]は2300以上と、[[サーチャー]]の無駄使いとしか言いようがない。~
[[《黒き森のウィッチ》]]・[[《血の代償》]]が[[禁止カード]]化している現在は再現できない。

-「グール(Ghoul)」については、[[《墓掘りグール》]]を参照。

//-左下に[[パスワード]]がない[[カード]]の一つ。

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」における「闇遊戯&城之内vs迷宮兄弟」戦において迷宮兄弟が使用。~
原作では特に[[効果]]が無く、[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]と[[融合]]して[[《ウォール・シャドウ》]]となり2人に襲い掛かった。~
後の「表遊戯vsレベッカ」戦において[[OCG]]仕様となったこの[[カード]]をレベッカが使用。~
上記の様に[[《クリッター》]]や[[《黒き森のウィッチ》]]を始めとした[[カード]]を[[コスト]]に[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が行われた後に[[召喚]]され、高[[攻撃力]]で遊戯を圧倒し、最後まで[[フィールド]]に残っていた。~
実は、遊戯は[[《魂の解放》]]を[[ドロー]]していたため[[《ブラック・マジシャン》]]で[[戦闘破壊]]して勝利できていたのだが、遊戯はあえて[[サレンダー]]を選んでいた。~
//↑謎削除を復旧
[[攻撃]]名は「ティアーズ・オブ・セメタリー」。~

--レベッカの祖父であるアーサー・ホプキンズもこの[[カード]]を使用しており、レベッカに使い方を教えたのも彼である。~
レベッカはこの[[カード]]を[[強化]]する[[墓地]]の[[モンスター]]を手駒としか考えていなかったが、アーサーは「[[失われた者>墓地]]への敬意が無ければならない」と諭している。~
---作中の数年前に行われた「アーサーvs双六」戦では、双六はこの[[カード]]を突破できていたようだが、上記の[[デュエル]]同様にあえて[[サレンダー]]を選んでいた。~
---作中の数年前に行われた「アーサーvs双六」戦では、発掘現場の崩落で閉じ込められた2里が飲み水を賭けた状況で行われていた。~
この時双六はこの[[カード]]を突破できていたようだが、アーサーの体調不良を鑑みた双六は上記の[[デュエル]]同様にあえて[[サレンダー]]を選んでいた。~

--[[攻撃]]名を日本語に訳すと「[[墓場>墓地]]の涙」となり、この[[カードの効果]]に相応しいものと言える。~

--アニメ版「バトルシティ編」の「海馬vs名蜘蛛コージ」戦で、海馬の[[カード]]で[[デッキ]]を強化した名蜘蛛が敗北後ばら撒いた1枚だが元々名蜘蛛の物か海馬の物かは不明。~
またアニメ版「記憶編」において、「マハードvs盗賊王バクラ」戦でマハードがもう1体の精霊(カー)として召喚。~
壁抜けの能力を駆使して盗賊王バクラを追い詰めたが、[[ディアバウンド>《ディアバウンド・カーネル》]]の返り討ちで倒され、その能力を奪われてしまった。~

--アニメGX5話の怖い話のシーンに写っていた。

--アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};において、遊馬達の乗る異次元飛行艇を襲った[[モンスター]]の1体として登場している。

-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「暗闇を這いずり回るゾンビ 闇の中では危険な相手だ」と書かれている。~
フォルスバウンドキングダムで登場。~
[[攻撃]]名は「迷宮のカマイタチ」。~

--[[真DM2>ゲーム付属カード#SDM2]]では、通常の[[モンスター]]は侵入不可能な「[[迷宮壁>《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]」地形に侵入可能で、侵入後[[《ウォール・シャドウ》]]へと変身する。~
変身した[[《ウォール・シャドウ》]]は別の[[モンスター]]として扱われるため同一ターンに再度移動・攻撃が可能なため、奇襲攻撃が可能だった。~
ただ、この[[モンスター]]と[[《ウォール・シャドウ》]]は[[種族]]が異なるためにサポートを共有しにくく、[[装備魔法]]の価値が高いこの作品では変身後あっさりやられる事が多かった。

**関連カード [#card]
-[[《ウォール・シャドウ》]]

―類似[[効果]](詳細は[[墓地アドバンテージ]]を参照)

-[[《カオス・ネクロマンサー》]]

-[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]

-[[《守護霊のお守り》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.6]] &size(10){[[Super]]};
-[[鋼鉄の襲撃者−METAL RAIDERS−]] ME-30 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-027
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP055

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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