通常魔法 自分フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体と シンクロモンスター以外のモンスター1体を選択して発動する。 このターンのエンドフェイズ時まで、選択したシンクロモンスターの攻撃力を0にし、 その元々の攻撃力分もう1体のモンスターの攻撃力はアップする。
デュエリストパック−遊星編3−で登場した通常魔法。
シンクロモンスターに限定された代わりに墓地に送る?必要がない《受け継がれる力》のような効果を持つ。
直接攻撃を行う場合、総ダメージ量は変わらず、それ以外の場合でも複数の相手モンスターの戦闘破壊が難しくなることが多い。
高攻撃力モンスターの突破に使うのも状況が限定されすぎるため、何らかのコンボに組み込むことを前提にしたい。
攻撃力0にしたシンクロモンスターをコストやシンクロ素材に使ってしまえば攻撃力アップの恩恵のみが得られる。
効果を使う場合は攻撃力が関係なくなる《A・O・J カタストル》や《インフェルニティ・デス・ドラゴン》、《アームズ・エイド》の攻撃力を分け与えるのも有効。
多少戦闘ダメージを負うが《ギガンテック・ファイター》や《ライトニング・トライコーン》の攻撃力を0にして自爆特攻・蘇生効果を発動するのも手。
《神海竜ギシルノドン》ならば攻撃力を0にした後に自身の効果を発動することで攻撃力を上げられる。
アップするのは元々の攻撃力分なので、カードの効果で攻撃力を減らされたシンクロモンスターや、自身の効果で攻撃力を減らした《ライトエンド・ドラゴン》《ダークエンド・ドラゴン》等を対象にしても、高攻撃力を得られる。
《強制転移》で送りつけたり、《シンクロキャンセル》で再度シンクロ召喚し直すのも有効だろう。
《ダイガスタ・スフィアード》に使いダメージを向上させるのも良い。
しかしいずれにせよ「シンクロモンスターとその他のモンスター1体」という前提がまず厳しい。
ほとんどの場合《団結の力》等で直接強化したほうが手っ取り早く、戦闘ダメージも多く稼げる。
コンボとしても見返りが少なく、汎用性は低いだろう。
―イラスト関連
Q:自分フィールド上にシンクロモンスター以外のモンスターが表側表示で存在し、《ジュラック・ヴェルヒプト》(攻撃力が?)や《ワンショット・キャノン》(元々の攻撃力が0)が存在する時、発動できますか?
A:元々の攻撃力が0のモンスターを選択して発動する事はできません。
また、自身の効果により攻撃力が変化している《ジュラック・ヴェルヒプト》を選択する事はできますが、もう1体のモンスターの攻撃力をアップする事はできません。(10/10/16)
Q:効果解決時に対象に選択したシンクロモンスター以外のモンスターがフィールド上に表側表示で存在しなくなった場合、対象に選択したシンクロモンスターの攻撃力は0になりますか?
A:はい、その場合でもそのシンクロモンスターの攻撃力は0になります。(10/11/10)