通常魔法 フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター１体をエクストラデッキに戻す。 さらに、エクストラデッキに戻したこのモンスターのシンクロ召喚に使用した モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、 この一組を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
THE DUELIST GENESISで登場した通常魔法。
シンクロモンスターをエクストラデッキに戻し、その素材を蘇生する効果を持つ。
速攻魔法ではないがシンクロモンスター版《融合解除》と言える効果であり、相手のシンクロモンスターをエクストラデッキに戻してしまうことも可能。
もちろん相手の墓地のシンクロ素材を特殊召喚してしまうようなことはない。
シンクロ召喚を利用するデッキが多い現在の環境では、メタとしても機能するため手札で腐ることは割と少ないだろう。
このカードは通常魔法のため、バトルフェイズ中の追撃や対象をとる効果に対しての回避が出来ない点で大きく劣る。
だが、《融合解除》後に何らかの融合手段が必要な融合モンスターと違い、シンクロモンスターはその場で再びシンクロ召喚を行うことができる。
《融合解除》のようなバトルフェイズの追撃に関しては、融合モンスターとはやや趣が異なるものの、《緊急同調》がその役割を担っているといえる。
《氷結界の龍 ブリューナク》と《ゴヨウ・ガーディアン》等、レベルが同じシンクロモンスターを状況に応じて入れ替えるのに役立つ。
「シンクロ召喚に成功したとき」に効果を発動する《ミスト・ウォーム》や《氷結界の龍 トリシューラ》の効果を再度使用することも可能。
シンクロ素材に使われると効果を発動する《ニトロ・シンクロン》・《ファラオの化身》などともコンボになる。
特に《機械複製術》を使う事で３枚場に並べられた《チューニング・サポーター》をシンクロ召喚に使用していた場合、このカードを発動することでさらに３枚のドローをすることができる。また、自身の効果によって戻したシンクロモンスターとはまた別のレベルのシンクロモンスターを呼び出すことも可能。
また、《クリッター》や《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》等、単純に墓地に送られる?ことをメリットとするモンスターや特殊召喚されることで効果を発揮するモンスターをシンクロ素材にすることで効果を最大限に利用できる。
状況は限定されるが、《レッド・デーモンズ・ドラゴン》のデメリットを回避したり、《ジャンク・ウォリアー》の攻撃力上昇を発動しなおすこともできる。
また下がった攻撃力を擬似的に元に戻せる《ライトエンド・ドラゴン》や《ダークエンド・ドラゴン》・《アーカナイト・マジシャン》とも相性がいい。
Ｑ：一度シンクロ召喚したモンスターを《死者蘇生》などで特殊召喚して《シンクロキャンセル》を使用した場合シンクロ召喚に使用したモンスターを特殊召喚できますか？
Ａ：はい。シンクロ召喚に使用したモンスターを特殊召喚することができます。(08/10/02)
Ｑ：《ライトニング・チューン》でチューナーにしたモンスターをシンクロ召喚に使った場合、このカードの効果で一組特殊召喚することができますか？
Ａ：はい、特殊召喚可能です。(08/10/01)
Ｑ：《シンクロ・ヒーロー》などでレベルを変更したモンスターでシンクロ召喚した場合、このカードの効果で一組特殊召喚することができますか？
Ａ：はい、特殊召喚可能です。(08/10/01)
Ｑ：シンクロ召喚に使用したモンスターが墓地から離れた後(フィールド上に特殊召喚・除外・手札に戻る・デッキに戻る等)
再び墓地へ送られた場合このカードの効果で特殊召喚できますか？
Ａ：その場合シンクロ召喚に使用したモンスターとは扱いませんので一組を特殊召喚できません。(08/10/02)