効果モンスター 星１/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0 このカードは手札から表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。 この方法で特殊召喚した場合、次の相手のエンドフェイズ時にこのカードと 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を手札に戻す。 「ジェスター・コンフィ」は自分フィールド上に１体しか表側表示で存在できない。
ANCIENT PROPHECYで登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
自身を手札から表側攻撃表示で特殊召喚できる召喚ルール効果、相手モンスター１体を対象をとる（指定する）効果、自身と対象を手札に戻す誘発効果を持つ。
《サイバー・ドラゴン》・《Ｅ−ＨＥＲＯ ヘル・ブラット》等と異なり、手札からの特殊召喚には全く条件がない。
また、シンクロ召喚のレベル調整やアドバンス召喚のリリース要員としては、最適といえる。
手札消費こそ激しいが、こちらも通常召喚権を残したまま《ディメンション・マジック》に繋げることもでき、【魔法使い族】では事故の軽減にも貢献してくれる。
同名カードを並べる事こそ出来ないが、特殊召喚の条件が一切ないのでモンスター版《デビルズ・サンクチュアリ》のような感覚で使える。
【魔法使い族】を相手にする場合は《魔法族の里》の発動下で通常召喚権を使わずにロックを脱出することができる。
ただしその場合は、このカードが攻撃表示で残されてしまうのでリリースするなどの処理を忘れないように。
類似する効果を持つ《マジック・ストライカー》と比較すると、《マジック・ストライカー》は特殊召喚の際の表示形式は問わない点、プレイヤーが超過ダメージを食らわない点、戦士族であるためサーチ・墓地からの回収が容易である点で秀でている。
逆に《マジック・ストライカー》の場合、墓地に魔法カードを必要とする点、闇属性関連カードに対応していないという特徴がある。
手札に戻す効果は相手ターンをまず凌ぐ必要があり、多くは活用されないだろう。
それでも、ロック重視のデッキであれば相手ターンの攻撃を防げるので、採用するとトリッキーな動きが期待される。
特に《怨霊の湿地帯》や《つまずき》と合わせると、中々に嫌らしい働きを見せてくれるだろう。
《Ｎ・グラン・モール》と違い速効性はないが、攻撃する必要がないため、《聖なるバリア−ミラーフォース−》や《次元幽閉》等の罠カードに引っかかる心配もない。
しかし、フィールドに１体しか存在できないという弱点があるので注意したい。
相手フィールドに表側表示モンスターが存在しない場合、効果が不発になってフィールドに残ってしまう点にも注意。
闇属性であることや低ステータスからサーチとサルベージは容易。
いざと言う時は《死のデッキ破壊ウイルス》や《ディメンション・マジック》でリリースすることも可能。
墓地に落ちた後は《カオス・ソーサラー》等のコストにしてしまっても良く、その点では《デビルズ・サンクチュアリ》よりも優秀。
低過ぎるステータスなため、当然ながら単体ではほとんど役に立たないカードではあるが、上記の様に他のカードとのコンボを狙って行けば十分に活躍させる事が可能なモンスターである。
Ｑ：自身の効果で特殊召喚した次の相手ターンのエンドフェイズ時、相手フィールド上に表側表示モンスターが存在しない場合、このカードは手札に戻りますか？
Ａ：効果は発動しますが不発となり手札に戻りません。（09/04/18）