*《ジェネレーション・チェンジ/Generation Shift》 [#tc26fe4e]
 通常罠
 自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を破壊する。
 自分のデッキから破壊したカードと同名カード１枚を手札に加える。

　[[SHADOW OF INFINITY]]で登場した[[通常罠]]。~
　[[同名カード]]を[[手札]]に[[サーチ]]する。~
　[[《ゴブリンゾンビ》]]等の[[墓地]][[誘発効果]]を[[発動]]するには打って付けのように見えるが、[[《エネミーコントローラー》]]のほうが使用範囲が広いというのが現実。~
　[[タイミングを逃す]]ケースに注意しつつ｢[[破壊]]｣で使い分けを図りたいところである。

　[[《ニードルワーム》]]や[[《カオスポッド》]]等、使用済みの[[リバース効果モンスター]]との相性はいい。~
　特に[[反転召喚]]で[[リバース]]した場合、低い[[攻撃力]]のまま[[攻撃表示]]で残ってしまうので、それを処理しつつ新たな[[カード]]を[[サーチ]]できる。~
　[[《強制脱出装置》]]に勝る面として、こちらは[[《ゴブリンゾンビ》]]等の[[効果]]を[[発動]]させ、[[墓地を肥やす]]ことができる。~
　[[サクリファイス・エスケープ]]に使うなど、タイミングを計ればかなりの活躍が期待できるかもしれない。~
　[[手札]]に存在する事に意味があり、[[バウンス]]での回収が不可能な[[《バトルフェーダー》]]とも相性がいい。~
　[[《エア・サーキュレーター》]]や[[《カードガンナー》]]なら[[ドロー]]しつつ、次の[[手札交換]]や[[墓地]]肥やしが狙える。
　[[《ゴブリンゾンビ》]]や[[《墓守の召喚師》]]に使う事で２枚分の[[デッキ]][[サーチ]]が行える。~
　しかし、[[《エネミーコントローラー》]]と比較した場合、[[相手]]の[[フィールド]]には影響を及ぼさず、後者は[[《ワンダー・ワンド》]]でも能動的に[[墓地に送れる>墓地へ送る]]。~
　こちらを使う場合[[ボード・アドバンテージ]]の損失も考慮しつつ、[[発動]]タイミングを見極める必要がある。~

　[[【電池メン】]]においては、[[デッキ]]に眠っている[[《電池メン−単四型》]]を持ってくるのには役立つ。~
　[[《漏電》]]の[[発動]]や[[《燃料電池メン》]]を[[特殊召喚]]する補助になるだろう。~
　こちらは[[サクリファイス・エスケープ]]が可能なので、[[墓地]]からの[[特殊召喚]]手段を組み合わせたトリッキーな戦術が作れる。~
　また、[[【ハーピィ】]]を使うときに役立ってくれるかもしれない。~
　[[《ヒステリック・パーティー》]]と一緒に使えば、[[墓地]]を肥やしつつ[[手札コスト]]にも使える[[《ハーピィ・レディ》]]を呼び込める。~
　だがこの場合[[フィールド]]上の[[《ハーピィ・レディ》]]から[[《ハーピィ・クィーン》]]を[[手札]]に[[加える]]事はできないので注意。
　上記の[[カード]]以外では、使用済みの[[効果モンスター]]などが狙い目となる。~
　特に[[反転召喚]]した[[リバース効果モンスター]]は低[[攻撃力]]を晒す事も多いので、それを処理しつつ新たな[[カード]]を[[サーチ]]できる。~
　また、[[手札]]に存在する事に意味があり、[[バウンス]]での回収が不可能な[[《バトルフェーダー》]]とも相性がいい。~
　[[《ワンチャン！？》]]と比較した場合、速効性で劣るが[[相手]]の[[攻撃宣言]]に対して[[発動]]することで思惑を外す、という運用が可能。~

　[[【ＴＧ】]]との相性も良い。~
　[[《ＴＧ ワーウルフ》]]や[[《ＴＧ ラッシュ・ライノ》]]等の[[サーチ]][[効果]]を持つ[[ＴＧ]]に対して[[発動]]すれば、[[同名カード]]を[[サーチ]]しつつ[[ターン]]終了時にも任意の[[ＴＧ]]を[[デッキ]]から[[サーチ]]することができる。~
　[[破壊]]した[[ＴＧ]]は[[《ＴＧＸ３−ＤＸ２》]]等で[[ドロー]]に変換すると無駄がない。

　この手の[[カード]]で[[自分]]の[[モンスター]]を[[破壊]]するものは珍しい。~
　[[破壊]]するため、それらを[[トリガー]]として[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]との併用も有効。~
　[[《エア・サーキュレーター》]]や[[《カードガンナー》]]なら[[ドロー]]しつつ、次の[[手札交換]]や[[墓地]]肥やしが狙える。~
　[[【宝玉獣】]]では[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]を宝玉化しつつ後続を[[サーチ]]する、といった使い方も可能。~
　[[《ネフティスの鳳凰神》]]の[[効果]]を自発的に使うこともできるが、この[[カード]]を[[手札]]に[[サーチ]]する意義が薄い。~
　[[《堕天使アスモディウス》]]に使えば、[[効果]]を確実に使いつつ[[手札]]に[[サーチ]]する事ができる。~
　[[《堕天使アスモディウス》]]や[[《ネフティスの鳳凰神》]]ならば[[効果]]を使用しつつ、[[サーチ]]した[[カード]]を[[《トレード・イン》]]の[[コスト]]にもできる。~
　[[【ＴＧ】]]においても[[デッキ圧縮]]に貢献するが、基本的に自身の[[サーチ]][[効果]]で戦線を繋ぐコンセプトなため、過度な[[サーチ]]は[[自分]]の首を絞める可能性もある。~
　採用する場合は[[《ＴＧＸ３−ＤＸ２》]]等で[[デッキ]]に戻すことでフォローしたい。~

　変わったところでは[[《暗黒のマンティコア》]]や[[《稲荷火》]]に使用することでそれぞれの[[特殊召喚]]条件を満たすことができる。~
　前者は厳密には[[破壊]]を必要とせず、[[上級モンスター]]を[[サーチ]]する事になるため、実用的とは言い難いが[[自己再生]]の[[コスト]]に使える。~

-[[破壊]]する処理と[[手札]]に[[加える]]処理は別々に行われる。（09/06/12）~
[[サーチ]][[効果]]が挟まるため[[獣族]]を[[破壊]]して[[《森の番人グリーン・バブーン》]]を[[特殊召喚]]することは不可能（[[タイミングを逃す]]）。~

-[[カード名]]を直訳すると「世代交代」となる。

**関連カード [#k0a5a828]
-[[《ロスト・ネクスト》]]

**収録パック等 [#q2a1f4be]
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP175
-[[SHADOW OF INFINITY]] SOI-JP055

**FAQ [#lb81fbb0]
Ｑ：「[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[モンスター]]１体を[[破壊]]する」というのは[[コスト]]ですか？[[効果]]ですか？~
Ａ：[[効果]]です。

Ｑ：[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[《プロト・サイバー・ドラゴン》]]１体を[[破壊]]しました。~
　　[[手札]]に[[加える]]のは[[《サイバー・ドラゴン》]]ですか？それとも、[[《プロト・サイバー・ドラゴン》]]ですか？ ~
Ａ：[[《プロト・サイバー・ドラゴン》]]です。[[破壊]]された時点で[[《サイバー・ドラゴン》]]ではなくなります。

Ｑ：[[《死霊ゾーマ》]]を[[破壊]]して[[自分]]の[[デッキ]]から[[《死霊ゾーマ》]]を[[手札]]に[[加える]]事はできますか？~
Ａ：はい、可能です。(06/06/14)

Ｑ：[[自分]]の[[デッキ]]に[[同名カード]]が存在しない場合、その[[モンスター]]を[[破壊]]する事はできますか？~
Ａ：いいえ、その場合その[[モンスター]]を選択してこのカードを[[発動]]する事自体できません。(08/08/28)

Ｑ：[[融合モンスター]]、[[シンクロモンスター]]を選択してこのカードを[[発動]]する事は可能ですか？~
Ａ：できません。(10/07/22)

Ｑ：[[モンスタートークン]]を選択してこのカードを[[発動]]する事は可能ですか？~
Ａ：はい、[[発動]]できます。(10/05/15)

Ｑ：[[破壊]]する処理と[[手札]]に[[加える]]処理は同時に行われますか？~
Ａ：いいえ、同時ではありません。（09/06/12）