《ジェム・マーチャント/Gem-Merchant》

効果モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻1000/守1000
自分フィールド上の地属性の通常モンスターが
戦闘を行うダメージステップ時、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は
エンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。 

 ※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。

 DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−で登場した地属性魔法使い族下級モンスター
 自身を手札から墓地へ送ることで、地属性通常モンスターステータスをアップさせる誘発即時効果を持つ。

 さながら地属性通常モンスター専用の《BF−月影のカルート》といった性能を持ち、手札誘発であるため奇襲性や攻撃・迎撃性能は高い。
 下記のリストを見てもらえば分かるように、地属性通常モンスターには攻撃力の高いモンスターが多数存在するので、大型モンスター戦闘破壊も狙いやすい。
 《絶対魔法禁止区域》適用下でも自分モンスター強化できる小技もある。
 また、こちらは守備力もアップし、セットモンスター攻撃された時の地雷役としてサポートできるのも強み。
 その際の上昇値は《牙城のガーディアン》に劣り、あちらはモンスターの種類を問わないものの、両方のステータスアップを兼任できる点で差別化は容易である。

 しかし、戦闘補助以上の働きはできない割に強化対象が制限されているので、基本的には《収縮》《禁じられた聖槍》の方が使いやすいだろう。
 このカード腐る心配のない地属性軸の【通常モンスター】のように、強化対象となるモンスターを補助ではなく主力として運用するデッキで使用することになる。
 また、【磁石の戦士】でも、強化対象のリクルートが容易であり、ステータスが低めのマグネット・ウォリアー上級モンスタークラスに強化して場持ちを改善できるので、採用候補となる。

 通常モンスターしか強化できないので、大抵のコンバットトリックとは異なり、戦闘によって効果を発揮するモンスターとのコンボを狙えないという欠点を持つ。
 この点を割り切って運用する考え方もあるが、《ドラコニアの獣竜騎兵》《ランスフォリンクス》ペンデュラム効果など他のカードでフォローする方法もある。

関連カード

対応する中で攻撃力守備力の高い地属性通常モンスター

アタッカー

モンスター

収録パック等

FAQ

Q:ダメージステップのどのタイミングで発動できますか?
A:ダメージステップ開始時から、ダメージ計算前までです。
  ダメージ計算時発動する事はできません。(14/03/22)

Q:同一チェーン上で複数枚の《ジェム・マーチャント》を発動することはできますか?
A:はい、発動することができます。(10/05/12)

Q:戦闘開始時、攻撃対象となった自分フィールド地属性通常モンスター裏側表示で、そのダメージステップ表側表示になった場合、このカード発動できますか?
A:はい、発動できます。(10/05/12)


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