遊戯王カードWiki - 《ジェムナイト・アクアマリナ》のバックアップ(No.18)

《ジェムナイト・アクアマリナ》 †

融合・効果モンスター
星６/地属性/水族/攻1400/守2600
「ジェムナイト・サフィア」＋「ジェムナイト」と名のついたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみ
エクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
相手フィールド上に存在するカード１枚を選択して持ち主の手札に戻す。

　DUEL TERMINAL －ヴァイロン降臨！！－で登場した地属性・水族の融合モンスター。
　攻撃後に守備表示になる永続効果と、フィールドから墓地に送られた?時に、相手のカードをバウンスする誘発効果を持つ。

　　ジェムナイト特有の2重の縛りにより、エクストラデッキから出すには必然的に専用の構築を求められる。
　融合素材代用モンスターが使用できないが縛りは緩く、2体目以降は自身を融合素材にもできるため、【ジェムナイト】において積極的に狙うであろう一つ。
　縛りがある反面で蘇生制限を満たせば《ジェム・エンハンス》・《ジェムナイト・エメラル》の専用サポートを含め簡単に使いまわせ、その度に効果を活用できる。

　攻撃力は低いが、バトルフェイズ終了時に自動的に守備表示になるため、返しのターンで戦闘破壊される心配は少ない。
　だが、あくまで攻撃後に守備表示になるだけであって、このカードに直接攻撃効果などが備わっているわけではない。
　この攻撃力では、リクルーターなどを戦闘破壊するか、相手のフィールドががら空きの時くらいしか攻撃の機会はないだろう。
　攻撃を強要されるものではないため、基本的に守備表示に徹し、相手に隙がある時にのみ攻撃する形となる。
　たとえ相手に隙があっても、下手に低い方のステータスを晒すと返しで反撃されるため、そこで隙を晒さず守備表示にできるのはこの手のカードとしては利点になる。
　また、攻撃力の低さから後半の効果のために自爆特攻も狙いやすいが、下記のとおり墓地に送る手段は豊富なためそれをやる意義は薄い。

　もう１つの効果は、フィールドから墓地に送られた?時に相手のカードを１枚バウンスするというもの。
　バウンスと除外に弱いのはお約束だが、強制効果である点が重要。
　他のジェムナイト融合モンスターの融合素材にする、あるいは、《ジェムナイト・ルビーズ》の効果でリリースする事で、能動的に効果を発動することができる。
　《ジェムナイト・フュージョン》に自身をサルベージする効果があるお陰で上記のコンボは決めやすく、【ジェムナイト】の戦術の一つに組み込むことができる。
　また、シンクロ召喚のシンクロ素材に使用した場合にも、能動的に効果を発動することかできる。
　ジェムナイトは４と６にレベルが集中しているため、レベル１・２のチューナーとの相性がよい。

　上記のように豊富な形で効果を使用できるが、ただ融合召喚を繰り返すだけではすぐに3枚を使い切ってしまう。
　幸いにも蘇生に対応するため、《Ｅ・ＨＥＲＯアブソルートＺｅｒｏ》には1度の除去枚数こそ劣るが使い回しで同等以上にアドバンテージを稼ぎ続けることができる。
　中でも専用サポートの《ジェム・エンハンス》との相性はよく、コストと蘇生対象の両方にこのカードを選択し効果のチャンスを増やすことができる。
　また、守備力の高さから、《聖なるバリア－ミラーフォース－》に対するサクリファイス・エスケープでの蘇生候補等にも機能する。
　積極的に攻撃するにはパワー不足に見えるが、様々なコンボに組み込めるため【ジェムナイト】においては非常に重要なカードとなる。