遊戯王カードWiki - 《ジェムナイト・アメジス》のバックアップ(No.39)

《ジェムナイト・アメジス/Gem-Knight Amethyst》 †

融合・効果モンスター
星７/地属性/水族/攻1950/守2450
「ジェムナイト」モンスター＋水族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1)：このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
フィールドにセットされた魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。

　DUEL TERMINAL －エクシーズ始動！！－で登場した地属性・水族の融合モンスター。
　フィールドから墓地へ送られた場合に、セットされている魔法・罠カードを全てバウンスする誘発効果を持つ。

　ジェムナイトは種族が分散しており、水族は《ジェムナイト・サフィア》と《ジェムナイト・アイオーラ》が該当する。
　その反面、水族は【リチュア】や【水精鱗】といったデッキでない場合、《黄泉ガエル》・《スノーマンイーター》・《アイス・ハンド》等あまり普遍的に採用されるモンスターは少なく、【Ｅ・ＨＥＲＯ】のように《超融合》で融合召喚するのは難しい。
　《虚空海竜リヴァイエール》・《イビリチュア・メロウガイスト》といったエクストラデッキのモンスターを吸収できれば良いと言った感じか。
　《沼地の魔神王》も水族なので、融合素材代用モンスターを使えないジェムナイトの融合モンスターでも融合が可能となっている。

　性質も《ジェムナイト・サフィア》で融合可能な《ジェムナイト・アクアマリナ》と似通っている。
　こちらは複数枚をバウンスできるが、セットされた魔法・罠カード限定かつ自分も巻き込むため、一長一短となる。
　あちらと同じく強制効果ではあるが、それ故に自分がセットする際にも注意が必要になるため、やや扱いが難しい。
　相手ターンに墓地へ送られた場合、すぐに伏せ直されてしまうためほとんど意味が無い。

　基本的には《廃石融合》とのコンボを狙う事になるだろう。
　相手のエンドフェイズ時に発動すれば、《廃石融合》の効果で自壊することで、伏せカード専用《ハリケーン》となる。
　他、攻撃宣言反応型罠カードが弱点の《ジェムナイト・ルビーズ》のリリース要員としては最適である。

　融合素材と《ジェムナイト・フュージョン》の性質上、手札に何らかのジェムナイトが存在する状態で《ジェムナイト・アクアマリナ》を融合召喚すれば、即座に融合召喚しつつあちらの効果を使用可能。
　《ジェムナイト・サフィア》が存在する状態でこちらを融合召喚すればその逆も可能である。
　破壊すると強制効果による除去を巻き起こすモンスターの連鎖はなかなかに厄介な動きとなるだろう。

　水族系のデッキ等に《ブリリアント・フュージョン》を出張させる場合、このカードを融合召喚する事となる。
　その後、墓地へ送ったモンスターを活用する前にこのカードの効果を発動して伏せ除去を行っておけば、比較的安全に展開を行う事ができる。

攻撃力1500のラインを超えているため、《奈落の落とし穴》には注意が必要。
墓地へ送られないので、モンスター効果の発動ができなくなってしまう。

《コスモクイーン》以来２体目となる守備力2450のモンスターである。
攻撃力1950のモンスターは《ダンシング・ソルジャー》以来の３体目である。
また、攻撃力・守備力が《ジェムナイト・クリスタ》の攻守を入れ替えた数値と同じである。
ステータスがヴェルズにみられる数値と似ているが、特に関連性はない。

カード名の由来は２月の誕生石「アメジスト(Amethyst)」から。
石言葉は「誠実・心の平和・高貴」。

コナミのゲーム作品において―
DUEL TERMINALで融合召喚すると、《ジェムナイト・プリズムオーラ》と同じく上から盾と剣が降ってくる演出がある。
また、攻撃時には画面が暗転し、紫色の斬撃の線が入った後に明転し衝撃波が飛んでいくという、守備型のモンスターにかかわらずやたらに力が入った攻撃モーションになっている。
戦闘破壊時のモーションは、同じ弾で登場した《ジェムナイト・アイオーラ》の他に、水族の《リチュア・ヴァニティ》と近いものになっている。
素材にできるという点や種族間共闘というストーリーも含め、何か関係があるのだろうか。