遊戯王カードWiki - 《ジェムナイト・ラズリー》のバックアップ(No.35)

《ジェムナイト・ラズリー/Gem-Knight Lazuli》 †

効果モンスター
星１/地属性/岩石族/攻 600/守 100
(1)：このカードが効果で墓地へ送られた場合、
自分の墓地の通常モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

　手札・デッキ・フィールド上あらゆる場所からサルベージを狙うことができる。
　主に《ジェムナイト・フュージョン》など融合素材になることで、効果を発動させることになる。
　その他にも《激流葬》等とのコンボを組むことができる。
　しかし、暗黒界と同じく効果で墓地へ送られる必要があるため、《ジェムナイト・オブシディア》と違いコストで墓地に送っても発動できない。
　また、相手の除去にも対応するが、壁として用いると戦闘破壊される可能性も高く、基本的には手札からの融合や、コンボで使い切ることになる。

　《ジェムナイト・オブシディア》同様、使用するならばデッキにはフル投入が推奨される。
　反面、２種類ともにフル投入してしまうと、肝心の通常モンスターの枚数を圧迫してしまう可能性がある点に留意したい。
　このカードと《ジェムナイト・オブシディア》だけで《ジェムナイト・ジルコニア》が出せるため、併用する場合はこちらもフル投入ですら足りないくらいとなる。
　そうした点から、高い爆発力を秘める一方、エクストラデッキや通常モンスターの枚数配分が重要になる。
　片方だけ用いる場合は、コンボを狙う場合を除き、《ジェムナイト・オブシディア》の方が能動的に発動しやすいといえる。
　また、こちらはレベルを制限しないが、特殊召喚とサルベージという違いもあるため、その点での使い分けもあるだろう。

カード名の由来は鉱石の「ラピスラズリ(lapis lazuli)」。
ラピスラズリは深い青みが特徴の石であり、その名が「空色よりも少し濃い青」を表す「azure」の語源にもなっている。
青を象徴する石であることから古来から洋の東西を問わず珍重されており、仏教では七宝に数えられる。
和名は「瑠璃」である。
12月の誕生石で、石言葉は「成功・繁栄・健康」。