遊戯王カードWiki - 《ジゴバイト》のバックアップ(No.9)

《ジゴバイト》 †

効果モンスター
星４/水属性/爬虫類族/攻1500/守 200
(1)：「ジゴバイト」は自分フィールドに１体しか表側表示で存在できない。
(2)：自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(3)：このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「ジゴバイト」以外の攻撃力１５００／守備力２００のモンスター１体を特殊召喚する。

　THE SECRET OF EVOLUTIONで登場した水属性・爬虫類族の下級モンスター。
　同名カードは１体しか存在できない効果、魔法使い族が存在する場合に自身を手札から特殊召喚する効果、破壊された時にモンスターをリクルートする効果を持つ。

　魔法使い族が存在する場合に特殊召喚できる、《デーモン・イーター》や《稲荷火》と同系統の効果を持つ。
　このカードの場合、種族サポートは共有しにくいが《サルベージ》に対応する点で扱いやすい。
　《水霊使いエリア》ともどもサルベージ後に《憑依装着－エリア》に繋げられる。
　《バハムート・シャーク》に繋げられる点も見逃せなく、霊使いを主軸としてデッキを組む場合はレベル３・４の混合となるため、汎用的なランク３水属性エクシーズモンスターを採用できる。

　破壊された時に特定のステータスのモンスターをリクルートすることができる。
　自身は特殊召喚できないため、必然的に他のモンスターを投入する必要がある。
　《デーモン・イーター》・《稲荷火》は(2)の効果が共通しており併用しやすい。
　《デーモン・イーター》はこのカードを破壊して効果を発動させつつ蘇生でき、《稲荷火》は発動条件が共通しており相性もいい。
　基本的にはこの２体を特殊召喚する事になる。
　霊使いと相性がいい《幻惑の巻物》を使い回せる《ヴァイロン・オーム》もこのカードの効果に対応している。
　しかし、あちらの効果は特殊召喚に対応していないため、《稲荷火》・《デーモン・イーター》を採用しない場合での候補となるだろう。

イラストは電撃を纏っている以外は《ガガギゴ》とそっくりであり、名前にも共通点が存在する。
《憑依装着－エリア》や《憑依解放》に描かれているモンスターはこのカードなのか《ガガギゴ》なのかがイラストだけでは判断がつきにくい。
他の憑依装着のイラストに描かれている《デーモン・イーター》や《稲荷火》とは攻撃力・守備力が同じであるため、こちらであるとは思われるが断定はできない。
また、これらのモンスターも全て憑依装着に描かれているモンスターへの成長過程の可能性もある。

「ジゴ」とは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場した電力の単位「ジゴワット(jigowatt)」が元ネタと思われる。
脚本家が「ギガワット(gigawatt)」と書くべき箇所をミスして書いてしまい、そのまま製作されてしまった。
また、《ギゴバイト》が進化した「事後」の姿ともかけているのかも知れない。