遊戯王カードWiki - 《ジャンク・フォアード》のバックアップ(No.37)

《ジャンク・フォアード/Junk Forward》 †

効果モンスター
星３/地属性/戦士族/攻 900/守1500
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

　似たような効果を持つ下級モンスターには《Ｅ－ＨＥＲＯヘル・ブラット》や《ジェスター・コンフィ》、半上級モンスターである《サイバー・ドラゴン》等が存在する。
　それらと比較すると、下級戦士族であるこのカードは《増援》や《戦士の生還》等によって、手札へ簡単に呼び込むことが出来る他、相手フィールドに影響されず先攻１ターン目で特殊召喚できるという利点もある。
　それぞれレベル等のステータスを考慮して自分のデッキに合ったカード選択をすると良いだろう。

　なお、下級戦士族には同レベル・同属性の《マジック・ストライカー》が既に存在する。
　あちらはフィールドの状態に拠らず特殊召喚が可能であり、かつ他にもメリットとなる効果を複数併せ持ち、こちらに比べ汎用性が高い。
　しかしこちらは特殊召喚の際にコストも不要であり、先攻１ターン目での特殊召喚がより行いやすいという利点も存在する。
　またジャンクの名を冠しているため、《ジャンク・サーバント》の特殊召喚や《カタパルト・ウォリアー》での射出、《ジャンク・バーサーカー》や《ジャンク・ブレーダー》の戦闘補助が出来る。
　これらの利点を鑑みるに、《マジック・ストライカー》とは一長一短の関係にあるといって良いだろう。

「フォアード(Forward)」は「前方」「前衛」などといった意味の英単語だが、日本語では「フォワード」と表記される方が一般的である。
なお、《ジャンク・ディフェンダー》の存在から、由来はスポーツのポジションとしてのフォワードである可能性が高い。
フォワードは得点を取ることを主な役割としたポジションを指すことが多く、漫画版の効果（下記参照）はサッカー等における対キーパーをイメージしたものと思われる。

漫画の特殊召喚条件は「相手フィールドにのみモンスターがいる場合」であり、要は《サイバー・ドラゴン》と同じ召喚条件だった。
OCG化にあたり、相手のフィールドにモンスターがいなくても特殊召喚できる為、結果強化されている。

Ｑ：自身を特殊召喚する効果はチェーンブロックが作られますか？
Ａ：いいえ、作られません。(10/12/19)